12月11日(金)18時~東京・日本武道館大会の全対戦カードが決定した。
史上初となる『WORLD TAG LEAGUE 2020』『BEST OF THE SUPER Jr.27』という二つの優勝決定戦が同日に行われる今大会。
最終試合となる第6試合の“ダブルメインイベントⅡ”が、『SUPER Jr.』優勝決定戦、高橋ヒロムvsエル・デスペラード。
第5試合が“ダブルメインイベントⅠ”として、『WORLD TAG』優勝決定戦、ジュース・ロビンソン&デビッド・フィンレーvsタマ・トンガ&タンガ・ロアと決定した。
■『WORLD TAG LEAGUE 2020 & BEST OF THE SUPER Jr.27』
12月11日(金)16:00開場 18:00試合開始
東京・日本武道館 <優勝決定戦>
☆チケット情報
☆対戦カード情報
※「ロイヤルシート」「1Fスタンド」は完売となりました。
■ダブルメインイベントⅡは、『SUPER Jr.』優勝決定戦、ヒロムvsデスペラード!
日本武道館大会の最終試合は、ダブルメインイベントⅡとして『SUPER Jr.』優勝決定戦、ヒロムvsデスペラードに決定。過去、何度も名勝負を生んできた “宿命のライバル”同士の一戦が、優勝決定戦の大舞台で実現する。
リーグ戦を「7勝2敗=14点」で1位通過したデスペラードは、『SUPER Jr.』優勝決定戦の舞台に初登場。開幕戦で田口隆祐に敗戦、11.23群馬でマスターワトに敗戦したが、11.18後楽園ではヒロム、12.2大阪ではIWGPジュニア王者・石森太二も下し、12.6福岡ではBUSHIからギブアップ勝利を奪っている。
同じく「7勝2敗=14点」で2位通過となったヒロムは、2年ぶりとなる優勝決定戦進出。開幕戦で石森に勝利、11.18後楽園でデスペラードに敗戦。12.2大阪でSHOに敗戦を喫したものの、12.6福岡ではワトに快勝して、リーグ戦を終了。
前述のとおり、11.18後楽園の公式戦では、デスペラードが強烈なヌメロ・ドスでヒロムを完全に捕獲し、ギブアップ勝利を奪っている。ヒロムとしては自身で敗北を認めるという、これ以上ない屈辱的な敗戦だっただけに、リベンジを狙ってくることは確実。
実際、12.6福岡で、優勝決定戦での激突が決定した直後、デスペラードがヒロムを呼び込んだが、ヒロムは「こんなに早く、オマエにリベンジできるなんて、オレはうれしいよ! しかも! 日本武道館だぜ!?」と語り、さらに「なあ、エル・デスペラード、世界中にオレとオマエの“歴史”を見せてやろうぜ!」とマイクしている。
たがいの実力を認め合う好敵手でありながら、これまでの関係性から複雑な愛憎が入り混じる両者。誰もが認める新日本ジュニアの“顔”であり、“主役”として、今シリーズも各地でメインイベントを務めてきたヒロムと、陽性のヒロムに対する“影”として、表裏一体のダークな立ち位置で“悪”の存在感を高めてきたデスペラード。
その両者が、ついに『SUPER Jr.』優勝決定戦という大舞台、日本武道館のリングで雌雄を決することに。これまでも、そしてこれからも続くであろうライバルストーリーの大きな帰結点、到達点として、絶対に見逃せない試合となりそうだ。
ヒロムが優勝すれば、2年ぶり2度目の優勝。デスペラードは初優勝となる今回。最後にリングに立って、優勝トロフィーを手にするのは?
■ダブルメインイベントⅠは、『WORLD TAG』優勝決定戦、フィンジュースvsG.o.D!!
この日の第5試合、ダブルメインイベントⅠは、『WORLD TAG』優勝決定戦、ジュース・ロビンソン&デビッド・フィンレーvsタマ・トンガ&タンガ・ロアに決定。
『WORLD TAG』2連覇を目論むフィンジュースと、悲願の初優勝を目指すG.o.D、両チームが総力を挙げて激突する。
フィンジュースは、「6勝3敗=12点」でリーグ戦1位通過。開幕戦の11.15愛知で今回の対戦相手であるG.o.Dを撃破し、11.28藤沢で鷹木&SANADA組、11.30後楽園でIWGPタッグ王者のタイチ&ザック組を下し、最終公式戦の12.6福岡では後藤&YOSHI-HASHI組から快勝。
G.o.Dは、同じく「6勝3敗=12点」でリーグ戦2位通過。開幕戦でフィンジュースに敗戦を喫するも、11.22長野でタイチ&ザック組に勝利、11.30後楽園で鷹木&SANADA組を下し、公式戦最終戦の12.6福岡ではわずか3分55秒で、シャープシューターで棚橋からギブアップ勝利と猛威を奮ってきた。
この両チームは、今年の1.4東京ドームのIWGPタッグ選手権でも激突。当時、7度の連続防衛をはたしていたIWGPタッグ王者・タマ&タンガ組を、『WORLD TAG』覇者のフィンジュースが撃破して、感動の初戴冠をはたしている。
しかし、ダイレクトリマッチとなった、その後の2.2アメリカ・アトランタ大会でのフィンジュースの初防衛戦では、G.o.Dが早くもタッグ王座奪還。約1カ月の短命王者となってしまった。
前述したように、11.15愛知大会の公式戦で激突した両チームは、目まぐるしい一進一退の攻防を展開。白熱の好勝負の末に、フィンジュースが強烈なドゥームズデイ・デバイスでタマからフォール勝利を奪っている。
12.6福岡のメイン終了後には、勝利を喜ぶフィンジュースを、G.o.Dがその名の通り、ゲリラ的に急襲して大デモンストレーションを展開。日本武道館決戦に向けて、宣戦布告をはたした。
どちらも“新日本育ち”と言っていい強豪2チームが、2020年新日本マットの“タッグの頂点”を競い合うこの試合。
はたして、最後に勝利を挙げるのは、急速に実力をつけて堂々の『WORLD TAG』2連覇を狙うフィンジュースか? それとも最強タッグの名を欲しいままにするも『WORLD TAG』はまだ優勝経験のないG.o.Dが、悲願の初優勝をはたすのか?
