いよいよ目前! 10.14両国国技館決戦を前に、“キング・オブ・ダークネス”が口を開いた! EVILが“権利証保持者”飯伏幸太戦について言及!
さらに東京ドーム2連戦をダークネスに染め上げるあるプランとは?
聞き手/鈴木佑
撮影/山本正二
※以下、インタビューの「序盤部分」をWEBで無料公開!
■いままで動いたものがないものが初めて動く……。その瞬間ほどエキサイティングなモノはないんじゃないか
――さあ、EVIL選手。10.14両国国技館での飯伏幸太戦を前に、いまの心境をお願いいたします。
EVIL そうだな。いま誰よりもIWGPヘビー級王座を欲しているこの俺が、「動かない」と言われている“権利証”を両国で動かしてやる。どうだ、観たいだろ?
――観たいですね。実際、その「東京ドーム・IWGPヘビー級王座挑戦権利証」はこのシステムが始まった2012年から一度も動いていないんです。
EVIL いいかげん、この俺が歴史を動かしてやるよ。いままで動いたものがないものが初めて動く……。その瞬間ほどエキサイティングなモノはないんじゃないか。
――ファンのみなさんからも「動かないだろう」と思われている価値観を破壊するわけですよね。
EVIL そうだ。そして、“その時”はもう刻一刻と近づいている……。
――今回の対戦は、9.16鹿児島で、KENTA選手を破った飯伏選手の前に登場し、対戦が実現することになりました。
EVIL 飯伏が『G1』で優勝した時点で、「この権利が回ってくるんじゃないか」という意識はあったし、タイミングを見計らっていた。あの権利証はIWGPヘビー級王座に行くための最短距離の手段だからな。
――なるほど。ところでEVIL選手はIWGPタッグ王座は何度も巻いていますが、一方でNEVER無差別級王座を巻いていたのは3年前で、IWGPヘビー級王座はまだ戴冠したことがない。この数年、シングル王座にはなかなか縁がない感じがあります。
EVIL まあ、シングル戦線でも自分なりに掴んだものはいろいろあったが、なかなか結果が出ない……。その部分では自分に腹立たしいし、もどかしい感覚はあるな。
――その一方で、タッグパートナーのSANADA選手は、勲章は手にしていないものの今年はシングル戦線の活躍が目立ちました。内藤選手は「SANADA選手の活躍に一番ジェラシーを感じているのはEVILじゃないか」と発言したこともありましたね。
EVIL まあ、内藤がそう思ってるんなら、そういえばいいんじゃないか? もっと言ってくれてもいいぞ。そこで揺らぎはしない(ニヤリ)。
――SANADA選手はオカダ選手に“ライバル”と言われる存在となり、鷹木信悟選手はジュニアからヘビー級に転向しても躍進している。L・I・Jのヘビー級戦士たちに刺激は受けていないですか?
EVIL まあ、俺から言わせれば、あくまでSANADAはSANADAだし、鷹木は鷹木であり、俺は俺……。もちろん彼らの試合から刺激は受けてる。ただし、自分の話でいえば、5月に石井智宏戦(5月4日福岡国際センターでスペシャルシングルマッチ)があったろ?
――ありましたね。あのシリーズを通した二人の抗争は凄まじかったです。
EVIL 最終的に、あの試合に負けはしたものの、石井との闘いは自分の中でかなり“掴んだ”ものがあった。いろんな周囲の状況はあるにせよ、そこが一つの揺るぎない自信になっているんだ。
■『G1』の飯伏戦? 打撃に関しては、かなり鋭いモノがあったな。非常に技がキレてるというか。
――あらためて今回の対戦相手、飯伏選手との『G1 CLIMAX』公式戦(7.14大田区総合体育館)はいかがでした?
EVIL あの大田区の試合、飯伏との初シングルだったが……。あの時、飯伏は足首をケガした直後で本調子ではなかったかもしれないが、打撃に関しては、かなり鋭いモノがあったな。非常に技がキレてるというか。
――あ、技がキレてますか。
EVIL キレてたな。あのスピーディーな打撃は、自分の想像以上だった。それも映像で見るのと、リング上で目の前で見るのとは全然違う。消える感覚のある打撃だった。そういえば、飯伏はよく“天才”と言われるだろ。
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