激闘続出となった今年の『NEW JAPAN CUP 2021』! 惜しくも準優勝に終わったものの、シリーズを牽引する大車輪の活躍を見せた鷹木信悟選手。
“THE DRAGON”が、ケガに苦しんだオスプレイとの壮絶な決勝戦の舞台裏を告白! 同門EVILとの一戦、さらに棚橋弘至とのNEVER戦にも言及!!
撮影/タイコウクニヨシ
※以下、インタビューの「前半部分」をWEBで無料公開!
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■ああいうことをするヤツって、結構、雑なヤツが多いんだけど、EVILは反則攻撃も的確に来るから逆にキツイというか。
――さて、鷹木選手。『NEW JAPAN CUP』で準々決勝のKENTA戦を乗り越えて、準決勝はEVIL選手との試合でした。3.16後楽園で襲撃もされましたけど“元同門”ということもあり、「熱い試合がしたい」という気持ちがあったようですね。
鷹木 EVILがロス・インゴベルナブレス・デ・ハポン(以下、L・I・J)を出る時も、一緒にNEVER無差別級6人タッグのベルトを持っていた(第20代王者/EVIL&鷹木信悟&BUSHI組)んだけど、とくに2019年は彼の思うような結果が出なかったことで、モヤモヤしたりプレッシャーなんかもあったと思うんだ。
――L・I・Jを離脱する直前には、内藤(哲也)選手から、「L・I・Jのヘビー級の中で4番手になってしまってる」と言われたこともありましたし。
鷹木 あの当時、EVILとコミュニケーションを取る中で、「モヤモヤする部分があるなら、同門でもいいから俺とバチバチやろうよ」なんて世間話をしたこともあった。その彼がすべてを捨てて、今の道を選んだわけだけど、どっかで「EVILの中に熱い部分があるのかな」と期待していた部分があったのはたしかだね。
――GKこと金沢克彦さんもコラムで書いていらしたんですけど、同門時代、お二人はスタイル的な共通点も多く、言葉には出さないけど、鷹木選手に対してEVIL選手は相当なジェラシーを感じていたんじゃないかと。それは感じていましたか?
鷹木 俺がL・I・Jに入ることによって、一番刺激を受けているのはEVILだろうっていうようなことを、内藤もたまにコメントしてたけど、たしかにスタイルは一番似通っていたし、そういう意味で比べられてしまうからね。でも、今回EVILと初めてガッチリとシングルをやってみて思ったのは、「意外とキレイなプロレスをするな」という印象だった。いや、実際はめちゃくちゃ汚いことばかりしてるんだけど。
――反則するにしても、理にかなった形でやっているということですか。
鷹木 そうそう。だから、彼は賢いんだよ。汚い中にもたしかな技術のあるプロレスをする。ああいうことをするヤツって、結構、雑なヤツが多いんだけど、EVILは反則攻撃も的確に来るから逆にキツイというか。
――なるほど。
鷹木 だから、真っ向で来られていたら、動きは読みやすかったと思う。俺は耐えて耐えて、正攻法で返して行くからね。試合終盤、一瞬だけ真っ向勝負的な攻防になったけど、アレは彼が俺のペースに乗っかっちゃったのかもしれないね。
――ところで、この準決勝が行なわれた3月20日のゼビオアリーナ仙台大会では、試合の途中に震度5強の大きな地震がありましたね。
鷹木 あの地震があって、一瞬、試合への集中力が途切れたところはあったね。まず大会が再開できるかどうかっていう部分で、スタッフと話をしたり。地震の瞬間は控室にいたんだけど、仮にもう一度地震が起きた場合のことを考えて、会場を観に行ったんだよ。あの会場は、リングの真上の天井にデカいビジョンがあったから、自分が試合をしてたらそれが落っこちてくるのが怖いなと思って。まず、自分が助かることを考えちゃうよね(笑)。
――もちろん、大事なことですよね。ゼビオアリーナ仙台は、東北大震災のあとに作られた施設なので、防災や耐震が非常にシッカリしていたようで。
鷹木 最終的に「大会が再開するんであれば、もう腹を括って試合をしよう」と思って。ファンの心理的には、心配だし早く帰りたい人もいたかもしれないけど、俺の試合はメインイベントだし、「地震が起きたことを忘れさせるような試合をやってやろう!」という気持ちがあったね。
■俺は最近のオスプレイを見てて「コイツ、迷ってんのかな?」と思っていたんだよ。
あの試合で「オスプレイをコッチに引き戻そう」と思って。
――そういう状況下の試合でEVIL選手に勝利し、翌日はウィル・オスプレイ選手との決勝戦に進みました。オスプレイvs鷹木というカードは、ファンも特別な思い入れがある試合だと思いますが、ご本人的にはどんなお気持ちでした?
鷹木 俺は、この組み合わせは「凄く自然なことだな」と思ったよ。2019年の6月5日に両国での『BEST OF THE SUPER Jr.』決勝戦で当たった時に、「オスプレイってここまで凄いのか!」と感じたから。本当に自分の予想以上だったし、オスプレイはその時はまだ25〜26歳ぐらいだったから、「これからとんでもなく強くなるな」と思ったし。一方で、俺は今年39歳、アラフォーとなる中で、くやしい気持ちがあるよね。オスプレイは年齢的に30代に入ってもさらに伸びていくわけだし、俺の成長スピードは彼にはかなわない。でも、プロレスってそれだけじゃない“深み”もある。だから、オスプレイはある意味、俺自身のモノサシでもあるよね。ファイトスタイルは全然違うけど、どうしても、あの2019年の『SUPER Jr』決勝戦がクローズアップされることが多いから。
――何かあるとあの試合が持ち出されがちというか。そんな中、『NEW JAPAN CUP』決勝戦という形で、3度目の舞台が整いました。
鷹木 ただ、俺は最近のオスプレイを見てて「コイツ、迷ってんのかな?」と思っていたんだよ。CHAOSから出て新しいユニットを立ち上げても、マネージャーを就けたり、ヘンに悪ぶってみたり、やってることが「らしくないな」と感じてたから。俺としては『G1』公式戦や『SUPER Jr』決勝戦と同じように、オスプレイと真っ向からやり合いたいと思ってたし。いま、コロナ禍ということもあって、お客さんが声を出せない状況で、拍手や地団駄を踏むことしかできない。でも「だったら、地団駄を踏むような熱い試合を見せようじゃないか」という気持ちがあったから、あの試合で「オスプレイをコッチに引き戻そう」と思って……
※このあとは、「飯伏が見てる前でカッコ悪いことはできねえなと」「正確には“スーパー”ハツラツタイムだよ!」「(棚橋戦は)“意味のある負け”だった」など、注目発言連発!
※続きは有料サイトでご覧ください。
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