1月1日(現地時間)、CMLLがアレナメヒコ(メキシコシティ)で毎年恒例のビッグマッチ『SIN PIEDAD』(シン・ピエダー)を開催。新日本プロレスの川人拓来ことカワトサンが、“カベジェラ・コントラカベジェラ”(敗者髪切りデスマッチ)でドゥルセ・ガルデニアと死闘を繰り広げた。
■CMLL『SIN PIEDAD』(シン・ピエダー)
1月1日(水)【現地時間】
メキシコ・メキシコシティ・アレナメヒコ
●メインエベント
時間無制限3本勝負
カベジェラ・コントラ・カベジェラ
ドゥルセ・ガルデニア
VS
カワトサン
・1本目/○カワトサン(変形首固め)ガルデニア×
・2本目/○ガルデニア(変形肩固め)カワトサン×
・3本目/○ガルデニア(ラ・カンパーナ・インベルティーダ)カワトサン×
【試合経過】1本目、両者がレスリングで探り合いの攻防を見せ、試合がスタート。その後、カワトサンが一瞬の隙を突いて変型首固めでギブアップを奪い、先制する。
1本目後から2本目がスタートするまでの間、カワトサンは攻撃の手を緩めず場外で畳み掛ける。そして、2本目がスタートしてからもカワトサンは攻め続けるが、ガルデニアが逆転に成功。最後は変形のパランカ・アル・ブラソでカワトサンの肩を極めてギブアップを奪い、イーブンに持ち込む。
3本目がスタートし、両者スパートをかける。そんな中、カワトサンがノータッチトペコンヒーロを炸裂させ、続いてコーナー最上段から場外にトペコンヒーロを敢行。すると、ガルデニアはトペスイシーダで巻き返し、コーナー最上段からのラ・ケブラーダを食らわせる。
その後も両者は一進一退の攻防を展開するが、最後はガルデニアが雪崩式ブレーンバスターからラ・カンパーナ・インベルティーダで捕獲。これでカワトサンからギブアップを奪い、2-1で勝利を収めた。
試合後、カワトサンは潔く丸坊主となり、それをOKUMURAが称えた。
★その他の主な試合結果
●セミファイナル
時間無制限3本勝負
CMLL世界タッグ選手権試合
<王者組>
カリスティコ&ミスティコ
VS
<挑戦者組>
クアトレロ&フォラステロ
○カリスティコ&ミスティコ(2-1)クアトレロ&フォラステロ×
【試合経過】1-1で迎えた3本目、カリスティコ&ミスティコがダブルでラ・ミスティカの競演。クアトレロ&フォラステロからギブアップを奪い、王座を防衛した。
●時間無制限3本勝負
マスカラ・コントラ・マスカラ(敗者マスク剥ぎデスマッチ)
プリンシペ・ディアマンテ
VS
エスピリツ•ネグロ
○ディアマンテ(2-1)ネグロ×
【試合経過】敗れたネグロはマスクを取り、本名「フアン・マヌエル・ゴンサレス・オラルデ、38歳」と公表された。
- 2020.1.3
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