• 2020.4.30
  • #Media
【無料公開!】あの“レジェンド”スコット・ノートンにインタビュー! “超竜”がベイダー戦、橋本戦、永田戦を激語り!“nWoジャパン”のクレイジーな熱狂ぶりとは?

IWGPヘビー級、IWGPタッグ王座も戴冠したレジェンドレスラー“超竜”スコット・ノートン選手にスカイプで直撃インタビュー!

新日本プロレスワールドでも公開中のビッグバン・ベイダー、橋本真也、永田裕志との激闘を振り返り!

さらには一世を風靡した“nWoジャパン”の魅力も激語り!

■俺にとってニュージャパンは頂点だ。誰もがあそこで闘いたいと思う。イヤな思い出は一つもないよ。

――さて、ノートン選手。去年ダラスで開催された『G1 CLIMAX 29』の開幕戦(2019年7月6日アメリカン・エアラインズ・センター大会)を会場で観戦していましたが、最近の新日本の動向もチェックしていますか?

ノートン まあ、プロレスから身を引くといろいろなことが変わるからな。常にチェックしている訳ではないけど、いま何が起きているかは常に知っておくようにしているんだ。俺としてはニュージャパンがアメリカでうまくやっているみたいで嬉しいよ。ダラスに行って友人に会えたのもすごく嬉しかった。

――現在、ノートン選手の著書『Strong Style』が販売されていますが、とても素晴らしい本ですよね。

ノートン 自分で言うのも恥ずかしいが、あれは俺のヒストリーをうまくまとめた素晴らしい本だと思っているよ。著者のアダム・ランディスは俺の大ファンですごいライターなんだけど、彼と一緒に執筆したんだ。俺のアーム・レスリング時代のことから日本でやって来たことのすべてを紙に残せて良かったよ。

――ノートン選手は、IWGPヘビー級王座とIWGPタッグ王座を2度戴冠されましたし、長年、日本で本当に多くのことを成し遂げてきましたが。

ノートン ああ、俺にとってニュージャパンはまさしくキャリアの頂点だ。誰もがあそこで闘いたいと思う場所だったし、ニュージャパンも俺のことを大事にしてくれた。あそこでたくさんの友人ができたし、イヤな思い出は一つもないよ。

――今回、新日本プロレスワールドのアーカイブからノートン選手の試合を3つ選ばせていただきましたが、これらの試合についてお話をお伺いできればと思います。

ノートン オーケー。さあ、やろうじゃないか!

■本当にベイダーは凄いレスラーだった。正直、仲良くなったことは一度もなかったけど、アイツのことを尊敬しているよ。

●1991年5月31日 大阪城ホール スコット・ノートンvsビッグバン・ベイダー
★新日本プロレスワールドでのご視聴はコチラから!

――現在は5月といえば『BEST OF THE SUPER Jr.』が定着していますが、当時の5月シリーズは『クラッシュ・ザ・スーパーヘビー』と呼ばれていました。

ノートン そうだったな。俺はいつもジュニアヘビー級のシリーズに参戦していたから、ニュージャパンで闘うジュニアヘビー級レスラーたちがどれだけ凄いかわかるんだ。でも、こいつ(ベイダー)の体重は180kgだったぞ(笑)!

――まさにスーパーヘビー! 1980年代と1990年代は怪物のような外国人のヒールレスラーたちの時代だったとよく言われています。例えば、クラッシャー・バンバン・ビガロ選手、ビッグバン・ベイダー選手、スタン・ハンセン選手、ブルーザー・ブロディ選手がいましたね。

ノートン フフフ。懐かしい響きだな。

――当時と現在では、日本での外国人レスラーの役割は違いますか?

ノートン ニュージャパンでデビューした時、みんなが俺のことをキラーであり、本物のモンスターだと思っていた。まあ、本当にモンスターだったけどな(ニヤリ)。 俺はリングに立つと、スイッチが入ってしまうんだ!

――たしかに、ノートン選手は怖ろしい存在でしたね。

ノートン でも、ファンはそんな俺を気に入った。俺がムトー(武藤敬司)に大技を仕掛けると、ファンは飛び跳ねて大喜びするんだ!ファンはああいうのが好きなんだよ。

――当時、ノートン選手は他の外国人レスラーとは違いましたね。

ノートン イエス。当時、外国から来たモンスターっていうのが俺の普段の姿だった。でも、nWoやTEAM 2000の時代に至るまでは、俺はまったく違うタイプのレスラーになったんだ。

――どんなレスラーだったんですか?

