7月6日(土)、埼玉・和光市総合体育館にて開催された「レスリング世界選手権 代表決定プレーオフ」にathletic camp LION所属の荒木田進謙選手が出場し(フリースタイル125kg級)、6.14「全日本選抜レスリング選手権大会」で敗れた山本泰輝選手に見事リベンジを果たし、9月「世界選手権」出場権をゲットしました!
前回の試合では体調が絶不調だった荒木田選手、今回は万全の体調で臨み、チームの監督を務める新日本プロレス・永田裕志選手、ブシロード・山口剛選手もガッチリサポート!
今回は「最初からポイントを取りに行こうと思った」と言うとおり、序盤から積極的に攻め続け、相手のパッシブで1点を先取した荒木田選手。
後半戦も完全に山本選手をコントロールして点数を重ね、4-1で危なげなく勝利!
9月20(金)&21日(土)、カザフスタンで開催される『世界選手権』でメダルを獲得すればオリンピック出場枠ゲットと同時に派遣選手となれるだけに、試合後のインタビューでは「絶対にメダルを獲ってきます!」と強い決意を語っていた荒木田選手。
遂に「2020東京五輪」のスタート地点に立ったことで自身の目標である「オリンピックでのメダル獲得」に一歩近づいた。
幼い頃、地元・青森のキッズレスリング教室でともに練習をしていた“偉大なる先輩”伊調馨選手にも試合後に「おめでとう」と声をかけられたという。
レスリング最重量級における世界の壁は果てしなく高いが、4年ぶりの世界選手権のマットで荒木田選手がどんな試合を見せてくれるのか注目だ!
普段は有明・athletic camp LIONでキッズ達を指導しながら自身の練習にも全力で取り組んでいる荒木田選手に、日本から大きなエールを贈りましょう!
■試合結果
男子フリースタイル125kg級
荒木田進謙(Athletic camp LION)○[4-1]●山本泰輝(自衛隊)
【プロフィール】
荒木田進謙(あらきだ・のぶよし/フリースタイル 125kg級)
1988年3月26日生まれ、31歳。青森県出身。身長 180cm。青森・八戸クラブ、光星高校、専修大学卒業。2018年より新日本プロレスとニッポン放送によるスポーツ教室「athletic camp LION」所属。キッズレスリング教室のコーチを務める。2004、2005年に高校三冠王を獲得、2008年全日本選手権優勝、2010年アジア大会3位、2015年世界選手権 8位、2016年リオ五輪出場は叶わず一時引退したが、2018年に復帰し全日本選手権で復活優勝(7度目)。2020東京五輪へ向けて研鑽の日々。
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▼東奥日報
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