激闘続出となった今年の『NEW JAPAN CUP 2021』! 惜しくも準優勝に終わったものの、シリーズを牽引する大車輪の活躍を見せたのが鷹木信悟選手。
じつに5大会でメインイベントを務めた“THE DRAGON”が壮絶すぎた全公式戦を大総括! その闘いの舞台裏にも言及する直撃インタビュー!まずは前編をお届け!
撮影/タイコウクニヨシ
※以下、インタビューの「前半部分」をWEBで無料公開!
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■新日本の俺に対する激励なのかわからないけど、「ちょっとおかしいな?」と思うぐらい、当たる選手が強烈だった。
──さて、鷹木選手。すっかり暖かくなって、外では桜も満開です。選手日記の中で「新日本で一番、桜が似合う男」と自負されてましたけど。
鷹木 フフフ。桜はね、日本人の心というか、それこそ俺の大切にしてる“和”の精神の代表的なモノだから。外に出るのも楽しくなっちゃうし。
──鷹木選手もこの季節はウキウキしてしまいますか。
鷹木 ただ、俺も花粉症持ってるから、そのへんの兼ね合いはあるけど。やっぱり、桜を見るとテンションが上がる。
──桜の季節の到来と合わせるように、『NEW JAPAN CUP 2021』が終わりました。鷹木選手がシリーズ中に「『G1』よりキツイじゃねえか」と、何回もおっしゃっていたのが印象的でしたが。
鷹木 そうだね。肉体的にはしんどかったけど、精神的には凄く充実してた。
──1回戦から決勝戦まで5試合公式戦があったんですけど、鷹木選手はすべての試合がメインイベント。そのプレッシャーも大変だったのでは?
鷹木 ……いや、俺は結構メインが好きでね。
──あ、メインが好き。
鷹木 一番最後だから試合の準備もバタバタしないで済むし、自分の性に合ってるとは思う。でも、対戦するメンツはしんどかったな。
──正直、一番エグい山にエントリーされた気がします。鷹木選手の山だけ『NEW JAPAN CUP』『NEW JAPAN CUP USA』の歴代優勝者がズラリと並んでましたから。
鷹木 そうなんだよ! 新日本の俺に対する激励なのかわからないけど、「ちょっとおかしいな?」と思うぐらい、当たる選手が強烈だった。でも、2年連続1回戦負け(2020年はSHOに敗戦)は何がなんでも避けたいというのはあったし、1月30日の名古屋で棚橋(弘至)にNEVERのベルトを獲られていて、「試合内容が良かった」という評価はマスコミとかから聞こえてきてはいたけど、俺としては「後退した」と思っていたから。
──ある意味、今回はかなり危機感を持って挑んだというか。
鷹木 2月の広島や大阪城ホールのビッグマッチにも試合が組まれなくて、新日本プロレスワールドで観るだけっていう、ちょっと歯がゆい状態だったから。そのぶん、『NEW JAPAN CUP』に懸ける思いは強かったね。
■今年になってオカダはレインメーカーをちょこちょこ出してたけど、俺は使われることもなく負けていたから、そこに対する悔しい気持ちがあった。
──今回、“1回戦の相手”が、オカダ・カズチカ選手だと知った時はどうでした?
鷹木 大阪城ホールでオカダがEVILに勝って、ついに「IWGP戦線に行くぞ」と宣言して、「そのためにも『NEW JAPAN CUP』を優勝する」って言ってたから。俺も「オカダ、来たな!」と思ったし、「準決勝、決勝とおたがいに勝ち上がっていくのであれば、どっかのタイミングで当たりたいな」とは思ってた。でも、発表されたら、まさかの1回戦だったから、「そう来たか、新日本プロレス!」と思ったよ。
──飯伏幸太選手のIWGP世界ヘビー級王座の話題もありましたし、今回の『NEW JAPAN CUP』はオカダ選手へのファンの期待感が非常に高かったですよね。事前のファンの優勝予想でも、約1万票いただいた中で、4660票がオカダ選手の優勝を予想していました。
鷹木 へえ。ほぼ半分か。
──ちなみに鷹木選手は6位でした。そのオカダ選手に対して、鷹木選手は昨年の『G1』での公式戦ではマネークリップで負けていて、対戦が決まってから「レインメーカーを封印してねえじゃねえか」という挑発もされて。
鷹木 今年になってオカダはレインメーカーをちょこちょこ出してたけど、俺は使われることもなく負けていたから、そこに対する悔しい気持ちがあった。俺だって、「レインメーカーを食らったらただじゃ済まない」っていうことは百も承知してるけど、その上での挑発だから。前に何かのインタビューで言ったことがあるんだけど、プロレスってある意味では“博打”なんだよ。
──プロレスは博打、ですか。
鷹木 相手の得意技を食らったらマズいんだけど、それをうまくかわせればチャンスに変わる。逆に相手にとってはチャンスがピンチになるってこと。だから、本当に紙一重だと思う。オカダ戦に関してもそうだよ。
──その紙一重のところで出たのが、あの鷹木式レインメーカー……と呼んでいいかわからないですけど、掟破りの逆レインメーカーで。
鷹木 オカダがどこまで人のSNSを見てるかわからないけど、ファンの人は間違いなく混乱しただろうな? ちょうど解説のミラノ(コレクションA.T.)先輩が、試合当日「今日も鷹木式レインメーカーは出るのか?」と聞いてきたから、「俺は鷹木式レインメーカーは出さないぞ。封印したから」って伝えた。「ただ、レインメーカー式パンピングボンバーは出るかもな」と謎に匂わせておいたよ。
──それは混乱しますね(笑)。
鷹木 今の時代、解説陣もマスコミ、ファンも選手のSNSは細かくチェックするだろうから、そういう意味では出すのか? 出ないのか? と混乱させたのはあるよね。だから、オカダもなんとなく耳には入ってきてただろうし、「どうせ仕留めるならレインメーカーで仕留めてやる」って気持ちはあったかもしれないな。でも、俺は昨年の『G1』でマネークリップで落とされているし、まずそこをどう回避するかっていう戦いでもあった。
■お笑いのジャンルではモノマネが好きでね。もしかしたら、鷹木式が多いのは、そういう理由があるのかもしれない。
──なるほど。そして、あの劇的な勝利を奪うわけですけど。この試合は反響が凄かったんじゃないですか。
鷹木 反響は凄かったんだろうけど、俺はもうすぐに2回戦のことを冷静に考えていたね……。
※このあとは「吉本新喜劇にはプロレスのヒントがたくさんある」発言、後藤は「完全に“キング・オブ・天然”」、13年前のKENTA選手との因縁にも言及…!
※続きは有料サイトでご覧ください。
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