• 2020.4.29
  • #Media
【新連載!】『“ボクと新日本プロレス”ヒストリー』清野茂樹アナ編(前編)! なんと自ら“売り込んで”新日本の初実況をゲット! トントン拍子で『G1』決勝まで担当!!


 
なんとスマホサイトでも“リレー形式”の新連載がスタート! 

新日本プロレスのレスラーや関係者に、ファン時代~選手や仕事として関わり始めた時代、自分が関わったベストバウトなどを直撃する集中連載! 

初回のゲストは、新日本プロレスへの“偏愛”(!?)ぶりで知られる清野茂樹アナウンサーが登場! 紆余曲折の末、新日本プロレスの実況席に座るまでの物語とは? まずは前編をお届け

スマホサイト会員の方はコチラから! 
※以下、『“ボクと新日本プロレス”ヒストリー』清野茂樹アナ編の序盤を無料公開!

■ハマったのは、もう完全に“プロレス番組”のほうでしょうね。プロレス自体も好きでしたけど、プロレス中継そのものに惹かれていったというか。


――この連載は、レスラーや関係者の方に新日本プロレスとの関係を中心にうかがっていくインタビューなんですけど、まずは清野アナと新日本プロレスの“最初の出会い”を教えてもらえますか。

清野 ボクの世代ですと、ご多分に漏れずかもしれないですけど、やっぱりテレビ(『ワールドプロレスリング』)で見た初代タイガーマスクの試合ですね。

――やっぱり初代タイガーマスク。じゃあ、あの金曜夜8時の生中継をリアルタイムでご覧になったわけですか。

清野 そうですね。ただ、ボクはデータマンなんで細かくなってしまいますけど。初代タイガーのデビュー戦って、アレは生中継じゃないんですよ。

――あ、そうなんですね。

清野 アレは録画ですね。蔵前国技館ですけど、たしか試合自体は木曜(1981年4月23日)だったと思うんですよ、あの試合自体は。

――その録画放送を翌日の金曜日に流したと。あの伝説の回は、じつはディレイだったと。その時、なぜ「プロレスを見てみよう」と思ったんですか?

清野 ボクは、先にアニメの方を見ていたんですよ。『タイガーマスク二世』を。そのアニメの中で、「今度タイガーマスクがデビューします!」みたいな告知があったんですね。

――『タイガーマスク二世』は、テレビ朝日系列の放送で、新日本プロレスとメディアミックスしていましたね。それで「観てみよう」と。

清野 それがキッカケですね。当時、まだ小学校2年生でしたけど。

――その時、本物のプロレスを観て、どんな印象がありましたか?

清野 やっぱり“実物”が出てきたことに驚きがありつつも、そこでいきなり衝撃をガツンと受けたという感じではなかったですね。やっぱり、まだアニメの方が興味あったので。

――どっちかというと、タイガーマスクの本物はアニメというか。

清野 そうなんです。最初はそういう感じでした。でも、学校に行ってる中でだんだんプロレス自体が話題になってきて、そこから次第にハマっていった感じですね。

――で、清野さんのいまの職業を考えると、そこで「プロレスにハマったのか?」「プロレス番組にハマったのか?」というと……。

清野 それはほぼというか、もう完全に“プロレス番組”のほうでしょうね。プロレス自体も好きでしたけど、プロレス中継そのものに惹かれていったというか。

――それを自覚したのはいつぐらいですか?

清野 小学校4年生の時だと思います。

――小4でもう自覚していた(笑)。

清野 自覚してました。というのも、その時期に“アレ”が始まるんです。ようするに「ラジカセのカセットで、プロレス中継を録音する」っていう作業が小4ですでに始まってるんです。

――ボクも同世代なのでよくわかりますけど、あの当時ラジカセでテレビの音を録るのがなぜか流行りましたよね。

清野 そうなんです! いまのファンは意味がわからないかもしれないけど、当時はまだ“ビデオ前夜”の時代ですから。で、そのカセットで録音したプロレス実況を繰り返し聴くのがメチャクチャ楽しかった。じつはこの間その時のカセットテープが出てきていまだに持っているんですけど(笑)。

