毎週月曜~金曜、日本テレビ系にて放送中の『スッキリ』。
最新の音楽や映画の情報からセレブのゴシップまで、幅広く海外のエンターテインメントを取り上げる火曜コーナー「WEニュース」の12月マンスリーMCを、“IWGPヘビー級王者”オカダ・カズチカ選手が務めることが決定した。
初回登場となる12月3日(火)では、スタジオ内にレインメーカードルが降り注ぐ中、コスチュームを身にまといIWGPヘビー級のベルトを腰に巻いたオカダ・カズチカ選手が登場。
オカダ選手は、「『スッキリ』にカネの雨が降るぞ!」と声高らかに宣言すると、「グッド・モーニング・エブリワン・ウェルカム・トゥ・WEニュース!」とおなじみのセリフもバシッと決めた。
そして、MCの加藤浩次さんから、海外エンタメのマンスリーMCに関して「大丈夫ですか?」と問われたオカダ選手は、「大丈夫です。チャンピオンですから、何でもお任せください。ボクは、“スイーツ真壁”のように甘くないので!」とキッパリ言い切ると、WEポーズで完璧なVふりも披露。
続くVTRでは好きな映画は『グリーンブック』、好きなアーティストは『スティング』と海外エンタメ好きをアピールすると、今回は『最強の男オススメ! 最強映画紹介SP』と題し、最新のお勧め映画2作品を紹介。
まず、1作品目にホラーの金字塔『シャイニング』の40年後を描いたホラー映画『ドクター・スリープ』を鑑賞。
「怖いものは見当たらない」と語るオカダ選手であったが、上映開始早々のBGMで驚きの表情に……。さらには、あまりの怖さに目をつぶるシーンも見受けられたが、「チャンピオンとしては防衛成功」と言い切るオカダ選手。
この発言に、MC陣から詰め寄られたオカダ選手は、「怖かったですけど……ビビってないです」とコメントし、「『シャイニング』を観てから観たので、『これ、あのシーンだ』ってすぐにつながった。最高でした」と大絶賛した。
2作品目には、大人が涙する台湾発アニメーション映画『幸福路のチー』を鑑賞。
上映前、スタッフからの「涙もろいですか?」という質問に、「僕、生まれた時しか泣いたことないです」と答えたオカダ選手。
しかし、映画が終盤に差し掛かると、目じりをおさえる姿が……。このシーンに関して、「痒くてかいただけ」と弁解するも、再びMC陣からの問い詰めに「心では大泣きでした」と笑いを誘った。
最後にこの作品に関して、オカダ選手は映画と似た祖母とのエピソードを語るとともに、「感動しました。是非、映画館でチェックしてください!」と猛アピールし、無事に初回のMCをやり切ってみせた。
また、番組の最後の『誕生月占い スッキりす!』で、11位の“ガッカりす…(ラッキーカラー:黄)”となってしまったオカダ選手は、「黄色を着てるから大丈夫です!」とコスチュームを見せつけ、番組を盛り上げた。
そして、番組出演後には、マスコミの囲み取材に応じ、初回の手応え、今後の展望、東京ドーム2連戦への意気込みなどを語った。
■囲み取材の模様
――初回の放送を終えて、率直な感想をお願いします。
オカダ シッカリこのIWGPヘビー級チャンピオンとして、素晴らしいチャンピオンらしいMCができたんじゃないかなと思います。
――『スッキリ』の印象は?
オカダ 「スタジオの大きさはこれぐらいなんだ」とか、「コメンテーターの人たちはこれぐらいの距離で近いんだ」とか、そういうのは凄い感じましたね。もっと広いものだと思っていたので。
――MCをやってみて難しい部分などはありましたか?
オカダ 凄く難しかったですし、それもプロレスと一緒というか、最初からずっと楽な相手はいないと思うので、このMCというもの今月あと何回かですけど、シッカリMCとしてもチャンピオンクラスになれるように成長していきたいなと思います。
――プロレスラーの方がMCというのはあまりイメージがないのですが、どういうところをアピールしていきたいですか?
オカダ ホントにプロレスと身近になってもらいたいというか、「IWGPヘビー級チャンピオンというのがこういう人間なんだよ」って知ってもらえるという意味では、そういうのは伝わるといいなと思いますね。
――リング外でやることの意味ということでしょうか?
