7月1日(水)に開催される『NJPW WORLD Special NEW JAPAN CUP 2020』2回戦のカードが決定。
なお、試合順、スペシャルマッチは当日発表となる。
■タッグの因縁が再燃! 飯伏幸太とタイチがシングル対決!
2回戦注目必至となりそうなのが飯伏幸太vsタイチの一戦。今年の2.21後楽園大会で、タマ・トンガ&タンガ・ロア組から、IWGPタッグ王座を奪取した棚橋弘至&飯伏幸太組。その勝利の余韻の残る中、背後から急襲したのがタイチ&ザック・セイバーJr.の二人。
『NEW JAPAN CUP 2020』1回戦では飯伏がザック、棚橋がタイチという因縁の一戦が組まれた。飯伏は関節地獄に苦しみながらもザックを撃破したが、棚橋はセコンド・DOUKIと悪のコンビネーションと強烈なバックドロップや“必殺”ブラックメフィストで棚橋に激勝。
試合後のタイチは「飯伏、オマエだな。珍しい顔合わせだけどな、勝負は見えてる。タッグも見えた。いいか、もう棚橋や飯伏は相手じゃない。俺は“その先”を見てるから」と余裕の構え。
飯伏は「このベルトを持ってるからには負けられない」とタッグ王者としての意地を表明。タイチがヘビー級に転向してからは、初のシングルとなる両雄。はたして準々決勝に勝ち進むのは?
■“無差別級”注目マッチ! SHOとSANADAがシングル初対決!
優勝候補の一角・SANADAと、大金星を挙げて勢いに乗るSHOの“無差別級”シングル戦が実現!
1回戦では、田口隆祐からトリッキーなインサイドワークで勝利を挙げたSANADA。昨年の『SUPER Jr.』公式戦で苦杯を飲んだ怨敵・鷹木信悟から、死闘の末に1年越しの劇的リベンジをはたしたSHO。
ノーコメント上等のSANADAだが、スマホサイトの選手日記ではSHO戦に関して、「ワクワクしている」「TKG(鷹木)vsSHO戦は観て、SHO選手のイメージが変わったのと、SANADAvsSHO戦は全く違う雰囲気になるのかなと思いました」と意欲的なコメント。
鷹木を下したSHOも「まだ1回戦、喜んでいるヒマはないんだ!」「ようやく、これでようやく、スタート地点に立てた。まだまだゴールは、まだまだ遠いぞ」とさらなる上昇志向ぶりを隠さない。
タイプ的には、“柔のSANADA”と“剛のSHO”といったイメージで、ファイトスタイルは真逆のベクトルの両者。階級もバックボーンも違う両雄が、いったいどんな化学反応を生み出すのか? 予測不能の好カードとなりそうだ。
■今回も好勝負必至! 後藤洋央紀vsEVILが実現!
1回戦で後藤洋央紀は、再浮上を狙う高橋裕二郎の野望をGTWからのGTRという黄金リレーで撃破。一方のEVILは、因縁の小島聡とド迫力のラリアット無双対決を制して2回戦へ進出。
『NEW JAPAN CUP』最多優勝を誇る後藤と、シングル戦線での巻き返しのために是が非でも初優勝を掴みたいEVIL。この二人は、EVILの凱旋帰国マッチ(2015年11.7大阪府立)で激突した後も、数々の激闘を展開してきた間柄。
2018年2.10大阪のNEVER無差別級王座戦では、後藤が「EVIL除霊マッチ」を掲げ、フィニッシュでは大きな数珠を首に下げつつ劇的勝利を挙げたものの、そのあともEVILの様子に変化はなく、後藤はスマホサイトの日記の中で「除霊は失敗に終わっていた」と認めている。
パワフルな真っ向勝負を好む姿勢も共通している両雄。今回も小細工なし、バチバチの好勝負が期待できそうだ。はたして、準々決勝に進むのは?
■意外な顔合わせが実現! “覚醒”YOSHI-HASHIか? “新必殺技”のBUSHIか?
YOSHI-HASHIは1回戦で、“猛牛”天山広吉と火の出るような激しい打撃戦を展開。最後はアナコンダバイスを狙った天山をバタフライロックに切り返して勝利を奪った。
一方のBUSHIは、同じジュニア階級のYOHと対戦。終盤は、旋回式のコードブレイカーを初披露、そこからエムエックスに繋いで2回戦進出を決めた。
ヘビーvsジュニアの意外な顔合わせとなったこの試合。1回戦で、強烈な逆水平チョップ連打など、衝撃の“覚醒”ぶりを見せたYOSHI-HASHIがさらにトーナメントを駆け上がるのか?
それともコロナ禍で得意の“毒霧”を封じられた状態のBUSHIが、新必殺技で今度は“YOSHI-HASHI喰い”を成功させるのか? こちらも見逃せない一戦となりそうだ。
必見カードが揃った『NEW JAPAN CUP 2020』2回戦・7月1日(水)大会にご期待ください!
■『NJPW WORLD Special NEW JAPAN CUP 2020』
2020年7月1日(水) 19:00開始
★新日本プロレスワールドでLIVE配信!