――いまだに保管してますか(笑)。じゃあ、小4にして延々とプロレス実況を聞き続けまくる日々が始まると。

清野 そうですね(笑)。その時代はちょうど長州力選手と藤波辰巳(現・辰爾)選手が“名勝負数え唄”をやってる時代で、抗争がヒートアップしてる時だったんです。いまも明確に覚えているのが“雪の札幌”の時なんですよ。

■ホントに小4当時から、落語のテープを聴くような感じでプロレスの実況テープを聞き込んでましたね。


※写真提供/清野アナ 

――雪の札幌! プロレス史に残る札幌中島体育センター大会のテロ事件(1984年2月3日)ですね。
 
清野 ハイ。あのときも小4だったんですけど、アレは金曜日の生中継だったんです。で、新しいカセットテープを用意してラジカセで録音したら、なんか全然試合が成立してないみたいな不穏な感じで……。子ども心に「これはいったい何なんだ?」みたいな。

――入場シーンの最中に長州選手が、藤原喜明選手に襲われるという歴史的な事件ですね。ただ人混みが凄くて、中継ではしばらく何が起こったかわからないという。

清野 ええ。で、繰り返し繰り返し、その実況の音だけを聞いて(笑)。あとから聞きなおすと、長州選手が入場してくる時から、ちょっとおかしな雰囲気が実況に出てるんですよね。

――ああ、そうでしたか。

清野 一瞬、長州選手の姿が見えなくなって場内が騒然としている中で、古舘(伊知郎)さんが「いま山本さん、(長州は)ファンと揉めてますか!?」と聞くと、「違いますよ、コレ藤原ですよ!」と解説して。で、「おーっと! 長州力が顔面を真っ赤に染めていま立ち上がっている~!!」(古舘実況風に)という感じで。

――さすがですね!(笑)。

清野 ハハハ。あのへんはもうまるまる暗記していますから(笑)。

――もうプロレス史に残る名実況という感じで。

清野 そうですね。だから、ホントに当時から、落語のテープを聴くような感じでプロレスの実況テープを聞き込んでましたね。だから、当時は金曜日に『ワールドプロレスリング』を録音して、それを聞いて暗記して、土曜日に学校に行って、ちょっとこう周りに披露する感じで。

――小4でクラスメイトに実況を披露していたと。ほかにそういうことをやっていた友だちはいなかったですか?

清野 さすがにいなかったですね(笑)。

■大学時代は割とボンクラ学生でした。でも、唯一夢中になってたことが学園祭でプロレスラーのトークショーをやることだったんですよ。


※写真提供/清野アナ 、川田利明選手との学園祭の模様。

――そこから、プロのアナウンサーになるまで時間はありますけど。このアナウンサーという職業は、“プロレスありき”で目指したわけですか?

清野 ハッキリ言うと、自分は大学時代とかは割とボンヤリしていた方だったんです。何か目標があったり、明確に将来を見据えてアナウンス研究会に入っていたわけでもなくて。

――あ、そうなんですね。

清野 ハイ。全然そんなことなかった。割とボンクラ学生だったというか。

――といっても青山学院大学ですから、凄いと思いますけど。

清野 いえいえ。ただその頃に、唯一夢中になってたことが学園祭でプロレスラーのトークショーをやることだったんですよ。

――じゃあ、プロレス同好会に所属していた?

清野 えーと、それも入ってたわけじゃなくて、むしろボクが自分でプロレス同好会を作っていましたね。

――自分で作ってた。あの時代、学園祭にプロレスラーを呼ぶのがけっこう流行ってましたよね。『週刊プロレス』でも学園祭のレポートがよく載ってましたから。

清野 そうです、そうです。で、そういう記事を見て、「俺もやりたいな」と思って。そこで自ら司会をやるわけですよ。

――ああ、そこで初めてプロレスラーとトークする。

清野 ハイ。つまり、『真夜中のハーリー&レイス』(毎週日曜日23時~、ラジオ日本で放送中、清野アナがパーソナルティを務めるラジオ番組)でやっているようなことです。そこでプロレスラーと1時間お話をするっていう……、いまとやってること変わらないですね(笑)。そのチケットを売って、教室を満員にするっていう、いわゆる“興行”をやってたんですよ。

※無料公開はここまで! 続きは有料サイトでご覧ください。

スマホサイト会員の方、全編はコチラから!

