ついにキタ! この冬、ファン待望の『BEST OF THE SUPER Jr. 27』が大復活! 史上初の『WORLD TAG LEAGUE 2020』同時開催となる“ジュニアの祭典”に関して、高橋ヒロム選手に一足早くインタビュー!まずは前編!
自撮り写真提供/高橋ヒロム選手
※以下、インタビューの「序盤部分」をWEBで無料公開!
■同時開催をどうのこうの言うつもりはないですね。もう、コッチはコッチですから。とは言え、意識しないわけはないですけども。
――さて、ヒロム選手。10月7日広島大会で、『BEST OF THE SUPER Jr.』の開催が発表されましたが、ヒロム選手はいち早くツイッターで反応してましたね。
ヒロム フフフ。そうですね。あの日は、普通に新日本プロレスワールドで『G1』を観てたんですよ。そうしたら休憩時間に、まず『WORLD TAG LEAGUE』の発表があって……。
――ありましたね。
ヒロム タッグリーグは毎年この時期なんで、「まあ、やるよな」っていう感じだったんですけど、まさか『SUPER Jr.』の発表があるとは思ってなかったんで。もう慌てて、ツイートしましたよ!
――ヒロム選手は以前から『SUPER Jr.』開催を訴えてましたけど、ぶっちゃけ今年中に行なわれると思ってましたか?
ヒロム 俺は信じてました! ずっと「中止じゃなく、延期だろ?」と思ってたんで。やっぱり、新日本プロレスといえば、『SUPER Jr.』と『G1』が二つの大きな武器だと思うし、その武器を自ら捨てはしないだろう、と。だから、「絶対に年内にやるだろうな」と思ってました。
――ファンのリアクションも大歓迎という感じだったんですが、『SUPER Jr.』が『WORLD TAG LEAGUE』との同時開催という部分で「ん?」という違和感みたいな感情はなかったですか?
ヒロム うーん……。でも、そこをどうのこうの言うつもりはないですね。もう、コッチはコッチですから。とは言え、意識しないわけはないですけども。
――やはり頭にはある、と。
ヒロム 俺としては、まず大前提として『SUPER Jr.』の開催を信じていたと言えども、どうなるか不安だったので、無事にやることが発表されただけでハッピーです。だから、同時開催がどうだとか、そんなのはどうでもいいです。「逆におもしろいんじゃないか」って。というか、比べてもらって全然構わないですし。
――逆に『WORLD TAG LEAGUE』に出場する選手たちも、『SUPER Jr.』を意識する部分はあるでしょうし。
ヒロム そういう気持ちでいてくれたらいいですけどね。そのへんドシッと構えてたら、痛い目に遭うよとは言っておきたいです。
――余裕を見せてたら、『SUPER Jr.』のほうが話題を集めちゃうよと。
ヒロム ええ。逆にジュニアの人間は、『WORLD TAG LEAGUE』を意識しない人間はいないと思うので。この“同時開催”というのは違った意味でも燃えてくるというか。
■『SUPER Jr.』が終わってから『G1』が毎年の定番だったのが今年は、逆の順番になる。これも、もしかしたらチャンスと捉えていいのかも知れない。
ヒロム ……あと、何よりも『G1』の“あと”に『SUPER Jr.』開催っていうのが初じゃないですか?
――たしかに例年、『SUPER Jr.』は『G1』よりも必ず前の時期、5~6月にかけて開催されていますね。
ヒロム 『SUPER Jr.』が終わってから『G1』、というのが毎年の定番だったのが今年は、逆の順番になる。これも、もしかしたらチャンスと捉えていいのかも知れない。まあ、『G1』に出てる人間は『SUPER Jr.』のことはまったく意識してないと思いますけど。でも、俺はジュニアである以上、『G1』はメチャクチャ意識してますよ?
――ヒロム選手は以前、『G1』と『SUPER Jr.』の同時開催をアピールしてましたよね。もしかしたら、今回の同時開催もそこがヒントになったのか……。
ヒロム ハハハハ。いや、それはまったく関係ないと思いますよ。
――あ、そこは関係ない。
ヒロム 会社は、俺の発言を見てすらいないんじゃないですか? でも、コッチの感情を刺激してくるようなことをしてくれたので、逆に燃えてきますけどね。べつにコレはジュニアが下だとか、ヘビーが上だとか言ってるんじゃなく、新日本プロレスにおいて、ジュニアとヘビーという階級が別れている以上、比べられないといけないですし、比べられるべきだと思ってるんで。
――比較されるのが自然というか。
ヒロム ええ。なので、今年の『G1』より、盛り上がりも、試合内容も、すべてを『SUPER Jr.』が超えた上で、「その中でも高橋ヒロムが一番すごかった」って思われるような優勝の仕方をしたいですね。フフフ!
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