『新日本プロレスの選手へ一問一答!』第56回目は、オカダ・カズチカ選手!
タクシー運転手がルチャドールだった!? オカダ・カズチカがメキシコ時代を振り返る!
「地獄」のアメリカ遠征で何が起きた?
衝撃の1.4東京ドーム入場演出にもたっぷり言及!!(第2部)
撮影/中原義史
※以下、インタビューの「序盤部分(※一部抜粋)」をWEBで無料公開!
●加賀邑冠津輔さんからのご質問
メキシコで育ったオカダ選手はマスクマンになりたいとか考えませんでしたか?
オカダ レスラーならみんな一回はやってみたいと思うんじゃないですかね。ただ、マスクマンって視界も狭くなったり、いろいろ大変だと思うんですよ。
――たしかによく聞きますね。
オカダ でも、マスクを被るってことが一番のスイッチだと思うんですよね。子供の時に観た仮面ライダーやウルトラマンになれるわけじゃないですか。もちろん、マスクを被らなくてもスイッチは入ると思うんですけど、“変身”っていう意味では凄くわかりやすくて良いんじゃないですかね。街を歩いてても気付かれなさそうですし(笑)。
●azu★さんからのご質問
メキシコにいた時の思い出を教えてください!
――まず、メキシコはどのくらいの期間いかれてたんですか?
オカダ 15歳からメキシコに渡って3年半ですね。
――中学卒業後から3年半。いろいろご苦労があったと思いますが、改めてメキシコにいた時の思い出をお願い致します。
オカダ ボク、メキシコでネズミが嫌いになったんですけど、ホントに地獄でした。
――メキシコでネズミ嫌いに!
オカダ いまでも街とかでネズミを見かけると声を出しちゃいますし。あとは、タコスも美味しいですし、そんな危ない目にもあってないですし……。あっ、タクシーの運転手さんがレスラーだったとかはありましたね。
――タクシーの運転手がプロレスラーだった!?
オカダ 向こうはライセンス制度なんですけど、ライセンスがないと試合をしちゃダメですし、ライセンスを忘れると罰金とかしなきゃいけないぐらい厳しいんですよ。ライセンスにはお金もかかるので、ライセンスを持ってないアマチュアのルチャドールみたいな感じの人もいるんですけどね。
――メキシコのプロレスにはライセンス制度がありますよね。
オカダ ええ。当時ですけど、「オカダ、このタクシーに乗って」と言われて、タクシーの行先に着いて、タクシーを降りたら運転手も自動車を降りてカギを閉めたんですよ。で、「どうしたのかな?」と思ったら、運転手がトランクからカバンを出してマスクを被り始めて、「あっ、この人、ルチャドールなんだ!」っていうのはありましたね(笑)。
――ハハハハ! それぐらいプロレスが日常と密着してるわけですね。
オカダ そうですね。結構、多いですよ。露店の人が普通にレスラーだったとか全然ありますし。
●Tarovezさんからのご質問
中学卒業からメキシコ、ヤングライオン時代のアメリカでの生活、言葉の壁はどう乗り越えましたか?勉強法などあれば教えてください。
――まず、メキシコではスペイン語だったと思いますけど。
オカダ なんとかなりますよ。多少は自分も勉強して行きましたけど、向こうに行ったらプロレス以外やることないじゃないですか。で、もう近所の人も日本人がレスラーやってるっていうのを知ってるんですよね。なので、辞書を持ってそのへんを歩いてたら、いろいろと話かけてくれたりしますし。「なんとかって言ってるな……」とか辞書で調べながらしゃべったりして、それで学んでいった感じですね。
――当時はスマホとかがあったわけではないですから、その都度、辞書を開いて調べていたわけですよね。
オカダ ハイ。でも、スマホじゃダメですね。やっぱり、辞書で調べるってことが大事だと思いますよ。
――オカダ選手はアメリカへの海外武者修行も経てますけど、英語の壁はいかがでしたか?
オカダ アメリカでは死んでましたね……。
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