今年の『G1 CLIMAX』公式戦では、“ライバル”オカダ・カズチカからついに初勝利をゲット。勝率では奮わずも、大きな爪跡を残したSANADA。
秋の大勝負へ向けて、いまこの男は何を考えているのか? 『G1』を振り返る特別インタビュー!(前編)
☆このインタビューは、10.14両国大会でのオカダ戦が決定前の8月中旬に収録。
※撮影/タイコウクニヨシ
※以下、インタビューの「序盤部分」をWEBで無料公開!
■毎年、結果を残せていないのに、期待をされている……ってことはプラスに捉えているんですけど。
──今日は『G1』の振り返りをメインにお話を伺っていこうと思うのですが、けっこうお休みはありましたか?
SANADA この『G1』後ですか?
──ハイ。身体をリフレッシュしたり、疲れを取ったりする時間はありましたか?
SANADA ええ。身体の調子はだいぶ良くなりましたね。
──だいたい1週間くらいとか?
SANADA そうですね。ヒザが痛かったのと首の調子が悪いんですけど、1週間くらいオフがあるとだいぶ良くなりますね。
──だいぶチューンナップできたみたいですね。さて、今年の『G1』ですけど、勝敗的には厳しい星取りだったと思うんですが、ご本人的にはいかがですか?
SANADA 自分、『G1』には2016年から出てるんですけど、いままで全部、4勝5敗で終わってるんじゃないかな?
──あっ、そうですか?
SANADA ええ……。逆にそうですかね?
──すみません。ちょっとあとで調べておきますね(※註=SANADA選手の言う通り、2016年~2019年と4年連続で4勝5敗)。でも、一度も勝ち越したことがないというのは意外ですね。今年の『G1』は大きな勝利もありましたけど。
SANADA ただ、そうやって2016年から出てる中で、勝率は一緒なわけなんですけど、今年はとくにお客さんからのパワーを凄い感じましたね。
──雑誌『Number』の『プロレス総選挙』で4位という好順位を獲得していますし、「SANADA選手人気」は周知の事実になっています。その影響もあって、例年とは違う反応を感じたりしましたか?
SANADA そうですね。毎年、結果を残せていないのに、期待をされている……ってことはプラスに捉えているんですけど。
──それは試合のクオリティとか今年前半の活躍の影響も大きいような気がします。
SANADA どうなんでしょうね。“ここのところ”をうまく伝えられたらいいんですけど……(腕を組んで)。
──あ、言いたいことがあるけど、言葉が見つからない(笑)。
SANADA う〜ん。いま8割くらいまでは出てるんですけど、肝心な2割が出てこない(苦笑)。「『G1』で同じ結果に終わったのになんで人気が出ているのか?」という理由を自分なりに伝えたいんですけど。
──終わってみての反応は例年とは違っていました?
SANADA 『G1』を終わってというよりは、いまもその最中という感じですね。去年くらいから、そういった客席からのパワーを感じ始めてましたけど。今年前半から、いままでの倍以上、大きな反応があったような気がするんですよ。それが『プロレス総選挙』の結果にも繋がったのかなと思うんですけどね。
■2017年になって、トップを目指している中でなかなか思うようにいかなくなって……、その時期はかなり落ち込みましたね。
──上半期から調子良かったですけど、いい試合をすることによって期待値がかけ算的に上がってきてる感じですかね。
SANADA そのへんが蓄積になってるんですかね。でも、そういう流れって大事ですし。(唐突に)……あの~、俺はけっこう人間の生き様とかが好きなんですよね。
──あ、人間の生き様が好き。
SANADA ハイ。なんか、そういう系統の番組が好きなんですよね。『アナザースカイ』とか『情熱大陸』とか。
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