6月16日から幕を開ける『NEW JAPAN CUP 2020』1回戦のカードが発表された。今年も史上最多となる32選手が出場する。
今大会では1回戦16試合を6月16日(火)、6月17日(水)、6月22日(月)、6月23日(火)の4大会にわたり各4試合。2回戦を6月24日(水)、7月1日(水)、で4試合ずつ実施。
そして準々決勝戦を7月2日(木)で4試合行なったのち、7月3日(金)にベスト4が準決勝戦で争い、その勝者同士が7月11日(土)に大阪城ホールの決勝戦で、雌雄を決することに。
優勝者は7月12日(日)大阪城でIWGPヘビー級&IWGPインターコンチネンタル級王者の内藤哲也への挑戦権を手にする。
■大会規定
※計32選手によるトーナメント戦。(IWGPヘビー級&IWGPインターコンチネンタル王者の内藤哲也は出場しない。)
※試合はすべて時間無制限1本勝負。
※優勝者には7月12日(日)大阪・大阪城ホール大会にて内藤哲也が保持するIWGPヘビー級&IWGPインターコンチネンタル王座への挑戦権があたえられる。
■6月16日(火)では真壁と辻が対峙! 石井とデスペラードの異色対決! 矢野と邪道の頭脳戦も実現! ジュニアヘビー級王者・ヒロムは本間と激突!
真壁はヤングライオンの辻陽太を迎撃。歴戦の猛者である真壁だが、『NJC』では2010年の準優勝が最高記録。ここは頂点を目指し、ベテランの力を見せたいところ。大抜擢を受けた辻は頑丈な肉体とおもいきりのいいファイトで、大先輩を相手に番狂わせを狙う。
石井はエル・デスペラードと『NJC』ならではの異色対決。昨年の『NJC』では準決勝でオカダ・カズチカと名勝負を繰り広げた石井が、今年も魂震わせる戦いを見せるのは間違いない。その難敵石井を、硬軟自在のファイトが持ち味のデスペラードが、どう攻略するのか見ものだ。
矢野通は邪道と激突。矢野といえば人を食ったパフォーマンス、そして巧みに相手を丸め込むYTR殺法が武器。しかし、邪道も言わずと知れた百戦錬磨。その攻防は一瞬も目が離せない頭脳合戦となりそうだ。
今回、注目の初参戦を果たす現IWGPジュニアヘビー級王者の高橋ヒロムは本間朋晃と対峙。3.2大田区での内藤哲也戦が中止となったヒロムだが、『NJC』で実現するvsヘビーでどんな戦いを見せるのか? 本間としてもヒロムの勢いに飲まれず、ヘビーの意地を見せたいところだ。
※スペシャルマッチ1試合追加予定
■6月17日(水)では前年度覇者・オカダは外道と注目の一戦! 永田と鈴木の激闘再び! 上村が金丸に挑戦! ゲイブリエルは石森と対戦!
オカダ・カズチカは、かつて行動を共にしていた外道と対決。1.5ドームのダブルタイトルマッチで敗れたオカダにとって、今回の『NJC』は優勝して内藤へのリベンジを目指す戦いに。まずは手堅く外道を一蹴するか? それとも“クセモノ”外道が、下馬評を覆す秘策を繰り出すか?
永田裕志vs鈴木みのるの遺恨対決がひさびさに実現。盟友・中西学の引退を見届けた永田としては、ここで第三世代の健在ぶりを示したいところ。対する鈴木も鈴木軍のボスとして、あらためてその力を誇示すべく『NJC』制圧を狙う。けっして相容れない二人の戦いは、殺伐としたものになりそうだ。
上村優也は金丸義信にチャレンジ。『BEST OF THE SUPER Jr.』出場をアピールしていた若獅子は、ジュニアきってのテクニシャンを正面突破すべく気合十分。血気盛んな上村に対し、金丸が壁の高さを突きつけるか?
LA道場のゲイブリエル・キッドは、ジュニアの実力者である石森太二と対決。今年1月に新日本初参戦を果たしたキッドとしては、早くもつかんだビッグチャンス。玉砕覚悟のファイトで、オールラウンダーの石森の牙城に挑む。
■6月22日(月)ではタッグの遺恨渦巻く棚橋とタイチ、飯伏とザックがそれぞれ激突! 田口とSANADAの技巧派対決! NEVER王者・鷹木はSHOを迎え撃つ!
棚橋弘至は遺恨渦巻くタイチと対峙。棚橋は2.21後楽園で飯伏幸太と共にG.O.Dを下しIWGPタッグを戴冠。しかし、直後にタイチがザック・セイバーJr.と共に乱入し、新王者組をKOして次期挑戦をアピール。棚橋がそのときの落とし前をつけるか? それともタイチがIWGPタッグ戴冠に向け、まずはシングルで棚橋を粉砕するか?
