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現地時間・7月19日 (金)、来年の東京ドーム大会で引退が決定している獣神サンダー・ライガーが最後のメキシコ遠征。CMLLのアレナメヒコ大会『 El Adiós de Liger en México en la Arena México』大会のメインイベントに出場した。
この試合はライガーのアレナメヒコでの最後の試合ということで現地のビッグマッチとして行われ、会場は超満員の観客で埋め尽くされた。
セミファイナル終了後には、ライガーのこれまでの功績を称えたセレモニーが開催。CMLL新社長となったソフィア•アロンソさん、メキシコ日本大使館より高瀬寧日本大使、日本名誉領事のルイス•ルテロ氏 (ルテロ•ファミリーでCMLLソフィア社長の叔父)がリングに上がり、ライガーにトロフィーを贈呈。セレモニー後のメイン開始前には、太鼓の演奏が行われ華を添えた。
メインイベントは “Relevo CMLL” 時間無制限1本勝負、カードは獣神サンダー•ライガー vs カリスティコ vs ウルティモ•ゲレーロ vsネグロ•カサスというライガーと縁が深いルチャドールが勢ぞろいしての豪華な4WAY戦。
アメリカや日本ではよく行われる4wayマッチだが、86年の歴史と伝統を誇るCMLLでは初の試みとして行われた。
試合形式、ルールは各選手が4コーナーに別れ、リング内は1対1で行い、誰が誰にタッチをしても良い。そして誰か1人がフォール、ギブアップ、反則、リングアウトを取られた時点で試合は終了となる特別ルールで行われた (リングアウトは4選手が場外に出て20カウント以内にリングに戻らなかった場合は引き分け、誰か1人が20カウント以内にリング内に戻った場合はリングアウト勝ち)。
試合は、4選手が入り乱れる白熱戦となったが、最終的にはライガーが、何度も対戦経験のあるカサスをライガーボムで下し、見事に勝利。世界の獣神がメキシコ地でのラストマッチを有終の美で飾ってみせた。
■『El Adiós de Liger en México en la Arena México』
現地時間・7月19日 (金) CMLL・アレナメヒコ大会
［メインイベント ”Relevo CMLL” 時間無制限1本勝負］
獣神サンダー・ライガー vs カリスティコ vs ウルティモ・ゲレーロ vsネグロ・カサス
○ 獣神サンダー・ライガー (ライガーボム) ネグロ・カサス ×
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