各地で激戦が展開中の『BEST OF THE SUPER Jr.27』にエントリー中。いよいよ中盤戦を迎えるSHO選手にインタビュー!
後編は、12.2大阪の高橋ヒロム戦、12.5鹿児島の上村優也戦、12.6福岡の石森太二戦、さらに優勝決定戦の日本武道館、コロナ禍で行う『SUPER Jr』に賭ける気持ちを直撃!
※撮影/タイコウクニヨシ
※このインタビューは、『SUPER Jr.』開幕前に収録。
■『WORLD TAG LEAGUE 2020 & BEST OF THE SUPER Jr.27』
12月2日(水) 大阪・大阪市中央体育館 (丸善インテックアリーナ大阪)
☆チケット情報/☆対戦カード情報
★「ロイヤルシート」は完売となりました。
※『SUPER Jr.』公式リーグ戦・他を開催。
※『WORLD TAG』参加選手の出場はございません。
※以下、インタビューの「序盤部分」をWEBで無料公開!
■いまの高橋ヒロムを越えたら相当デカいですよ。自分は彼と同い年ですし、前にも言いましたけど、何があっても意識し続けている選手なんで。
──さて、SHO選手。『BEST OF THE SUPER Jr.27』についてお聞きしていますが、終盤戦となる第7戦目が、12月2日(水)大阪市中央体育館大会での高橋ヒロム戦になります。
SHO コレ、いつものサブアリーナだと思っていたら、今回はメインアリーナなんですね。写真を見たら結構大きいし、この会場を俺と高橋ヒロムで埋めないといけないわけですよね。
──ええ。ヒロム選手に自粛期間中にインタビューしているんですが、その時はSHO選手に対して厳しいことを言っていたんですね。
SHO ハイ。そうでしたね。
──「なぜ先輩と組んだ時にもっと自分を出さないんだ?」とか「『SUPER Jr.』と『SUPER Jr. TAG』以外では本気になってない」とか。
SHO じゃあ、今回は「いつも本気だ」っていうことをわからせてやりたいですね。
──大会再開以降のSHO選手はヘビーとの試合も含めて、シングル戦線の活躍が中心になってますし、この半年間でかなり変貌されたというか。
SHO そうですね。コロナで自粛する前の自分と、大会再開後の自分ではあきらかに違うと思います。なので、高橋ヒロムがインタビューを受けた時の自分と、今の自分は全然違います(キッパリ)。
――なるほど。
SHO それを大阪のリングでシッカリわからせてやりたいです。でも、いまの高橋ヒロムを越えたら相当デカいですよ。自分は彼と同い年ですし、前にも言いましたけど、何があっても意識し続けている選手なんで。
――ヒロム選手はIWGPジュニア王座を神宮球場大会で落としてしまいましたけど、興行再開後はやはり階級を超えた戦いに挑み、『NEW JAPAN CUP』ではCHAOSの矢野通選手、石井智宏選手に勝つという実績を残しています。
SHO そうだ! 石井さんにも勝ってるんですよね……。いやー、あの瞬間は「マジかよ……」っていう気分になりましたよ。でも、その石井さんに勝った高橋ヒロムに自分が勝てば「さらにおいしい」ということですから。
──その後、EVIL選手の二冠王座に挑戦したりとそこまでは絶好調でしたが、IWGPジュニアを落としてからは、いまいち結果が伴ってない部分がありますね。
SHO ええ。結局、IWGPジュニアタッグも獲れませんでしたからね。だからこそ、「『SUPER Jr.』で巻き返してやろう!」と思ってんじゃないですか? あと、この『SUPER Jr.』が一度中止になって、今年やるかどうかわからなくなったけど、ようやくやることが決まって、彼は相当うれしかったんじゃないですかね。自分も楽しみにしていましたけど、このメンバーの中で、誰よりも『SUPER Jr.』を楽しみにしていた気持ちが伝わってきましたね。