飯伏幸太はザック・セイバーJr.と激突。これまで幾度となくハイレベルなテクニック合戦を展開してきた両雄。昨年の『NJC』ではザックが二回戦で勝利。その後、飯伏はインターコンチ王座戦でリベンジを果たし、さらに真夏の『G1』公式戦でも勝利。タッグ王座戦をにらんだ今回のシングルマッチは、どちらに凱歌が上がるか?
ジュニアの田口隆祐はSANADAと対決。田口は昨年の『NJC』一回戦で天山広吉を撃破し、インパクトを残した。 SANADAは昨年の『NJC』ファイナリストであり、今年こそ念願の初優勝を狙う。コミカルな田口とシリアスなSANADAの一戦はどんな化学反応を巻き起こすか?
NEVER無差別級&同6人タッグ王者の鷹木信悟はIWGPジュニアタッグ王者のSHOと対戦。これまで白熱の攻防を繰り広げてきた両者。昨年からSHOはNEVER挑戦を口にし、そのベルトを現在は鷹木が巻いているだけに、期するものがあるのは間違いない。因縁ある両者の真っ向勝負に期待が高まる。
■6月23日(火)では天山とYOSHI-HASHIが激突! YOHとBUSHIのジュニア対決! 小島とEVILが一騎打ち! 2年ぶりのエントリーとなる裕二郎は後藤と対戦!
天山広吉はYOSHI-HASHIと対決。過去に数々の栄冠を勝ち得てきた天山だが、意外なことに『NJC』制覇は果たしていない。鼻息荒い猛牛が「第三世代、ここに在り!」を示すか? YOSHI-HASHIは昨年の『NJC』1回戦で中西学を下すと、準々決勝まで進出。今回の1回戦でも第三世代を食い止め、昨年以上の活躍を見せたいところだ。
IWGPジュニアタッグ王者のYOHはNEVER6人タッグ王者のBUSHIと対戦。ジュニア戦線でしのぎを削っている両者の対決は、スリリング&スピーディーな展開になるのは必至。一回戦で唯一のジュニア対決を制するのは果たして?
小島聡はNEVER6人タッグ王者のEVILと対峙。2.20後楽園で小島は10人タッグながらEVILにラリアットで直接フォール勝ち。試合後には「まだまだ全然甘いんだよ!」と貫禄のコメントを残した。 EVILはこの屈辱の敗北のあと、「よく覚えとけよ……」と不気味に宣告。“春の祭典”を闇に染め上げるべく、まずは小島への雪辱を狙う。
後藤洋央紀は高橋裕二郎と激突。後藤は『NJC』では歴代最多優勝3回を誇るが、12年を最後にその栄冠から遠ざかっているだけに、ここらで“春男復活”を満天下に示したいところ。昨年の『NJC』を目の負傷で欠場した裕二郎は2年ぶりのエントリー。共にレスリングをバックボーンに持ち、多彩な技を有する両者が見応えある攻防を繰り広げることだろう。
<今後の大会スケジュール>
■「Together Project Special」
・6月15日(月) 開始19時00分
会場非公開
※観客動員なし/放送・配信のみ
■「NJPW WORLD Special NEW JAPAN CUP 2020」
・6月16日(火) 開始19時00分(1回戦)
会場非公開
※観客動員なし/放送・配信のみ
・6月17日(水) 開始19時00分(1回戦)
会場非公開
※観客動員なし/放送・配信のみ
・6月22日(月) 開始19時00分(1回戦)
会場非公開
※観客動員なし/放送・配信のみ
・6月23日(火) 開始19時00分(1回戦)
会場非公開
※観客動員なし/放送・配信のみ
・6月24日(水) 開始19時00分(2回戦)
会場非公開
※観客動員なし/放送・配信のみ
・7月01日(水) 開始19時00分(2回戦)
会場非公開
※観客動員なし/放送・配信のみ
・7月02日(木) 開始19時00分(準々決勝戦)
会場非公開
※観客動員なし/放送・配信のみ
・7月03日(金) 開始19時00分(準決勝戦)
会場非公開
※観客動員なし/放送・配信のみ
■「NJPW WORLD Special NEW JAPAN CUP 2020」決勝戦
・7月11日(土)開場15時30分 開始17時00分
大阪・大阪城ホール
■「DOMINION in OSAKA-JO HALL」
・7月12日(日) 開場13時30分 開始15時00分
大阪・大阪城ホール
※7月11日(土)、7月12日(日)の大会概要、チケット情報などの詳細は決定次第発表させていただきます。
※大会日程は変更となることもございます。最新の情報は新日本プロレス公式サイトでご確認ください。