ノートン 本来は、真っ直ぐで堅実なレスラーだったんだ。だから、モンスターに生まれ変わった時はもう全力でやったよ。

――たしかに動画を観ればわかりますね。本当にこの試合は初めから終わりまで痛々しいです。

ノートン ベイダーは最終的にニュージャパンを退団したが、もしアイツが居続けていたらもっと素晴らしい試合ができただろうな。本当にアイツは凄いレスラーだった。

――ノートン選手はベイダー選手のプロレスを認めているんですね。

ノートン もちろんだ。正直、仲良くなったことは一度もなかったけど、アイツのことは尊敬しているよ。リング上では相手のことを気にすることなく、おたがいを存分にボコボコにし合ったけどな。

――当時の新日本では外国人レスラーの間でも激しい競争がありましたか?

ノートン 間違いなくあったな。俺がニュージャパンに入団したら、ファンはすぐに俺を気に入って、レオン(・ホワイト/ベイダーの本名)はファンから見捨てられたような気がする。もちろん、俺からすればパーフェクトなことだが、レオンはそれが気に入らなかったんだ。

――当時、ベイダー選手は既にIWGPヘビー級王者になっており、確実に外国人レスラーの中でもトップのレスラーでしたよね。

ノートン アイツはあの地位を手に入れるためによく頑張ったよ。アイツには責められるべきところが一つもない。ただ、あれが現実というものだったんだ。

――この試合、ノートン選手がリングアウト勝ちをおさめしました。しかし、怒りのベイダー選手がリングに戻ってきてノートン選手に強烈なバックドロップを放ちましたが、あのあと首を負傷しましたか?

ノートン イエス!

――よく覚えていらっしゃるんですね。

ノートン いま話していることすべてハッキリと思い出せるよ。あの時、俺も「ここで引き下がるものか!」と思ったし、あれはおたがいさまだな。

――同じくらい容赦なく反撃しましたよね。

ノートン ああ。おたがいタンコブをたくさん作り合った。アイツはろくでなしのタフガイだったけど、怖いと思ったことはなかったな。ただ、アイツが死んで本当に残念だよ……。アイツは当時、ニュージャパンでサイコーの大男だった。

■俺はハシ(橋本真也)が好きだった。でも、ゴングが鳴るとアイツは一歩も譲らないんだ。悪魔のようなヤツだったよ(笑)。

●1994年3月21日 愛知県体育館 スコット・ノートンvs橋本真也
★新日本プロレスワールドでのご視聴はコチラから!

――この時、橋本真也選手はIWGPヘビー級王者で、この試合は橋本選手にとって4度目の防衛戦でした。

ノートン この試合に関しては懐かしい思い出がたくさんあるよ。

――あの数年で多くのレスラーが橋本選手の蹴り技を嫌いになっていきましたね。

ノートン 俺とハシ(橋本真也)は、リング上ではすごく相性が良かった。でも、アイツは常にぶっ飛ばしてたな。アイツが放ったキックは全部が強くて痛かったけど、アイツと闘うのは好きだった。
 
――この試合はビッグバン・ベイダー選手との試合の3年後に行われました。
 
ノートン この試合の俺は、レオン(ベイダー)との試合の時よりも熟練しているし、あの時よりもっと経験値が高かったから、リング上での動きが安定しているよ。これもホントにグレイトな試合だった。たくさんのWCWのヤツらがこの巡業に参加していて、俺が試合で闘っている姿をアイツらに見せられたのが嬉しかった。WCWではあんな試合をするチャンスがなかったからな。

――この試合は、当時としても一線を画すようなファイトスタイルでしたね。

ノートン ああ。WCWでは5分間の試合しか闘ったことがなかったんだ。でも、ここでは俺とハシが会場を大盛り上がりさせていただろ? 本当にイカしてたな。

――試合後、橋本選手が手を差し伸べてノートン選手と握手していましたね。

ノートン そうだ。あの試合後にハシは俺にこう言ったんだ。「おまえ、クレイジーだな。おまえ、本当にクレイジーだよ!」ってな。

――どう応えたんですか?

ノートン フフフ。「ハシ、いい試合だったな」って言ってやったよ(ニヤリ)。俺は、あの男が好きだった。でも、ゴングが鳴るとアイツは一歩も譲らないんだ。悪魔のようなヤツだったよ(笑)。しかもじつはこの試合、自分の二頭筋が肉離れしている中で闘ったんだ。

――そうだったんですか!

