現地時間・7月31日、新日本プロレスマットで初代タイガーマスクの好敵手として活躍した初代ブラック・タイガーであり、イギリス出身の元プロレスラー、マーク・ロコさんがに逝去されたことが現地メディアで報じられた。享年69歳。
1970年にイギリスマットで、プロレスデビューをはたしたロコさんは、1979年に国際プロレスに初来日。
80年代には、イギリスで武者修行中だった佐山聡と現地で抗争を展開。そのあと、1982年4月に新日本マットに初代タイガーマスクがデビューすると、マスクマンのブラック・タイガーに変身して新日本プロレスに初参戦した。
82年5月には、グラン浜田を破り、初代タイガーマスクの負傷で空位となっていた同WWFジュニアヘビー級王座を獲得。また、初代タイガーマスクの引退後はザ・コブラのライバルとしても活躍した。
87年には、素顔のマーク・ロコとして新日本プロレスに参戦。その後、再びブラックタイガーとして獣神サンダー・ライガーと対戦するなど、ジュニア戦線で数々の名勝負をくり広げた。ロコさんは1991年に引退していた。
謹んで、マーク・ロコさんのご冥福をお祈りいたします。
新日本プロレスリング株式会社
写真提供/週刊プロレス