今年の東京ドームでは、インターコンチネンタル王座から陥落してしまったジェイ・ホワイト。逆襲を狙う“スイッチブレイド”はいま何を考えているのか?
後編はBULLET CLUB入りに関する逸話に関して、オンラインで直撃インタビュー(後編)!
※このインタビューは、5月下旬に収録。
・プロフィール写真提供/ジェイ・ホワイト選手
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※以下、ジェイ・ホワイト選手インタビュー(後編)の序盤を無料公開!
■デヴィットとファレ……。BULLET CLUB入りに関して、俺の中には“そうなるべき種”が最初からいくつも植えられていたのさ。
撮影/笹井タカマサ
――さて、ジェイ選手。この5月はBULLET CLUBの7周年記念でしたね。
ジェイ フフフ。「7周年記念おめでとう」とでも言っておくか。
――この7年、BULLET CLUBは常に新日本マットの中心で活動してきました。2015年にデビューした際、現在に至るまでのユニットが存続していると思っていましたか?
ジェイ ああ、もちろんだ。BULLET CLUBってのは、このプロレス界で一番偉大なグループだし、それは動かしがたい事実なんだ。その偉大さを俺たちは、もう何度も何度も証明してきた。もちろん途中で浮き沈みもあったが、BULLET CLUBが消滅することはなかったし、これからもないだろう。
――新日本でデビューした時、いつかBULLET CLUBのメンバーになっている自分を想像しましたか?
ジェイ ノー。さすがに自分がリーダーになるとは思ってなかったな(ニヤリ)。ただし、最初からユニットの一員になるってことはほぼ決めていた。
――あ、そうでしたか。
ジェイ 俺はそもそも、(プリンス・)デヴィットと(バッドラック・)ファレとの繋がりがあったからこそ、ニュージャパンに来た人間なんだ。BULLETCLUB入りに関して、俺の中には“そうなるべき種”が最初からいくつも植えられていたのさ。
――ヤングライオンだった頃、BULLET CLUBのメンバーを対戦相手に闘うこともありましたが、いつかは反対のコーナー立つことことを考えてましたか?
ジェイ おまえは知らないのかもしれないが、ヤングライオンの頃はやることや考えることが山ほどあるんだぞ!? やらなきゃいけない役割があって、バックステージでの雑用や仕事もたくさんあるし、必死で働かなきゃいけなかった。レスラーになるために必要なファーストステップをいっぺんに踏んで、ただ目の前にあることを死に物狂いでやるだけだった。
――ということは、キャリアの最初からBULLET CLUBの加入が念頭にあったわけではないんですね。
ジェイ まあ、最初から「あった」とは言わない。つまり、それは“いつか起こるべき運命”だったのさ。
――2016年の夏、ジェイ選手は海外遠征に旅立ちました。その頃ちょうど、BULLET CLUBは変化を遂げている時期でした。AJスタイルズ選手が1月に去り、ケニー・オメガ選手がリーダーの座を引き継ぎましたね。
ジェイ ああ、いままであの座にいなかったケニーが強引にリーダーになったけど、あの頃起きていたことの背景には多くの陰謀があったと思う。
――陰謀、ですか。
ジェイ 最終的に一部のヤツらは“それ”を好み、他のヤツらは嫌がった。そういうことさ。ただ、その当時の俺は自分のことだけにフォーカスしていたからケニーのことなんかに構っているヒマはなかった。
■重要だったのは、「自分を前進させるために何ができるか?」ってことだけだ。あそこで俺がケニーを拒んだあと、リングでは何が起きた?
――あなたは2018年1.4東京ドームで凱旋帰国した翌日、1.5後楽園でケニー選手からBULLET CLUBへの加入を誘われましたね。しかし、ジェイ選手はそれを断り、代わりにCHAOSへ加入しました。
ジェイ フフフ。おまえは、なぜだと思う?
――……いま、それを聞こうと思っていました。
ジェイ 凱旋帰国した当初はBULLET CLUBのことなんて考えていなかったし、もちろんCHAOSのことだって考えていなかった。あの当時、俺にとって周囲の人間のことはさほど重要じゃなかった。重要だったのは、「自分を前進させるために何ができるか?」ってことだけだ。あそこで俺がケニーを拒んだあと、リングでは何が起きた?
――翌月の1.28北海きたえーるで、ケニー選手を倒してIWGP USヘビー級王者になりましたね。
ジェイ そうだ。いま言った話に、ピッタリのサンプルじゃないか?
――では、BULLET CLUBに加入するための長期的なプランを用意していたわけではないと。
ジェイ ノー。まったくそんなことはなかった。いいか? 俺は常に状況に適応しながらプランを臨機応変に変えていくのが好きなんだ。
――なぜでしょうか?
ジェイ おまえは、2018年1月の記者会見を覚えているか?
――CHAOSに加入した時の記者会見ですね。あの時でさえ、ジェイ選手とオカダ・カズチカ選手の間には緊張感が漂っていました。
ジェイ そうだ。あの日、俺は「いつかオカダとおまえの王座を獲りにやってくる」といったよな? そしたらオカダは俺になんて言ったか覚えているか? 俺がアイツよりも下で、アイツのレベルにいないと言ったんだ!
※無料公開はここまで! 続きは有料サイトでご覧ください。
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