昨年の5.4福岡大会で鮮烈デビューをはたしたあと、約1年で新日本ジュニアシーンのトップ選手にのし上がったエル・ファンタズモ。
ズバ抜けた身体能力とセンスを持ちながら、BULLET CLUBの一員として、無軌道な言動をくりかえす“やっかいな男”に直撃したオンラインインタビュー!(前編)
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※以下、エル・ファンタズモ選手インタビュー(前編)の序盤を無料公開!
■俺は『SUPER Jr.26』来日する1日前にイギリスでデスマッチをやっているんだよ。俺だってデスペラードと同じような試合をやっていたんだ!
――さて、ファンタズモ選手。今回のオンラインインタビューにご協力していただきありがとうございます。
ファンタズモ フフフ。そうそう。この俺様にインタビューできるんだぞ? もっと感謝してくれよ?
――ちなみに4月にエル・デスペラード選手にインタビューした時、ツイッターでファンタズモ選手とちょっとしたやりとりがありましたね…。
ファンタズモ ん? なんのことだ?
――ファンタズモ選手がデスペラード選手のことを「ビッチ(クソ野郎の意味)」と罵って、「なぜ新日本は俺をインタビューしないんだ?」とツイートしてたじゃないですか。
ファンタズモ ああ~! そうだったな。あのツイートのことか、すっかり忘れてたよ。ククク!
――そしていま我々はファンタズモ選手にインタビューをしています。今回のインタビューで話したいトピックはありますか?
ファンタズモ トピックだって? まあ、さっきおまえが言った件は、デスペラード個人というよりも、ニュージャパンという会社に対しての嫌がらせみたいなもんだ。
――あ、そうだったんですか。
ファンタズモ そもそもデスペラードのヤローは『BEST OF THE SUPER Jr.26』の一週間前に闘ったデスマッチ(2019年5月7日『タカタイチマニア2』)で負傷したから、リーグ戦を欠場するハメになったんだろ?
――ええ。葛西純選手との試合でアゴを負傷しましたね。
ファンタズモ それだ! 去年、俺は『SUPER Jr.26』に出場するためにイギリスから日本に飛行機で向かった。ところがその1日前にイギリスでデスマッチをやっているんだよ。俺だってアイツと同じような試合をやっていたんだ!
――『SUPER Jr.26』の開幕戦は5月13日、記者会見は5月12日に行われましたけど、たしかにファンタズモ選手は現地時間・5月10日にRevolution Pro-Wrestling(以下、RPW)でブリティッシュクルーザー級選手権試合を闘ってますね。で、この試合がデスマッチだったと。
ファンタズモ そうだ。あの試合ではたくさんのテーブルや画鋲があって、頭に深い切り傷もできた。でも俺は一切文句を言わなかったぞ! もちろんアイツみたいに欠場することもなかった!
――身体を張って、『SUPER Jr.26』に参戦したわけですね。
ファンタズモ そうだ! それなのに、ニュージャパンはこの俺じゃなく、デスペラードにアイツがどれだけビッチかを語る舞台、インタビューの機会を用意したわけだ。
――なるほど。
ファンタズモ そんなのフェアじゃないだろ? あのRPWのデスマッチだって俺は痛くもかゆくもなかったぜ! 俺はデスペラードと違ってタフな男だからな? しかも、その試合の後に『SUPER Jr.』で5連勝したんだ!
■新日本デビュー戦の時点で、ファンのほとんどは俺のことをあの時点でまだ知らなかった。でも俺はうまくやってのけた。そうだろ?
――『レスリングどんたく2019』(2019年5月4日福岡大会)のデビューに続き、新日本で絶好調のスタートを切りましたね。BULLET CLUBのメンバーとして登場する前には、たくさんの“予告映像”が公開されていました。
ファンタズモ フフフ。あれはBULLET CLUBが俺に大きな期待を寄せているかってことを端的に表していたよな? あの映像は超イカしてたし、よく作り込まれていた。でも、デビューしたあと、「エル・ファンタズモが何者なのか?」を証明していくのは俺自身の仕事だった。
――デビュー戦では、石森太二選手とタッグを組んでウィル・オスプレイ選手とリュウ・リー選手を倒しました。このデビュー戦にプレッシャーは感じましたか?
ファンタズモ いまだから言うけど、あの試合は俺のプロレスキャリアの中でも一番プレッシャーを感じたよ。世界一のプロレス団体であるニュージャパンでクソカッコいいBULLET CLUBのメンバーとして鮮烈デビューを飾ったんだ。ところが、ファンのほとんどは俺のことをあの時点でまだ知らなかった。でも俺はうまくやってのけた。そうだろ?
――かなりの手応えがあったんですね。
ファンタズモ ああ、試合後に選手入場口の幕を通り抜けたらBULLET CLUBのメンバーみんなから、「観客のリアクションが5年前のAJスタイルズよりも大きかったぞ!」と言われたよ。AJスタイルズには悪いけど、現実はそういうことだから(ニヤリ)。
――プレッシャーが逆にモチベーションになったんでしょうか?
ファンタズモ さっきも言ったように、あの試合の前が人生の中で一番緊張したし、メチャクチャ汗をかいたのはたしかだ。ただし、リングに出たらやるべきことをやらなきゃいけなかった、それをシッカリと遂行したまでさ。
――コアなファンは予告映像を見て、「正体はファンタズモだろう」と認識していましたが、5月4日の『レスリングどんたく2019』まで、公式には“X”とされていましたね。
ファンタズモ まあ、Xの正体を知っていたヤツは知っていただろうし、それでもべつに良かったんだ。ところが、俺のことを知らないヤツらには、試合が終わるまでには俺のことを知っていたかのように、強烈に印象づけなきゃならなかった。
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