■第4試合は、1.4東京ドーム前哨戦! 飯伏&ワトvs内藤&BUSHIが激突!
第4試合は、1.4東京ドーム大会のメインイベントで行われるIWGPヘビー級・IWGPインターコンチネンタルダブル選手権、(王者)内藤哲也vs(挑戦者)飯伏幸太の前哨タッグ戦が実現。
飯伏の地元である、12.5鹿児島大会では、東京ドームの二冠王座戦が決定して以降、初遭遇となった両雄が激しくヒートアップ。
11.7大阪で、ジェイ・ホワイトに二冠王座挑戦権利証を強奪された飯伏は、この敗戦を引きずっていたものの、試合後は、「ジェイ・ホワイトというのは、いま、僕の中にはない。内藤哲也だけですよ。そこクリアしないと、どうせ次もないから」と気持ちを切り替えたことを言明。
今回の日本武道館では、それぞれ『SUPER Jr.』で活躍したマスターワト、BUSHIをパートナーに前哨マッチ第2ラウンドが開戦。
凱旋以降、飯伏へのシンパシーを表明してきたワトが、純粋タッグ結成でどんな闘いを見せるのかにも注目だ。
■第3試合は、鷹木&SANADAがEVIL&裕二郎とタッグ戦!
第3試合は、『WORLD TAG』に出場した2チーム、鷹木&SANADAとEVIL&裕二郎とタッグ戦で激突する。
この両チームは開幕戦となった11.15愛知の公式戦で対戦。この時はEVILがSANADAの背後からローブローを放ち、最後は必殺のEVILでSANADAから3カウントを奪取している。
かつて『WORLD TAG』2連覇を達成した名タッグチームだったSANADAとEVIL。今年の『G1 CLIMAX 30』では最終公式戦で激突、SANADAがオコーナーブリッジで勝利を収めているが、日本武道館の舞台で両者の遺恨が再燃するのか?
『WORLD TAG』では公式戦最終戦でジェフ・コブから屈辱のフォールを奪われてしまったNEVER無差別級王者・鷹木、EVILのパートナー、裕二郎の動向にも要注目だ。
■第2試合は、オスプレイ&オーカーン&コブの“THE EMPIRE”が揃い踏み! オカダ&棚橋&ヘナーレと激突!
第2試合は、ウィル・オスプレイ&グレート-O-カーン&ジェフ・コブのユニット、“THE EMPIRE”が注目の揃い踏み! 『WORLD TAG』開幕戦で電撃加入をはたしたコブが、ついにオスプレイとも共闘をはたす。
対するは、オカダ・カズチカ&棚橋弘至&トーア・ヘナーレのCHAOS&本隊混成軍、オカダと棚橋のひさびさのタッグ結成は必見だ。
1.4東京ドームのスペシャルシングルマッチが決定して以降、初遭遇となるオカダとオスプレイ。11.7大阪でオーカーンを下した直後のオカダに、オスプレイがリング上で対戦表明。もはや兄弟ケンカの域を完全に超えた、因縁の二人による前哨マッチが主軸となって試合が展開されそうだ。
一方、棚橋&ヘナーレとオーカーン&コブは『WORLD TAG』開幕の11.5愛知で激突。この時、試合後にオーカーンがパイプ椅子で棚橋のヒザをフルスイングという暴挙に出る。
このヒザ攻撃が公式戦に響いたか、棚橋&ヘナーレは勝ち星が伸びず、最終公式戦となった12.6福岡大会では、タマのシャープシューターに棚橋がわずか3分55秒でギブアップ負け。
自身のヒザだけでなく、リーグ戦をも破壊された格好の棚橋にとって、オーカーンへの復讐をはたす絶好の機会となるか。今リーグ戦で急成長ぶりを見せたヘナーレの闘いぶりも注目だ。
■第1試合は、矢野&SHO&ロビーが、ファレ&チェーズ&石森と激突!
第1試合は、“CHAOS”矢野通&SHO&ロビー・イーグルスが、“BULLET CLUB”バッドラック・ファレ&チェーズ・オーエンズ&石森太二と6人タッグ戦で激突!
『SUPER Jr.』では、各地の公式戦で好ファイトを見せたSHO、ロビー、そして「14点」を獲得するも、直接対決の結果で優勝決定戦進出を逃した石森が登場。とくにSHOと石森は、12.6福岡で最終公式戦で対戦したばかり、『SUPER Jr.』の“熱”が日本武道館でも燃え上がるか?
また、『WORLD TAG』開幕戦の11.15愛知で、矢野は石井とのタッグで、ファレ&チェーズと対戦。試合は、ファレとチェーズの誤爆から矢野が短時間で勝利を収めたが、試合後にファレが矢野相手に大暴れ。ボディスラムからチョーク攻撃で矢野をボコボコに。コチラの因縁が再燃する可能性も十分。刺激的なオープニングマッチが展開されそうだ。
■『WORLD TAG LEAGUE 2020 & BEST OF THE SUPER Jr.27』
12月11日(金)16:00開場 18:00試合開始
東京・日本武道館 <優勝決定戦>
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※「ロイヤルシート」「1Fスタンド」は完売となりました。
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