来年の1月4日(土)、1月5日(日)に2連戦で行われる『WRESTLE KINGDOM 14 in 東京ドーム』の第1弾カードが発表された。
■『WRESTLE KINGDOM 14 in 東京ドーム』
2020年1月4日(土) 17時~東京・東京ドーム
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※「ロイヤルシート」「アリーナA」「バルコニースタンド」は完売となりました。
※「アリーナB」は残りわずかとなりました。
■1.4東京ドームで“IWGP王者”オカダと“『G1』覇者”飯伏が頂上対決!
IWGPヘビー級王者のオカダ・カズチカは、飯伏幸太を相手に5度目の防衛戦に臨む。
オカダは10.14両国でベルトを賭けてSANADAを迎撃。ハイレベルな攻防を制し、今年の『G1』公式戦でSANADAに敗れたリベンジと共に、新日本の至宝を守り抜いた。
試合後、オカダはマイクを握ると「東京ドームのメインイベント、もう、これで決定だよね? 飯伏幸太、出て来い!」と咆哮。すると、同大会の第8試合でEVILを撃破し、東京ドーム・IWGPヘビー級王座挑戦権利証を死守した飯伏が、権利証入りのブリーフケースを携えてリングイン。
飯伏は「オカダさん、おめでとうございます。いま僕にはインターコンチと、そのIWGPヘビー級のベルトが必要なんです。いつまでもあなたじゃおもしろくくないでしょ? 僕の挑戦、受けてもらってもいいですか?」と力強く戦線布告。
するとオカダは「何が二冠だ、このヤロー! IWGPもオカダ・カズチカも、そんな安く売ってない。まずそこを勝ってから二冠と言いなさい。東京ドーム、かかって来い!」と高らかに迎撃を宣言。
今年の『G1』優勝直後から1.4ドームでIWGPヘビーを奪取し、1.5ドームでインターコンチとの二冠を賭けたタイトルマッチをアピールしている飯伏に対し、闘志をむきだしにオカダ。「金メダルを持ってるのに、銀メダルはいらない」と語る最強王者が、その気高いプライドを示した格好だ。
両雄は過去に三度、シングルで対戦。最初は2013年の8月18日、飯伏が当時所属していたDDTのリングで対峙し、オカダが貫禄の勝利。続いて2014年の3.6『旗揚げ記念日』(大田区総合体育館)ではオカダがIWGPヘビー級王者、飯伏がIWGPジュニアヘビー級王者として“IWGP王者対決”を行ない、またもオカダが激勝。
そして三度目のシングル戦となったのが、今年の8.10日本武道館での『G1』Aブロック最終公式戦。その時点で1位だったオカダを、2位の飯伏が壮絶な死闘の末に撃破。初のオカダ超えを果たした勢いを駆って、飯伏は『G1』優勝の栄冠をつかんだ。
迎える4度目の一騎打ち、その舞台は歴史と伝統の1.4東京ドーム。2015年の4.5両国以来、二度目のIWGPヘビー挑戦にこぎつけた飯伏が、前人未到の二冠に向け新日本の至宝を初戴冠するか?
それとも2年ぶりにドームでのIWGPヘビー王座戦に臨むオカダが、『G1』公式戦でのリベンジを果たすと共に飯伏の野望を阻んで、その実力を満天下に示すか?
■「獣神引退試合Ⅰ」は超豪華! ライガー&藤波&サスケ&タイガーvs佐野&大谷&高岩&田口! サムライ、小林も登場! レフェリーは保永!
今回のドーム二連戦で引退を発表している獣神サンダー・ライガーは、1.4東京ドームで「獣神サンダー・ライガー引退試合Ⅰ」と題した8人タッグに出陣する。
その気になるカードはライガー&藤波辰爾(DRADITION)&ザ・グレート・サスケ(みちのくプロレス)&タイガーマスクwithエル・サムライ(SPORTIVA)vs佐野直喜(FREE)&大谷晋二郎(ZERO1)&高岩竜一(ZERO1)&田口隆祐with小林邦昭。ライガーの歴史を振り返る上で欠かせない名レスラーが勢揃いし、ラストを彩るにふさわしいメモリアルマッチがラインナップされた。
タッグを組む藤波は、過去にIWGPヘビーに6度戴冠している言わずと知られた“レジェンドレスラー”で、ライガーがレスラーを目指すきっかけになった憧れの存在。90年代前半には藤波率いるドラゴンボンバーズで行動を共にした、いわば心の師匠とも言える存在だ。
サスケはライガーと共に90年代のジュニアを大いに盛り上げた立役者で、94年4月16日に開催された伝説の第1回『SUPER J-CUP』では名勝負を展開。また、99年4月には共にIWGPジュニアタッグを戴冠している。
タイガーマスクはいわずと知れたライガーの女房役。00年代はジュニアの覇権を巡ってしのぎを削り、10年代以降はアニメから飛び出した“二大ヒーロータッグ”として共闘。12年6月にはIWGPジュニアタッグも奪取した。
その頼もしい3人パートナーに加え、“セコンド”としてサムライも帯同。90年代にライガーとIWGPジュニアヘビーを賭けて幾度となく対戦し、また01年3月に共にIWGPジュニアタッグを巻いた盟友が、引退に花を添える。
対戦相手の中で一際目を引くのは1984年3月3日、素顔のライガーと同日デビューを果たした佐野直喜。ライガーが若手時代から切磋琢磨し、自身の“リングの恋人”とも語るライバルが、獣神の門出のためにひさびさに新日本マットに登場。
今回に限り、現在のリングネームである佐野巧真ではなく、ライガーと同じ時代に闘っていたリングネームであり、本名の佐野直喜として参戦となる。
90年代にライガーとバチバチの世代闘争を繰り広げた大谷と高岩も、偉大な先輩を送り出すべくドームでは対角コーナーに立つ。今年7月にZERO1マットに初参戦を果たしたライガーに対し、最後にリングで手荒い“恩返し”を見せてくれそうだ。
そして、現在の新日本ジュニアからは田口隆祐が対戦相手として出場。02年11月のデビュー以降、ライガーの背中を追い続け、いまやジュニアで唯一無二の存在となった田口。最後の戦いを通して、獣神にどんなメッセージを送るのか。
対戦チームのセコンドには1989年4月24日、新日本が初開催した東京ドーム大会で、“獣神ライガー”のデビュー戦の相手を務めた小林が登場。ちなみにその小林の引退試合(00年4月)で、介錯したのがライガー。現在は新日本道場の管理人である小林が、頼もしい後輩の引退を間近で見届ける。
なお、この一戦は特別レフェリーとして、かつて新日本でプロレスラーとして活躍した保永昇男が裁く。90年代にライガーをいぶし銀のテクニックで苦しめた保永は、98年4月のライガー戦で引退。その後はレフェリーとして、新日本ジュニアを至近距離で見つめてきた。
ドームで生まれ、ドームでリングを下りる獣神。そのラストマッチの初戦では、ライバルや盟友に囲まれる中、自身の歴史の集大成を見せてくれることだろう。
■『WRESTLE KINGDOM 14 in 東京ドーム』
2020年1月4日(土) 17時~東京・東京ドーム
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※「アリーナB」は残りわずかとなりました。
2020年1月5日(日) 15時~東京・東京ドーム
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※「アリーナA」は残りわずかとなりました。