オカダ そうですね。自分もいろんなことを経験して成長できると思いますし、今回こうやって観て、また違う番組で観て、「あっ、あの人だ!」ってなるかもしれないですし、プロレスを観て「あの人だ!」って、雑誌を観て「あの人だ!」って、どこでオカダ・カズチカに会うかわからないと思うので、そういうキッカケとして知っていただきたいっていうのはありますね。
――今回の『スッキリ』で12月のマンスリーMCを務めることは、ご自身も掲げている「来年の東京ドーム2連戦を超満員にする」という目標に向けて追い風になっていると思いますが。
オカダ そうですね。ボクのやらなければいけないことは、1.4&1.5東京ドームの超満員なので、少しでもこういう機会にプロレスを知ってもらって、会場に足を運んでもらえる。「この人のプロレス観てみたいな」って思ってもらえるようなMCができたらいいんじゃないかなと思いますね。
――あと3回の出演で「こうしていきたい」というようなビジョンはありますか?
オカダ MC力って言うんでしょうか。今回じゃなくても、今後絶対、プロレスだけじゃなくて、いろんなことにも活きてくると思うので。こういう機会じゃないと、こういったことに関して勉強することも中々ないですし、プロレスの中でやってるのとは違うじゃないですか。朝の『スッキリ』という情報番組の中でやらせてもらえるっていう、そんな経験ができる人の方が少ないと思うので、そこでいろんなものを学んで、また次回につなげていけたらいいなっていうのはありますね。
――今回、登場のシーンでレインメーカードルが降る演出がありましたが、今後の演出などでやってみたいことはありますか?
オカダ 外国人の人と絡みたいなっていうのが一番ですかね。今回は映画でしたけど、このコーナーでは外国のアーティストの方たちと共演しているのを観たことがあるので、そういうのもやってみたいなっていうのはありますね。
――MCの加藤浩次さんは“手押し相撲”が凄い強く、今後、オカダ選手との対戦も期待しているのですが。
オカダ もし、やる機会があれば、新日本プロレス非公認になってしまいますけど、ボクはベルトを懸けての闘いをしてもいいんじゃないかなと思います。
――今後、どんなエンタメを紹介していきたいですか?
オカダ これっていうのがすぐにはパッと浮かんでは来ないですけど、自分がお届けしたいのはもちろん、自分もいろんなものを経験したいですね。ボクが知らないこともあると思いますし、ボクも改めてそこで知って、その情報をシッカリ出していきたいというか。自分でも魅力を知ったうえでちゃんと伝えられるようなことができたらいいなと思いますね。
――冒頭で、真壁刀義選手のことにも触れていましたが、この番組のオファーがあった後に、真壁選手と番組について話をされたりしましたか?
オカダ 前まではずっと闘っていたんですけど、最近はタッグも組んだりし始めたので、報告はしましたね。
――なんとおっしゃってましたか?
オカダ 「頑張って来いよ!」っていう風には言われました。「じゃあ、『スッキリ』枠は俺が……」っていう話は(笑)。ハハハ。
――加藤さんとのトークの秘訣などはありましたか?
オカダ いや。「頑張って来いよ!」って言われたぐらいです。まぁ、そのへんの手の内は隠してるんじゃないですか。「どうやって攻めたらいいか、自分で学んで来い」ってことじゃないですかね。
――初回から、加藤さんや近藤春菜(ハリセンボン)さんからたくさんのツッコミもありましたが、今後どう絡んでいきたいですか?
オカダ ボクはブレずにチャンピオンとして堂々とやっていこうかなって感じですね。今日もチャンピオンとしていって、「ビビった」「泣いた」とか、いろいろ言われましたけど、やっぱりプロレスラーのイメージを壊したくないというか、世間の皆さんの“ザ・プロレスラー”っていうイメージでいきたいと思いますね。ビビってましたけど……(笑)。
――オカダ選手は洋画を観る際、字幕で観ますか? それとも吹替ですか?
オカダ ボクは字幕で観ます。物語が英語でも字幕でも入ってくるんですけど、吹替にしちゃうと、観ないで音だけ聞いちゃう時もあったりするので。
――最後に、これからの『スッキリ』と1.4&1.5東京ドーム大会へ向けて意気込みをお願いします。
オカダ MCをあと3回。今日のスタートは50点ぐらいだったと思うので、次は80点、3週目100点、4週目120点を取れるように、そこでも自信をつけて1.4&1.5東京ドームを超満員にして、この『スッキリ』を観てもらった人たちが、「オカダ、勝ったんだね」と言ってもらえるように、自分もシッカリ結果を出したいと思いますので、まずはリングもMCも頑張ります。
★番組概要
番組名:『スッキリ』毎週月曜~金曜8時~10時25分放送
※オカダ選手は火曜コーナー「WEニュース」に登場
■オカダ選手の「WEニュース」出演スケジュール
・12月10日(火)
・12月17日(火)
・12月24日(火)
※都合により出演者や番組内容が予告なく変更になる場合がございます。予めご了承ください。