★金丸義信選手に一問一答(後編)!  “酒にまつわる”質問続出でヒートアップ!

★『レスラーめし』タイチ編(前編)! あの聖帝が絶賛!若手時代からの“行きつけ”居酒屋『鮒忠』で取材敢行!

★金丸義信選手に一問一答!(前編)デスペラードは「頼もしいパートナー」と高評価!


★加入するなら今!  新日本プロレス・スマートフォンサイトの詳細はコチラ!!
★月額=330円(税込み)

  • facebook
  • twitter

記事に関係する選手

EVENT CALENDAR

2024年4月
  •  大会日程
  •  各種イベント

イベントカレンダー

SHOP
闘魂SHOP
闘魂SHOPプラス
闘魂SHOP水道橋店
シンニチプレミアム
SOUL×NJPW×MID
しんにちコラボラボ
アスマート
MOVIE
NJPW WORLD
テレ朝CH_CS
サムライTV
ワープロリターンズ
COLLABORATION
ロリクラほーるど
SPONSOR
LAWSON ticket
MIC
SSLIVEくろうま
OTHER
CMLL
JAPAN WRESTLING FEDERATION
魚沼市観光協会
新日コレクション
新日本プロテイン

チュートリアルを閉じる

試合を観戦したい

下記よりこれから開催される予定の大会情報を確認できます。各大会のチケット情報ページに記載されているプレイガイドからチケットを購入することができます。
公式ファンクラブ『Team NJPW』に入会すると、チケットの先行予約ができる特典もあります。
『Team NJPW』についての詳しくはこちらから

スケジュール / チケット

試合結果をみたい

これまでに開催された試合の結果を確認できます。

試合結果へ

試合の動画を観たい

新日本プロレス公式動画サイトNJPW WORLD(有料)にて新日本プロレスの主要大会を完全配信しております。
また、新日本プロレス45年分のアーカイブから試合映像を観ることができます。

NJPW WOLRDへ

選手に会いたい

選手の握手会や撮影会などのイベントの情報はこちらより確認できます。

NEWS イベント情報へ

選手について知りたい

選手のプロフィールや必殺技、また選手ごとのSNS情報などを確認できます。
『Team NJPW』についての詳しくはこちらから

選手プロフィールへ

選手のテレビなどメディア出演情報を知りたい

選手のテレビなどメディア出演情報はこちらより確認できます。

NEWS メディア情報へ

新日本プロレスの歴史を知りたい

新日本プロレスの歴史、またIWGPチャンピオンなどの各タイトルの王座変遷を確認できます。

HISTORYへ

試合のチケットを買いたい

観戦したい大会のチケット情報ページに記載されているプレイガイドからチケットを購入することができます。
公式ファンクラブ『Team NJPW』に入会すると、チケットの先行予約ができる特典もあります。
『Team NJPW』についての詳しくはこちらから

スケジュール/チケットへ

オフィシャルグッズを購入したい

新日本プロレスオフィシャルグッズは闘魂SHOPより購入できます。

闘魂SHOP

ファンクラブに入会したい

Team NJPW(新日本プロレスリングオフィシャルファンクラブ)では新規会員を募集中!
Team NJPWの会員になると様々な特典がいっぱい!
詳しくは以下より確認できます。

ファンクラブページへ

スマホでもオフィシャルサイトを楽しみたい

スマホサイトであれば最新NEWSから大会情報・大会結果がいつでもどこででも見れます。
毎日更新、選手自身が執筆した日記もスマホサイトで購読できます。

スマホ紹介ページへ

新日本プロレス公式プロレスゲーム『プロレスやろうぜ!』

新日本プロレス公式、スマホで遊べるプロレスゲーム!
自分だけの選手を育てて、新日本プロレスのレスラーと対戦しよう!

『プロレスやろうぜ!』

トレーディングカードゲーム『キングオブプロレスリング』

新日本プロレスレスラーたちのカードを集めて、ネット対戦に挑め!!
パソコン、スマホで遊べる新感覚トレーディングカードゲーム!

『キングオブプロレスリング』

新日本プロレスの歴史を知りたい

新日本プロレスの歴史、またIWGPチャンピオンなどの各タイトルの王座変遷を確認できます。

HISTORYへ