4.4両国国技館大会にて、UNITED EMPIREの“X”として、生まれ変わった姿を見せた、“アルティメット・ウェポン”アーロン・ヘナーレ。
来る4月26日(月)広島サンプラザホール大会では、SANADAとスペシャルシングルマッチで対戦するヘナーレに、今回の変身に至った“真相”を含めて直撃ロングインタビュー!!
※以下、インタビューの「序盤部分」をWEBで無料公開!
■『Road to レスリングどんたく 2021』
4月26日(月) 17:00開場 18:30試合開始
広島・広島サンプラザホール
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■ファンは俺のことなんか1ミリも気にしちゃいないんだ。2週間前のジェイ・ホワイト戦でも、俺のことなんかどうでも良さそうだった。
――さて、ヘナーレ選手。まずは、UNITED EMIPREに加入して以降についてお話しさせてください。
ヘナーレ ……。
――4.4両国大会のリングにXとして登場したヘナーレ選手の動きは、今までとはかなり違いました。自信に満ちていて、攻撃的で、ムエタイのファイトスタイルを中心とした闘い方もあって。
ヘナーレ 俺が学んだことは、このプロレス界でブレイクするには、何よりも“インパクトを与える瞬間”が必要だってことだ。そして4.4両国大会は、俺にとって、ようやく来たインパクトを与える瞬間だったんだ。
――あの試合が、ヘナーレ選手にとってターニングポイントになることをよくわかっていたと。
ヘナーレ そうだ。以前と同じような試合をするなら、ロープからショルダータックルをしたと思う。でも、ファンは俺のことなんか1ミリも気にしちゃいないんだ。2週間前のジェイ・ホワイト戦(3.10京都大会、『NEW JAPAN CUP』1回戦で敗戦)でも、ファンは俺のことなんかどうでも良さそうだった。
――ファンの反応がシャクに触りましたか。
ヘナーレ だから、俺は「ふざけんなよ? 俺は俺なりに俺のできることをやってやる!」と思ったんだ。だから、試合の最初にナイトー(内藤哲也)を落としてやった。タカギ(鷹木信悟)の顔には強烈なエルボーをお見舞いしてやった。試合後のバックステージで、タカギはアイスパックを持って歩き回っていたな。SANADAに対しては……おまえも試合結果を見ただろ? 以前は周りの人達が期待していたように闘わなかったから、若い頃やっていた闘い方に戻したんだ。
――UNITED EMPIREが危険なユニットである理由は、ファイトスタイルの幅広さにあると思います。ジェフ・コブ選手は、元アマチュアオリンピック選手。グレート-O-カーン選手は、空手を熟知しており、プロレスと柔道もできる総合格闘家。ウィル・オスプレイ選手は典型的なプロレスをやってきた背景を持っています。そして、ヘナーレ選手はムエタイを習得していますよね。
ヘナーレ オイ、おまえ。まず、俺に“ムエタイ男”というレッテルを貼るんじゃねえぞ? もちろんムエタイでも闘えるが、おまえが考えつくどんな格闘技のファイトスタイルでも俺は闘えるんだ(ギロリ)。
――すみません……。
ヘナーレ そして、オスプレイは素晴らしいプロレスラーだが、彼はストリートファイトだって出来る。オスプレイは、頭突きだけで1人の男を簡単にノックアウトできるんだ。いいか? 俺たちは、最高にタフなユニットだ。新日本でも世界でもどこにいるどんなレスラーやどんなヤツだって、俺たちを怯えさせることはできない。
――UNITED EMPIREに怖いものは何もないと。
ヘナーレ その通りだ。そして、俺たちはまだ始まったばかり。これはまったく新しいユニットなんだ。いま、俺たちはリングでこんなにも優勢だ。いったい5年後、10年後の俺たちはどうなっているか。想像してみろよ。
■「SANADAとシングルマッチがしたい」とずっと思っていた。それを実現させるためにも、4.4両国大会でアイツを倒さなければならなかった。
――4月26日広島大会で対戦するSANADA選手についてお話しましょう。4.4両国大会では、ヘナーレ選手が“新必殺技”Streets of RageでSANADA選手をフォールして、UNITED EMPIREに勝利をもたらしました。そして今度、4月26日の広島大会でSANADA選手と1対1で闘います。
ヘナーレ 4.4両国大会では、コブにツアー・オブ・ジ・アイランドでSANADAを倒させても良かった。でも、俺自身のために、どうしても勝利が必要だったんだ。
――『NEW JAPAN CUP 2021』決勝戦の日(3.21仙台大会)、ジュース・ロビンソン&デビッド・フィンレーとトリオを組んでロス・インゴベルナブレス・デ・ハポン(以下、L・I・J)と闘いましたが、ヘナーレ選手がSANADA選手に丸め込まれて敗戦しました。
ヘナーレ ああ、アレは本当に恥ずかしかったな。まったくダメージを受けていないのに、3カウントをアッサリと奪われた。しかも、SANADAのオコーナーブリッジでだ。そもそも、あの技は、ニュージーランド人のプロレス技でもあるんだ。知っているか?
