8月17日(土)、東京・スクワール麹町にて、週刊プロレス創刊2000号突破記念イベントの第1部として、『内藤哲也の「手のひら返しdeあっせんなよ」番外編』が開催された。
写真提供/週刊プロレス
「手のひら返しdeあっせんなよ」は『週プロ』誌上で、棚橋弘至の「ドラゴンノート」と交互に隔週連載されている人気企画。今回はその番外編となるが、内藤はロス・インゴベルナブレス・デ・ハポンを結成して以来、ほぼトークイベントを開催していないとあって前売りチケットは発売後、わずか15分で完売。
待望のイベントに、会場が大きな期待感に会場が包まれる中、まずはロス・インゴのグッズを身につけた司会の『週プロ』の湯沢編集長が登場。そして、「あっせんなよとは言わず、早速お呼びしましょう!」と告げると、大きな拍手と「内藤」コールに包まれる中、主役の内藤が颯爽と姿を現す。
内藤は湯沢編集長とのグータッチをお約束のようにすかすと、「僕と湯沢編集長なんで、あまり笑いは求めないでください(笑)。まあ、あとは湯沢編集長の腕にかかってます」とニヤリ。その後、「今日の内藤哲也はオフモードなんで、貴重ですよ」と言うとおり、トークはリラックスしたムードで進行。
新日本のレスラーの中でも、最も自腹で『週プロ』を購入していると豪語する内藤。「自分が表紙のときはレジで店員さんに見えるように渡してます。俺って気づいてほしいから(笑)」と笑いを誘うと、その後も湯沢編集長との軽妙洒脱な掛け合いで会場を盛り上げた。
話題が今夏の『G1 CLIMAX』に移ると、内藤は優勝者の飯伏幸太が、来年の東京ドーム二連戦でIWGPヘビー&IWGPインターコンチの二冠王を目指すと宣言したことについて言及。
『G1』終了直後となり、まだ深く考えていないとしながらも「調子いいこと言ってるなと思いました。俺が二冠王を宣言したときは批判してきたのに」とバッサリ。続いて「でも、会社は棚橋弘至、オカダ・カズチカに続いて飯伏幸太の言うことは聞いちゃうんじゃないですか? まあ、夢が遠のいたと思いきや、またベルトのほうから近づいてきたかな」と不敵に笑い、場内を沸かせた。
続く「表紙&特写で振り返る週プロの中の内藤哲也」というコーナーでは、これまで『週プロ』に登場した自身についてトーク。2015年9月に“パレハ投入発言”で表紙を飾った号に関連して、湯沢編集長から「次のパレハの予定は?」と質問が飛ぶと、内藤は「鷹木を連れてきて、失敗したので(笑)」とジョークを挟みつつ、「でも、鷹木は凄いですよ。同い年なんですけど、元気ですね」と、あらためて称賛。
かと思えば「(鷹木は)控室で誰も聞いてないのに一人でしゃべってる。『おもしろい話があるんだよ』って切り出して、一人だけ笑って『俺がおもしろければなんでもいいんだよ!』って言ってます(笑)。まあ、BUSHIが一番、鷹木の相手をしてるかな」と、鷹木の“ジャイアンぶり”を披露。
最後のプレゼント抽選会では自身のサイン入りパネルのほか、試合で使用したニーパットやショートタイツも提供するなど大判振る舞い。そして、内藤は「今日はありがとうございました、楽しかったです。『G1』優勝を逃して苦しい状況ではあるんですが、ここから逆転の内藤哲也をお見せしますよ、楽しみに待ってください」と力強く宣言し、来場者との「デ・ハポン!」の合唱で大盛り上がりのトークイベント締めくくった。