『令和時代の新日本ジュニア』YOH編（後編）！「正直なところ、ムカついてますよ？」デスペラードの批判に徹底反論！ SHOと目指すのは「ヒロトとマーシー」!!

新連載『令和時代の新日本プロレスジュニア』!　新日本ジュニア戦士たちの“本音”に迫るインタビュー集中連載！　

今回は“ROPPONGI 3K”のYOH選手に直撃（後編）！　今回は、エル・デスペラード選手からの「感情が見えない」などの批判に徹底反論！　金丸義信選手、タッグパートナーのSHO選手など、ジュニアシーンにたっぷり言及！
　
聞き手／鈴木佑
撮影／タイコウクニヨシ

※このインタビューは4月上旬に収録したものです。

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※以下、YOH選手インタビュー（後編）の序盤を無料公開！
　

■ボクは小学生のときから「洋平くんって、何考えてるかわからないよね」とは言われてたんですよ

――さて、YOH選手。後編でも引き続き、現在のジュニア戦線について伺っていきます。インタビューやコメントなどで、エル・デスペラード選手がYOH選手に非常に辛辣ですが、耳には届いてますか？

YOH　まあ、なんとなくは。なんか、グチグチ言いがちですよね、あの男……。

――デスペラード選手はROPPONGI 3Kについては「タッグで実績を残してるのに、全然強く見えないのが逆に凄い」と発言しています。RPG 3Kが『SUPER Jr.TAG』三連覇とIWGPジュニアタッグ4度戴冠という実績を残しているのに、認めてないのが伺えるというか。

YOH　まあ、逆に彼らは実績を残してないからこそ、そうやって優位性を保とうと上から目線なんでしょうね。まあ、必死なんだなって。

――余裕が感じられますね。この『令和時代の新日本ジュニア』にデスペラード選手が出たときに、「アイツらのプロレスに興味が湧かないし、観てても気持ちよくない」と発言していたのですが、これについては？

YOH　気持ちよくないって言われても、そこはボクらも自信を持ってやってるんで、逆に彼らを「気持ちわりい！」って思ってますけどね（笑）。なんか、ボクらの試合のリズムがどうこうとか文句つけてたみたいですけど、単純に「結果が何よりの証明なんじゃないの？」って言いたいです。

――あと、デスペラード選手はSHO選手に関しては「感情ムキ出しだから、もっと怒らせたらおもしろいなと思う」と発言する反面、YOH選手には「俺は感情がないヤツを相手にするのは大ッ嫌いだから。触りたくもない」と。

YOH　「感情がない」って言われても、ボクはもともと感情的なタイプなんですけどね。

――……それは額面どおりに受け取っていい言葉なんでしょうか？（苦笑）。

YOH　ハハハ！　説得力ないですか？（笑）。いや、そのデスペラードの言葉をムキにならずに冷静に分析してみると、ボクは小学生のときから「洋平くんって、何考えてるかわからないよね」とは言われてたんですよ。

――あ、子どもの頃からつかみどころがなかった、と。

YOH　ハイ。でも、そういうことを言われてうれしい自分がいたんですよね。ちょっとミステリアスに見られる自分が大好きで（笑）。

――いまに通ずるものを感じますね（笑）。でも、デスペラード選手の言葉を冷静に分析せず、本心で捉えるといかがですか？

YOH　正直なところ、ムカついてますよ？　彼らがやりたいことって、常に足を引っ張ることなんだなって思うんですよね。ボクからすれば彼らにはタイトルが獲りたいとか、そういう気持ちが見えなくて。だから、コッチの目線の先にはいないし、基本的にはスルーだなって。

――鈴木軍タッグと同じ土俵に立ちたくはない、と。

YOH　ただ、2月に大阪で彼らに勝った試合に関しては、ボクの新しい一面が出せたのかなとは思ってますけどね。

■金丸っていうレスラーは天才だな、と。金丸さんって誰とでもいい試合をするし、誰と組んでも成立するんですよ。

――今年の2月9日の大阪城ホール大会で、デスペラード&金丸組を迎撃したIWGPタッグの4度目の防衛戦ですね。

YOH　あれは感情的になったというか、ボクの“腹黒さ”も出た試合だったんで。根本的にプロレスって、“活かし合い”だと思うんですよ。まあ、その相手がデスペラードだったのが皮肉ですけど……。

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