――レジェンドのパット・オコーナー選手によって名付けられた技ですね。彼は、1950年代~60年代にかけてビッグスターとして活躍し、ニュージーランド人としては初めてのNWA世界ヘビー級王者でした。
ヘナーレ そうだ。そういう意味でも、ニュージーランド出身の俺が“あの技”で負けるなんて、ただただ侮辱的だった……。それもあって、ここ数週間、「SANADAとシングルマッチがしたい」とずっと思っていた。それを実現させるためにも、4.4両国大会でアイツを倒さなければならなかった。しかも、よりインパクトの強い方法で、みんながちゃんと覚えていられるようにな。
――SANADA選手をプロレスラーとしてどのように評価していますか?
ヘナーレ 正直に言えば、アイツは世界一のレスラーだと思う。アイツには、やることすべてにおいて才能がある。ストライカーとしても凄いし、関節技も得意だ。人々は、アイツの能力をまだ過小評価している。
――新日本で一番強いオールラウンドプレーヤーという印象もあります。
ヘナーレ コレがビデオゲームだったら、バランスの良い能力を兼ねそろえたSANADAみたいなヤツを選ぶだろうな。けど、アイツは出来ることすべてをまだ達成させていない。
――SANADA選手の対戦相手はよくSANADA選手からもっと熱を感じたいと言っていました。SANADA選手は何回かIWGPヘビー級王座に挑戦していますが、トップまであと一歩というイメージがあります。
ヘナーレ アイツは俺よりもずっとストイックな人間だ。だが、アイツの中に俺と近いモノが少しだけ見えるんだ。SANADAのプロレスラーとしてのレベルを認めないファンは多いが、アイツはいつかトップレスラーになると思う。けど、俺がトップレスラーになる前にアイツがトップレスラーになるのを黙って見ていられるか?
――もう、順番を並んで待つのはゴメンだと。
ヘナーレ そうだ。俺は1人のレスラーだけにこだわって、ソイツを倒すために多くの時間を費やしてきた。ある時はイシイ(石井智宏)、ある時はシンゴ(鷹木信悟)を倒すことで頭がいっぱいになっていた。けど、アイツらがどこまで進んだか見てみろよ。アイツらは常に前に進む。次へと進み続けるんだ。いま、俺はリベンジしたいレスラーの名前がびっしりと詰まったリストが頭の中にある。そして、そのリストの最初にあるのがSANADAの名前だ。いまは、俺が俺自身の物語を書いているんだ。
■俺がビッグマッチを闘うことになったら、オスプレイは喜んで俺のコーナーに立ってくれる。4.4両国で、俺たちが彼のセコンドに付いたようにな
――SANADA選手に勝つ最大のカギは何だと思いますか?
ヘナーレ ノックアウトだ。イシイ、タカギ、(バッドラック・)ファレ、ゴトー(後藤洋央紀)……俺は彼らとシングルマッチを闘ったけど、SANADAはアイツらの中でもアゴが一番弱い。それが、俺にとっては最高の勝機となる。
※この後は、なぜUNITED EMPIRE入りを決意したのか? その真相をついに激白!
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