新日本のプロレスラーたちの子供のころから若手時代、そして現在に至るまでの知られざる“めしの光景”を紹介していく「レスラーめし」新日本スマホ出張版。夏の暑い最中に登場してもらったのは、ご存知“タグチジャパン”田口隆祐監督。
新日本生え抜きのジュニア戦士として、プリンス・デヴィットとのタッグチーム「Apollo 55」など活躍を見せてきた田口選手。リング上ではテクニカルなイメージだったのが、「オーマイ&ガーファンクル」発言をきっかけに、敵も相手も、さらには味方まで煙に巻く謎のキャラクターが定着。
「タグチジャパン」結成後は“監督”として数々のトップレスラーを勧誘、階級を問わず勢力を伸ばし続けています。
聞き手/大坪ケムタ
撮影/山本正二
協力/『メシ通』編集部
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さてこの夏に田口選手をお呼びしたのは、「大のかき氷好き」という情報を得たのがきっかけ。さっそく「東京都内だとここが美味しい!」とおすすめのお店、六本木「yelo」におじゃましました。
田口選手がいちばん好きだという「アボガドマスカルポーネ」は8月のみの限定商品で、取材日はなんと7月31日!
残念……ということで今回はティラミスDX、いちごミルク、すいかマスカルポーネのおいりトッピング(※すいかマスカルポーネは7月で販売終了)の3品を頼んでみました。
撮影協力/六本木「yelo」
東京都港区六本木5-2-11 パティオ六本木 1F
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■かき氷は、地方巡業なんかでオフの日は本見てまわったりします。一日5軒が最高ですね
--では到着するまでに田口選手のかき氷好きについてうかがいたいんですけど、きっかけはなんだったんですか? 東北出身ですから、地元でもむしろ食べなさそうですけども。
「たまたま、いろんなかき氷が載ってる本を見つけて、それからですね。こういう世界があるんだなって。それで試しに福岡の老舗の和菓子屋さんが夏だけ出してるかき氷があって、それに行ってみたらハマったんですよね。抹茶のかき氷に」
--いままで何種類くらいかき氷は食べられたんですか?
「(スマホのかき氷写真フォルダを見ながら)もう120くらいじゃないですか? 最初は2016年の5月ですね」
--かき氷120種類はホンモノですね! やはり巡業の時に地方で食べるんですか。
「そうですね。最近は一年中出してる店もあるじゃないですか。だから地方巡業なんかでオフの日は本見てまわったりします。一日5軒が最高ですね」
--かき氷1日5軒! それ、お腹痛くならないですか?
「お腹は……やばいですね。5軒食べたのは神戸で、それは大丈夫だったんですけど、名古屋で4件回った時は最後ちょっとやばくなって、部屋に戻ろうとしたんですが間に合わなかったです……(遠い目)」
--……何が間に合わなかったかは聞きませんが!
そんな話をしてる間にも、かき氷が到着! トップバッターのティラミスDX、独特のチョコレートの風味と山に積もった雪のようなホイップクリームが美味し~い! そして何より繊細な氷の食感と口の中で解けていく感じ、かき氷というより冷たいケーキといった感じ。お祭りで食べるあのジャリジャリしたかき氷とは別物、まさにスイーツ!
●ティラミスDX=1000円 (写真協力/六本木「yelo」)
「そうなんですよねー。もうこういうかき氷食べちゃうと、普通のかき氷は食べれなくなっちゃうんです。普通のは普通で美味しいんですけど。基本は巡業中に行くんで、あんまり東京のお店は行かないんですけど、前に新日本プロレスが海の家やった時に、その近所でコラボでかき氷出してて気になったんですよね。それで食べてみたら……ここはもう”フワフワの衝撃”ですよ」
--それでよりいろんな店を回ってしまうと。印象的なかき氷ってどんなのですか。
「最近のスイーツぽいのもすごいのあるんですけど……夏の北海道で、ジャンボかき氷食べたのはキツかったですね。4人前の量で、夏でもけっこう寒かったんで、お店の人からも『大丈夫ですか?』って聞かれるくらいで。実際、半分くらいでギブアップしました。あとは最近は海外の興行の時も食べたりするんですけど、シンガポールのかき氷はいちごっぽいかき氷に謎の漬物というか甘露煮みたいなのが乗ってて、あんまり美味しくはなかったですね(笑)」
ちなみに同じでレスラーでは「かき氷仲間」はいないのだとか。「前にラーメンとかつけめんにハマった時はSHO(当時、田中翔)とか上村とも行ってたんですけどね。まあ、かき氷って体冷やすからあんまりレスラーによくないのかもしれないけど(笑)」
なんて話をしながら3杯のかき氷をペロリ。30度越えが続く東京の夏というのもあり、田口選手にとっては屁でもないようです。
●いちごミルク=850円(写真協力/六本木「yelo」)
ではあらためて田口選手の若手時代の思い出のめしの話を聞いてみましょう。
■家のカレーの味が昔に比べて本格的になっちゃったんですよ(笑)。『おふくろの味、変えないでくれよ!』って
田口選手の出身は宮城県。子供の頃の思い出の味を聞いてみると、「母親が作ってくれたたまごサンド」だそう。
「バターロールに卵をはさんだ、まあ普通のたまごサンドなんですけど。日曜日の朝になると卵と、あとハムとレタスを挟んだバターロールが出てきたんですよ。忙しい平日の朝と違って、日曜日っていうのがちょっと優雅な気持ちでね、今思えば印象的だったですね」
--ある意味、おふくろの味というか。
「そうですね。最近も実家に帰ってきた時に出てきて、本当に当時と変わらない味で。普通『おふくろの味』ってカレーとかじゃないですか。うちは、母親が昔に比べてスパイスとか凝りだしちゃって、カレーの味が昔に比べて本格的になっちゃったんですよ(笑)」
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