いよいよ開催が迫ってきた『バンドリ! Presents WRESTLE KINGDOM 14 in 東京ドーム』2020年1月4日(土)、1月5日(日)東京ドーム大会2連戦。この大会テーマ曲『Kingdom of the Heavens』を書き下ろして頂いたTUBEのギタリスト・春畑道哉(はるはた・みちや)さんに制作の裏側などを直撃!
聞き手/鈴木佑
撮影/タイコウクニヨシ
■『バンドリ! Presents WRESTLE KINGDOM 14 in 東京ドーム』
・2020年1月4日(土) 15時開場 17時試合開始
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※「ロイヤルシート」「アリーナA」「アリーナB」「レディースシート(アリーナB)」「バルコニースタンド」は完売となりました。
※「1Fスタンド」「2FスタンドA」「レディースシート(1Fスタンド)」は残りわずかとなりました。
・2020年1月5日(日) 13時開場 15時試合開始
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■制作に入ってからもガンガンとアイデアが出てきて、すごいテンションとスピードで仕上げることができました。
――今回、春畑さんには来年の1月4日&5日に開催される『バンドWRESTLE KINGDOM 14 in 東京ドーム』の大会テーマ曲である『Kingdom of the Heavens』を作曲していただきました。まず、今回のオファーを聞いたときのお気持ちは?
春畑 最初にお話を聞いたのは今年の10月末、TUBEのファンクラブツアーでカバー曲のライブをやっているときでした。楽屋でウチのスタッフから「最近忙しいと思うんですが、こういうお話が来てるんですけど……、スケジュール的にどうですか?」と言われて、「プロレスですか? やりたいです!」と二つ返事でしたね(笑)。
――即答いただいたんですね。
春畑 ウチのボーカルの前田(亘輝)とベースの角野(秀行)も格闘技が好きなので、隣で聞いていて「プロレス? おもしろそうじゃん」って言ってましたね。
――とは言え、わりとタイトなスケジュールだったのでは?
春畑 でも、初めてプロレス関連のお仕事のオファーをいただいたのが嬉しかったですし、ちょうどそのカバーのライブをやってるときに「もっと、熱いギターも弾きたいな」と思っていて。だから、「メタル、承ります!」と答えたんですけど(笑)。
――メタルのような激しい曲を作ろう、と(笑)。
春畑 そういうハードなものが絶対に合うと思ったので。その東京ドーム大会のお話を聞いてるときからリフが浮かび始めて、「早くレコーディングしたいな」って思いました。実際、制作に入ってからもガンガンとアイデアが出てきて、すごいテンションとスピードで仕上げることができました。
――『Kingdom of the Heavens』は大会を盛り上げるにふさわしい壮大な曲となりましたが、とくにこだわった点はどのあたりになりますか?
春畑 まず、プロレスは試合以外にもさまざまなシーンがあると思ったので、いろいろとイメージを膨らませました。控室で戦いの準備をしている状況や、お客さんの熱狂の渦の中をリングに向かうときの心境。そして、ゴングが鳴ってからは間合いを取って緊張感のある場面……。自分が剣道をやっていたこともあり、そういうスリリングなシーンなど思い浮かべながら、アルペジオ(和音を構成する音を一音ずつ順番に弾いていくことで、リズム感や深みを演出する演奏方法)で考えてみたりとか。メロディーをどんどん録っていって、順番も考えて組曲風に作っていきました。
――たしかに曲の転換が試合を想起させるようにドラマチックで、最後も勝者が右手を挙げてるシーンが思い浮かぶというか。
春畑 そういうふうに聴こえるのなら嬉しいです。今回の作りかたはちょっと珍しかったので、そういう部分でも楽しめましたね。
■聴いていただいたかたには「サビが天空に駆け上っていくような感じがします」と言われて
――春畑さんはこれまでもサッカーなどスポーツの曲も制作されていますが、プロレスだからこそ何か意識された部分はありますか?
春畑 プロレスのようにリングに上がるということは、常人の精神状態ではないと思ったんですよね。だから、いつもどおりの僕の機材では足りないと思い、この曲用に楽器屋に行って「一番ブッ飛んだエフェクターをちょうだい」ってお願いしました(笑)。
――プロレス仕様のブッ飛んだエフェクターですか(笑)。
春畑 「僕が普段買うようなものとは違うエフェクターがほしい」とお願いして、「これは普通だな。これもまだ普通だな」とかいろいろ試しましたね。
――そうして新たな武器を投入された、と。では、ギターを弾く上でも攻撃的な音を意識されたのでしょうか?
春畑 そうですね、普通の演奏方法ではどう扱ったらわからないようなエフェクターだったので(笑)。ギターは2~3本を使いんですけど、基本はアメリカンウルトラというお気に入りのものを使用しました。そのギターを使った初めてのレコーディングだったという点でも楽しみながら臨めましたね。
――今回の曲の中でとくに気に入られているところは?