──モチベーションがメチャクチャ高いですよね。ちなみにヒロム選手とのシングルは直近では……。
SHO 2018年に群馬でやってます。『SUPER Jr.』での公式戦でした(6.2ニューサンピア高崎、ヒロム選手のDでギブアップ負け)。
──2年前の『SUPER Jr.』公式戦ですね。
SHO そうです。あれから2年以上経ちましたけど、やっぱり彼は強いですよ? 負傷した首だっていまや何も心配いらないし、「本当に1年以上欠場してたのかよ」って思えるようなコンディションです。試合内容だって凄いし、なんなら「超回復してんじゃないの?」っていうぐらい強くなってます。
──ベルトは持っていないですけど、やっぱり現在の新日ジュニアの象徴的存在というか、引っ張っている存在というか。
SHO 正直言って、人気は自分の“5倍”ぐらいあると思います。だから、その彼に勝つことによって、何割かを自分のほうに持ってこれればと思っていますね(笑)。
──5倍ですか。たしかに、この公式戦はのちのちのことを考えても相当大きいですよね。
SHO ハイ。でも、素直に「楽しもうぜ!」って感じですね。彼は、プロレスを純粋に楽しめる人だと思いますし、自分もこの試合を楽しみにしています。
──ここで勝つと、リーグ戦の終盤戦に向けて一気に勢いがつきそうです。
SHO そういう意味でも勝負ですよね。リーグ戦の分岐点というか、「優勝決定戦に進めるか、進めないか」の試合になるかもしれないです。逆にこの試合を落とすと痛いですね。ここで勝つと「俺は高橋ヒロムに勝ってるし」という自信もついて、最後まで突っ走れそうだし、“いい流れ”ができるかもしれない。
──逆にいえば、この大阪大会を迎えるまでに、コンディションをどう整えていくかも鍵になりそうですね。
SHO これは7戦目ですよね? そこまでベストコンディションを保てるかどうかで、試合の行方も決まってきますから。他の対戦相手にどれだけ自分がダメージを残さずに戦えるのか? とにかく、高橋ヒロムとの試合はベストコンディションで臨みたいので、そこまでの試合は余裕勝ちするしかない。満身創痍で挑んで敗れたら、これほどくやしいことはないですよ。まあ、そこも実力だからなんとも言えないですけど、とにかく「楽しもうぜ!」っていう感じで臨もうと思います。
■じつは鹿児島のサンアリーナせんだいは、先日亡くなった自分の兄貴が最後に試合を見に来てくれた会場なんですよ。
──そして、12月5日(土)鹿児島・サンアリーナせんだい大会での第8戦、本来なら金丸義信選手だったんですが、ケガで欠場することになり、代わって上村優也手が急遽出場することになりました。
SHO まさかの……ですね。でも、本当に金丸義信との試合は凄く楽しみにしていたんですよ。去年速攻で負けちゃったんで。場外で辻をぶつけられてしまって(2019年5.22後楽園大会)。
──4分01秒、リングアウト負けでした。
SHO そうです。試合をしたのか・してないのかってぐらいの早さで、金丸義信を味わうことなく負けちゃったんですけど、その反面「うまいな」とも思いました。あれでも勝ちは勝ちだし、同じ2点ですからね。
──自分のダメージは最小限に抑えているので、リーグ戦の戦い方としては正しいかもしれないですし。
SHO 『G1』公式戦の矢野(通)さんみたいに体力を使わずに勝つっていうのはさすがだなとは思いましたけど、「今年はそうはさせないぞ!」と思っていたので。
──それが一転して、非常によくご存じの上村選手との対戦になりました。
SHO まさか、ですよね。『SUPER Jr.』って、毎年何が起きるかわからないけど、これは自分にとっては運命としか言いようがないです……。
※無料公開はここまで! 続きは有料サイトでご覧ください。
★加入するなら今! 新日本プロレス・スマートフォンサイトの詳細はコチラ!!
★月額=330円(税込)