現地時間・8月30日(金)、新日本プロレスのロンドン大会の前日に、イギリスのRevolution Pro WrestlingによるYork Hall大会『SUMMER SIZZLER』が行われた。
写真協力/週刊プロレス
■『NJPW Royal Quest』
8月31日(土) 15:00開場/17:30開始
イギリス・ロンドン・ザ・カッパー ボックス
★チケット情報/★対戦カード情報
■日本時間・8月31日(土) 深夜1時30分~ロンドン大会を生中継!
●『ワールドプロレスリングLIVE2019』
CSテレ朝チャンネル2にて
https://www.tv-asahi.co.jp/ch/sphone/sports/0342/
●FITE TV(PPV $24.99)ではネット生中継!
https://www.fite.tv/watch/njpw-royal-quest/2p0wg/
■「アイアム・ニュー・IWGPチャンピオン!」試合後、鈴木がオカダからベルト奪取を宣言!
イギリスの後楽園ホールとも言われる“聖地”York Hallは、この日もロンドンのRPWファンの熱気が充満!
この日のセミファイナルは、オカダ・カズチカ&棚橋弘至vs鈴木みのる&ザック・セイバーJr.のタッグマッチ。翌日のカッパーボックス大会でIWGPヘビー級選手権を賭けて対戦するオカダと鈴木、ブリティッシュヘビー級選手権を賭けて闘う棚橋とザックというW前哨戦が行われた。
ザック、鈴木、棚橋、オカダの順番に登場すると、いずれも熱狂のスタンディングオベーションで迎え入れた場内。
先発はオカダと鈴木。会場の声援は「スズキ」「オカダ」が交錯。いきなり張り手で先制した鈴木は強烈な打撃からスリーパーでオカダを捕獲。さらにゴッチ式パイルドライバーの態勢に入ったが、これは切り返したオカダ。
代わった棚橋とのマッチアップ。だが、鈴木はコーナーのオカダをフロントハイキックで場外に叩き落す。棚橋とザックも翌日のタイトル戦を前にピリピリムード。激しい攻防から場外戦へ。一方、鈴木も場外戦でオカダをつけ狙ってめった打ち、IWGPヘビー級王座を掲げる場面も。
ザックと鈴木は棚橋の左腕を交互にひねり続ける悪の頭脳プレーで試合をリード。さらにザックが棚橋の腕をサブミッションで締め上げれば、鈴木も飛び込んできたオカダの足首を固めていく。
鈴木は強烈なエルボーで棚橋を沈黙させるが、鈴木のヒザをキャッチした棚橋はドラゴンスクリューで逆襲してオカダにタッチ。オカダは得意のバックエルボーから「ヨークホール!」とシャウトする。
コーナーからのダイビングエルボーを狙うもこれは鈴木がカットし、串刺しフロントハイキックで場内をどよめかせる。さらに今度は、鈴木がオカダに対し脇固めに入り、飛び込んだ棚橋をザックが捕獲してグラウンドへ。
試合中盤、オカダと鈴木が激しいエルボー合戦を展開。ファン同士が「シーー」と声をかけて、静かになった場内に鈴木の渾身のエルボーの重みが鈍く鳴り響き、どよめきが発生する。
一方でザックと棚橋は強烈な張り手合戦。棚橋はザックをふらつかせるが、ザックはコブラツイストで絞り上げていく。だが、棚橋も同じくコブラツイストで切り返して場内を沸かせる。
試合終盤、鈴木とザックの連携に苦しむ棚橋だったが、かちあげ式エルボーでザックをふらつかせる。ザックもスタンディングのサブミッションのバリエーションを次々と披露してペースをつかむが、棚橋もツイスト&シャウトで逆襲する。
試合終盤、オカダが追撃のドロップキックをザックに決め、ペースを握り返した棚橋がザックを追い詰めるかに思われたが、ザックが一瞬の切り返しから、ヨーロピアンクラッチで棚橋をクルリと丸め込んでの電撃勝利。
試合後、棚橋を挑発したあとでマイクを握ったザックは、「明日、この男はIWGPヘビー級王者になるだろう」と“ボス”鈴木にマイクを渡すと場内は大歓声。
鈴木は「アイアム・ニュー・IWGPチャンピオン! オカダ~!IWGP(王者)と呼ばれるのは今日が最後だ!」と日本語で語りかけながら、最後は「俺たち鈴木軍……一番!」とUKファンと大合唱して、最初で最後のW前哨戦を制した鈴木軍。はたして、カッパーボックス大会ではどんな結末が待ってるのか?
■“地元凱旋”ウィル・オスプレイは、メインでデヴィッド・スターと対戦! 試合は予想外の展開に!?
この日のメインは、地元凱旋となるIWGPジュニアヘビー級王者のウィル・オスプレイが、RPWのデヴィッド・スターとシングルマッチで対戦。
この試合、スターは「オスプレイに負ければRPWを退団、勝てばRPWの運営権を獲得して社長になる」という異様な条件での対戦となり、その経緯を試合前にRPWのアンディ社長が説明した。
試合は、序盤からたがいの破天荒な技が続出する展開となり、死力を尽くして闘う両者。中盤では激しい打撃合戦の末にともにダウン状態に。ここから、オスプレイがオスカッター狙いを背後から飛びついてスリーパーで捕獲するなど、オスプレイ対策を披露。
さらに一進一退の攻防が続く中、強烈な張り手合戦を見せた両者。オスプレイは、激しい打撃合戦の末にカナディアン・デストロイヤーを爆発。
続いて、エプロン際に立つスターを狙って飛び込んできたオスプレイだったが、これはスターがDDTで止める。ここからエプロンでのチョップ、エルボー合戦が展開。最後は、エプロン際でオスカッターを決めると、場内騒然!
だが、ここから試合は徐々に不穏な雰囲気に。リングでも得意のオスカッターを決めようとしたオスプレイだったがスターの機転で、なんとレフェリーに誤爆し、レフェリーはKO状態に。
ここへ代打のレフェリーが登場するが、その正体はスター寄りの選手だった模様で、オスプレイは不信感を隠さない。そのあとも激しい攻防が続く中、今度はオスプレイのキックが誤爆し代打のレフェリーまでノックアウト状態に
混迷を極めるリング上、今度はベルトを使った攻撃を狙ったスターのもとへアンディ社長が登場。
スターがアンディ社長に突っかかり、社長もファイティングポーズで応えるも、スターにリングの周囲を追いかけまわされたり、息を吹き返した代打レフェリーとアンディ社長がもみ合うなど想像を超える展開に。
リング上が混迷する中、スパニッシュ・フライを決めたオスプレイ。さらに背後からの強烈なバックエルボー。最後はストームブレイカーでスターから勝利を奪ったオスプレイだった。
■『NJPW Royal Quest』
8月31日(土) 15:00開場/17:30開始
イギリス・ロンドン・ザ・カッパー ボックス
★チケット情報/★対戦カード情報
■日本時間・8月31日(土) 深夜1時30分~ロンドン大会を生中継!
●『ワールドプロレスリングLIVE2019』
CSテレ朝チャンネル2にて
https://www.tv-asahi.co.jp/ch/sphone/sports/0342/
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