ノートン それをあのクソヤローは見逃すわけないんだ(苦笑)。アイツは絶対そこを攻撃したら俺が痛がることをわかっていたハズだ。

――負傷個所を狙われていたんですね。

ノートン あの試合の後、俺の左腕は再起不能になるかもしれないくらい負傷していた。あの試合で、リング内でもリング外でもアイツはとんでもない数のキックを俺の左腕に打ち込みやがった!

――それはすごくキツそうですね。

ノートン 笑いごとじゃないぐらい、とてつもないダメージをくらったよ。だからこそ、この試合はものすごく印象に残る試合だったな。

■ナガタ(永田裕志)のプロレスは目を見張るものがある。アイツは人の話をよく聞いてよく学ぶ。だから、いまでもトップのレスラーなんだ。

1998年9月23日 横浜アリーナ スコット・ノートンvs永田裕志
★新日本プロレスワールドでのご視聴はコチラから!

――ノートン選手にとって、この試合が初めてIWGPヘビー級王者になった試合ですね。

ノートン イエス。でも、これはちょっとおかしなシチュエーションで行われた試合だったな。

―― 一か月前に蝶野正洋選手が王座を獲得しましたが、怪我が原因で王座を返上しなければならず、王者がいない時でしたよね。

ノートン チョーノにとっては残念だっただろうな。まあ、人生に変化球はつきものだが、ユージ・ナガタ(永田裕志)との試合はいつも素晴らしかった。ナガタのプロレスには目を見張るものがある。

――あの試合は、まだ永田選手がプロレスキャリアを歩み始めて最初の頃でしたね。

ノートン そうだった。アイツは人の話をよく聞いてよく学ぶタイプのレスラーだ。だから、いまでもトップなんだ。ホント、ナガタの野郎もキックが凄かったな。まあ、ハシのキックよりはマシだけど、コイツにもさんざん蹴られまくったよ(苦笑)。

――永田選手にとってもこのIWGPヘビー級選手権試合はかなりのプレッシャーがあったと思いますが。

ノートン そうだろうな。あれはきっとナガタのキャリアにとって大きな試合だったと思うよ。

――当時の永田選手にとって、かなり注目を浴びた試合だったでしょうね。

ノートン フフフ。まあ、最終的には俺が試合を支配して、シッカリ勝ったけどな。ところが試合が終わった後、プロレス雑誌のカバーには何の写真が使われたと思う? なんとナガタが俺に関節技をかけている写真だった! 信じられなかったよ!

――新チャンピオンではなく、負けた永田選手が表紙でしたか。

ノートン あれはいまでも腹が立つな(笑)。ただ、ナガタはやれることをやったと思うし、俺は対戦相手としてもナガタを気に入っている。

――この時はノートン選手がちょうどnWoジャパンで活躍していた時でしたね。

ノートン イエス。あのムーブメントはもう狂っていたよ。ただただクレイジーだった。だって空港で飛行機から降りたら、出口にリポーターやファンの集団が見えるんだ。たしか数百人ぐらいはいたんじゃないか?

――アメリカから上陸したnWoムーブメントは、日本でも大人気になりましたよね。

ノートン 本当に信じられないほどの熱狂ぶりだったな。ホテルでエレベーターから降りるとたくさんのファンが俺たちを待っていたし、ロビーからバスにたどり着くまでに10分はかかったよ(苦笑)。

――当時どれだけノートン選手が人気だったかが伺えます。

ノートン しかも、そのバスにいまでいうクールなペイントアート(落書き)が施されていたんだ。

――まるでロックスターですね。

ノートン フフフ。アメリカに戻ったら、(スコット・)ホールや(ケビン・)ナッシュなんかに話すんだけど、日本に来て実際に体感するまではアイツら俺の言うことを全然信じてくれなかったんだ。チョーノ(蝶野正洋)にカリスマ性があったから、アイツがあのペイントアートをどうにかしてたみたいだな。

――ノートン選手は新日本で10年近くプロレスをしました。新日本の歴史上、外国人レスラーで3番目のIWGP王者ですが、新日本の王座はノートン選手にとってどのような意味がありますか?

ノートン あれこそ俺がずっと欲しかったものだ。周りからもの凄いプレッシャーを賭けられるからストレスはハンパなかったけど、あの王座のためにフジナミ(藤波辰爾)、チョーシュー(長州力)、ムトー(武藤敬司)たちと闘ってきたんだ。そんなメンバーの中でトップに立てたのはサイコーの気分だった。俺のプロレスキャリアの中で本当に一番輝いていた瞬間だったよ。

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