春畑 やはり展開の早さや、スリリングで熱があるところです。あと、完成した曲を聴いたスタッフから「サビが天空に駆け上っていくような感じがします」と言われて。もともと、曲名には大会名の“KINGDOM”を使わせていただきたいというお話をしていて、「“何KINGDOM”がいいかな?」と考えてたんですけど、その感想を聞いて「そうだ、“天空の王国”にしよう!」と思い、『Kingdom of the Heavens』と名付けました。
――曲もさることながら、曲名自体もカッコいいと思います!
春畑 カッコいいですよね。僕のファンの方からもタイトルがカッコいいって言われたのは、今回が初めてでした(笑)。
――ファンの方のお墨付きでしたか。では、制作上で苦労されたことはありましたか?
春畑 今回は終始楽しくできました。強いて言うのなら、ものすごい量のリフを考えたのに、使い切れなかったのがもったいなかったなというくらいで。要素を増やしすぎてもまとまらないというか、爽快に聴きたいですし。この曲は自分がジムに行って、「もう、これ以上は持ち上がらないかも」というラスト1~2回のときに聴くと、効果があると思います(笑)。
――たしかに映画『ロッキー』のテーマ曲のように、人を鼓舞してくれる曲だと思います。今回はインストゥルメンタルの曲でしたが、やはり歌詞がある曲とは制作する際に心構えは違うものなんでしょうか?
春畑 そうですね、テーマをより深く考えるというか。ただ、じつは『Kingdom of the Heavens』に関しては英語の歌詞もあったんです。完成候補の中にはシャウトするようなコーラスを入れるアイディアもあったんですけど、今回は使用せずインストゥルメンタルとなりました。
――本当に制作過程でさまざまなアイデアがあったんですね。その際、プロレスの試合もご覧になりましたか?
春畑 映像でいくつか観させていただきました。棚橋弘至選手たちの試合を観て、イマジネーションが沸いてきましたね。
■最高ですね、“キング・オブ・ダークネス”がTUBE好き。すごく嬉しいですし、これはもう応援するしかないですね
――春畑さんはこれまでプロレスの会場に行かれたことは?
春畑 それがなくて、今度の東京ドーム大会が初めてなのでメッチャ楽しみです。子どもの頃はアントニオ猪木さんの試合を観て興奮してましたよ。
――世代的には新日本プロレスが金曜20時のゴールデンタイムに放送されていた頃ですよね。
春畑 はい、毎週観てましたし、学校の休み時間には友達に見様見真似でコブラツイストをかけてました(笑)。
――プロレスごっこもやられていたと。ちなみに最近のレスラーで気になった選手はいましたか?
春畑 これは聞いた話なんですけど、なんでもEVIL選手がTUBEをお好きなんだとか……?
――そうなんです! 今回、春畑さんがドーム大会のテーマ曲をご担当されるということで喜んだレスラーが多かったそうなんですが、中でもEVIL選手はツイッターで今年の夏にTUBEの横浜スタジアムのライブに行った写真をアップするなど、もともと熱心なファンだそうで。何年も前から何度かライブに足を運んでると伺いました。
春畑 そうなんですね!
――EVIL選手に「TUBEでとくにお好きな曲は?」と聞いたところ、「一つに絞れるはずがないだろ! 夏定番の曲、応援ソング、ライブで盛り上がる曲、すべてだ。最初にTUBEに出会ったのは『Only You 君と夏の日を』だ」とおっしゃっていました。春畑さんのソロ曲の『JAGUAR』もお好きだそうです。
春畑 へえ! ソロまで聴いてくださってるとは。
――EVIL選手は”キング・オブ・ダークネス”、つまり暗闇の王という異名なんですが、真夏の代名詞であるTUBEが大好きというギャップがおもしろいとううか(笑)。
春畑 最高ですね、“キング・オブ・ダークネス”がTUBE好き。すごく嬉しいですし、これはもう応援するしかないですね。
――このインタビューを読んだら、EVIL選手も気合が入ると思います(笑)。さて、今回は東京ドーム二連戦なんですが、TUBEさんも何度も大きなスタジアムでコンサートされていますよね。
春畑 とくに野外のスタジアムでやると、人の熱気がすごいのでテンションが上がりますね。しかし、東京ドーム二連戦というのはすごいですね。東京ドームだと大会時間はどのくらいになるんですか?
――例年、トータルで4時間近くになる場合が多いです。
春畑 一般的なミュージシャンのライブのほぼ倍ですね。それだけファンを熱狂させるのはすごいと思います。新日本プロレスは世界に進出されて、今年はMSGでも大会をやられたとお聞きしているので、ますますその熱を発信していってほしいです。東京ドームでどんなファイトが見られるのか、もう楽しみでしかないですね。
――そのほかに今回の東京ドーム大会で気になるものはありますか?
