現地時間・6月12日(土)に放送されたIMPACT WRESTLINGのPPV番組『Against All Odds』に小島聡が参戦。
全日本プロレス時代や、過去に因縁のあるジョー・ドーリングとシングルマッチに挑んだ。
この日も、エリック・ヤング、コーディ・ディーナー、ライノといった“バイオレント・アンド・デザイン”のメンバーと一緒に登場したドーリング。ぶ厚い毛皮とカウボーイハットのおなじみのコスチュームで自信満々にリングインをはたした。
代わって、小島が入場ステージに登場。ディーナーとの試合中に助太刀に入ったエディ・エドワーズがセコンドに付いた。
まず、ロックアップから始まったこの一戦。195センチと巨体のドーリングをヘッドロックにとり、3度ショルダーアタックをかました小島だが、ドーリングはひるまない。
だが、ドーリングの足を踏みつけた小島は4度目のショルダーアタックでドーリングを倒して見せると、大胸筋をピクピクさせてアピール。しかし、背後からすかさずドーリングがショルダータックルで逆襲。
続いて、ドーリングは重いエルボードロップ、そしてコーナーに追い詰めて、叩きつけるようなパンチ攻撃。チョーク、ナックル、ロープに振ってのエルボーアタック、さらにボストンクラブで痛めつける。
ドーリングは、小島の背中にパンチ、頭部にナックル、そして小島の左腕を殺しに出る。ドーリングは小島を対角線のコーナーに振って、パワースラムから再びエルボードロップ。再び対角線に振ると、コーナーめがけてショルダーアタック。
だが、再度、対角線に走り込むと小島がカット。すかさず、体位を入れ替えると、「うおおおお!」と咆哮しながら、得意のマシンガンチョップを披露。さらにコーナーのエルボーアタック、「いっちゃうぞバカヤロー!」から、トップロープからエルボードロップを爆発させる得意ムーブ。
これで波に乗った小島はエルボー連射からのローリングエルボー、だがロープに走り込んだところをカウンターのスパインバスターで反撃させてしまう。
両者ダウンの中、戦場は場外へ。ドーリングは、エプロンに小島の腰をヒットさせ、ナックルパンチ。だが、不用意にエプロン際に立ったドーリングの脚を狙って、場外から小島がラリアット! これで転倒したド―リング。これを見たライノが場外で小島に襲い掛かるも、小島はライノを鉄柱攻撃で返り討ち。
リングに戻った小島はドーリングにDDTから、ブレーンバスターを狙うも、これは切り返されてしまう。ドーリングはロープに走って、豪快なフライングボディアタック!
続いて、ドーリングはパワーボムを狙うが、これは小島が回避。続いて、蹴り足をとって、ドーリングを反転させると首筋に背後からラリアット! そしてコジコジカッターで勝機を掴む。
右腕のサポーターを外して、ロープに走った小島だが、ファイヤーマンズキャリーで抱え上げると、そのまま叩きつける。さらに小島の左腕を掴んでだドーリングは、レインメーカーのように、至近距離でラリアットを爆発!
これはなんとかカウント2で返した小島、しかしここから小島を持ち上げたドーリングはスピニングしながらのシットダウン式パワーボム! これで小島からカウント3を奪取したドーリングは、目を見開いての首かっきりポーズで勝利をアピール。
好勝負を展開しながらも、最後はドーリングにパワーの前に敗戦を喫してしまった小島。はたして、リベンジの機会は訪れるのか?