新日本プロレスのジュース・ロビンソン&デビッド・フィンレーがアメリカ『IMPACT WRESTLING』に現地時間・3月2日(火)(日本時間・3月3日)、二回目の参戦を果たした。
前回の『IMPACT』初参戦時、ジュース・ロビンソン&デビッド・フィンレーは同団体のタッグチーム「リノ・スカム」(アダム・ソーンストウ&ラスター・ザ・レジェンド)を一蹴。すると試合後、かつて新日本マットで活躍し、現在はTNA世界タッグ王座を保持するカール・アンダーソン&ドク・ギャローズの“ザ・グッド・ブラザーズ”が姿を現し、ジュース&フィンレー組と舌戦を展開。そんな因縁を持つ2チームが、なんと今大会では味方としてドッキングを果たすことに。
まずはグッド・ブラザーズがベルトを携えてリングイン。続いてジュース&フィンレー組が入場。少し距離感を感じさせつつも、4人が同じコーナーに揃った。対するチームはリノ・スカムと「XXXL」(エーシー・ロメロ&ラリーD)が組んだカルテット。なお、前大会でグッド・ブラザーズはXXXLに勝利を収め、こちらも遺恨が生じている。
先発で飛び出したフィンレーは、スピーディーなロープワークからラスターにドロップキックをヒット。続いてジュースにスイッチすると、相手チームはラリーが登場。すると、ジュースはアンダーソンに「オマエらの相手だろ」とばかりに、やや強引にタッチ。
アンダーソンはラリーに対しパンチを見舞ってから、ギャローズと共にダブルのバックエルボー。そして、今度はギャローズがジュースの胸を突き飛ばして交代する。
ジュースがラリーにマンハッタンドロップを決めると、すかさずフィンレーがリングに入り、二人は河津がけ&フロントキックの合体攻撃を披露。そして、コーナーに控えるグッド・ブラザーズに「どうだ!」とアピールし、ジュースはギャローズに逆水平チョップを叩き込んでスイッチ。
相手チームはエーシーが立ちはだかるも、ギャローズは地獄突きでひるませ、アンダーソンと共にトレイン攻撃。ここでグッド・ブラザースは大きく見栄を切ると、アンダーソンがフィンレーにタッチ代わりの逆水平チョップをお見舞い。両チームはさらに不穏な空気に。
そのスキをついて、エーシーはフィンレーに強烈なエルボー。そして自軍コーナーに運ぶと、チーム総がかりでフィンレーを蹂躙する。続いてアダムはバックドロップを仕掛けるも、フィンレーは後方回転して着地。逆にアダムをバックドロップで叩きつけ、ギャローズとスイッチ。
ギャローズは相手チームを地獄突き、キックで一掃。続いてアダムに串刺しエルボーからダイビングラリアットを炸裂。そして、アンダーソンと共にマジックキラーの体勢に捕らえる。この状態でグッド・ブラザーズとジュース&フィンレーは口論を開始。グッド・ブラザーズが技を解除すると、逃れたアダムはギャローズにキック。さらにアンダーソンを背後から横入り式エビ固めで丸め込む。
これをアンダーソンが返すと、ギャローズが地獄突きでアダムの動きを止め、今度こそ マジックキラーを炸裂。最後はアンダーソンがカバーし、3カウントを奪取した。
試合後、カメラに向けグッド・ブラザーズが勝ち誇ると、ジュース&フィンレーはそれを押しのけ、負けじと両腕を突き上げる。すると、グッド・ブラザーズはベルトを手にし、「オレたちのほうがすごい!」とばかりにアピール。ここから両チームは激しい舌戦に。直接対決まで待ったなしの状態に。
さらにこの試合後、現地時間・3月13日(土)IMPACT WRESTLING『SACRIFICE』で、インパクト世界タッグ王座 を賭けて、(王者組)グッド・ブラザーズvsジュース&フィンレー(挑戦者組)のタイトルマッチが決定した。
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