春畑 獣神サンダー・ライガーさんが引退をされるということで注目しています。大きな舞台でリングを下りられるということで、どのようなお気持ちなのかな、と。
――じつはライガー選手はTUBEさんと同世代というか、プロとしてのキャリアが似てるんですよね。ライガー選手が素顔でデビューされたのが1984年で。
春畑 そうなんですね、僕たちは85年デビューなので近いですね。
――あとは少しこじつけかも知れませんが、ライガーさんがマスクを被るようになったのが1989年で、TUBEが自分たちで作詞作曲をされるようになったのも同時期だそうで。
春畑 たしかにそうですね。同世代という部分でシンパシーが沸く部分もありますし、しっかりと試合を見届けさせていただきたいです。
――東京ドーム大会を盛り上げる『Kingdom of the Heavens』は12月18日から配信となりますが、最後にファンの方々にメッセージをお願いいたします。
春畑 今回の曲は作っていて、とても楽しいものでした。もちろん、選手を鼓舞するために作った曲ではありますが、いまの自分のいろんな面が凝縮されたものになっていて、ライブでもやるのも楽しみにしています。聴くと“アガる曲”だと思うので、「今日は仕事に行くのが辛いな」という時など、プロレスファンの方々にもいろんな聴き方をしてほしいですね!
そして、新日本の選手の皆さんの見どころが散りばめられている超カッコいいコラボMVも制作して頂いたので、こちらも是非沢山の方に観て頂けたら嬉しいです。
■TUBE春畑道哉、配信シングル「Kingdom of the Heavens」発売を記念して、ギター・コンテスト 「Kingdomギター選手権」開催!
最終審査は本人の前でパフォーマンス!新曲ダウンロード購入者を対象に、抽選で45名をイベント招待
TUBEのギタリスト春畑道哉、配信シングル「Kingdom of the Heavens」の発売を記念して、ヤング・ギター主催によるギター・コンテストYOUNG GUITAR presents 「Kingdomギター選手権」を開催することが発表、募集がスタートした。この曲は「WRESTLE KINGDOM 14 in 東京ドーム」大会テーマソング&テレビ朝日系「ワールドプロレスリング」12月・1月ファイティングミュージックとして書き下ろされたロックナンバー。
現在、配信中の「Kingdom of the Heavens -Guitar Less track-」を使用して、「Kingdom of the Heavens」の弾いてみた動画をTwitterで大募集! 投稿された動画の中から選ばれた上位3名は、2020年2月29日(土)都内にて行なわれる
「“Kingdomギター選手権”最終決戦イベント」で春畑本人の前でパフォーマンスができる。
当日は、「Kingdom賞(グランプリ)」「YOUNG GUITAR賞」「春畑賞」各1名を決定し、それぞれFenderのアンプや、春畑が愛用しているものと同じエフェクターや弦など豪華賞品が当たる。
さらに、遠方在住など、何らかの都合で最終審査に参加できない人の中からも2名が「特別賞」として表彰される。
「Kingdomギター選手権」特設サイトには、超貴重な春畑の見本動画と共に応募方法が公開されているので要チェックだ。
※投稿締め切りは2020年1月26日(月)まで。
さらに!この「“Kingdomギター選手権”最終決戦イベント」に「Kingdom of the Heavens」ダウンロード購入者の中から抽選で45名を観覧招待!「iTunes」「レコチョク」「mora」いずれかの配信サイトでダウンロード購入した人の中から、抽選で各配信サイト15名が選ばれる。このイベントは、最終審査のほかに、春畑道哉によるトーク&ミニ・ライヴも予定されている超プレミアイベント。
※観覧応募締め切りは2020年1月20日(月)まで。
■「Kingdom of the Heavens」配信中!
▼Download/Streaming https://smar.lnk.to/I_2_2LY
■“WRESTLE KINGDOM 14” Official theme song 春畑道哉「Kingdom of the Heavens」MV SIZE 公開!
https://youtu.be/pvMuF_l4eI0
■春畑道哉オフィシャルサイト
https://www.sonymusic.co.jp/artist/MichiyaHaruhata/
■春畑道哉 Twitter(@HaruhataMichiya)
https://twitter.com/HaruhataMichiya
■『バンドリ! Presents WRESTLE KINGDOM 14 in 東京ドーム』
・2020年1月4日(土) 15時開場 17時試合開始
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・2020年1月5日(日) 13時開場 15時試合開始
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※「ロイヤルシート」「アリーナA」「アリーナB」「レディースシート(アリーナB)」「バルコニースタンド」は完売となりました。
■『NEW YEAR DASH!!』
・2020年1月6日(月)18時30分~東京・大田区総合体育館
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※「1FスタンドA」「2FスタンドC」は残りわずかとなりました。
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