今年の『G1』開幕を前に、ファンの期待を集める男・飯伏幸太に、Aブロック出場メンバーとの全公式戦に関して直撃!
“優勝候補”の呼び声も高い飯伏はいま何を思うのか? 開幕目前インタビュー(前編)!
※撮影/タイコウクニヨシ
■「去年以上の結果を」とはよく言われますね。ただ、去年以上となると、もう優勝するしかない(苦笑)
――さて、飯伏選手。いろんな方に『G1』優勝者の予想を伺っていると、今年は飯伏選手を本命に挙げる声がメチャクチャ多いんですよ。
飯伏 あ、そうですか(笑)。
――そういう期待感や空気というのは、ご本人も感じていますか?
飯伏 うーん。やっぱり去年、優勝決定戦までいったという事実が、みんなをそう思わせているのかな、と。そうやって思ってもらえるのはもちろん“いいこと”だとは思いますけど。
――今年4月に新日本に正式入団をはたしたことも大きいと思いますが、やはり今回の『G1』に期するものは大きいですか?
飯伏 そうですね。いままでと違った状況というか、「新日本だけに所属する」というのはこれまでのキャリアでなかったことなので。今回の『G1』は所属になって最初のチャンスかなと思います。
――今日はファンイベント終了後にお話をうかがってますが、ファンからも期待する声が多そうですね。
飯伏 ええ。やっぱり「去年以上の結果を」とはよく言われますね。ただ、去年以上となると、もうあとは優勝するしかないですから(苦笑)。
■ボクのキャリアの中で、タッグのベストバウトは(2007年7月に)武道館でボクと丸藤選手が組んで、KENTA&石森太二組と闘った試合なんですよね
――まずは、開幕戦の7.6ダラスではKENTA選手と対峙します。KENTA選手はWWEを退団し、6.9大阪城で『G1』への電撃参戦を表明しましたが、率直な感想は?
飯伏 まさか新日本プロレスのリングでKENTAさんと試合するとは思わなかったですね。
――今回がシングル初対決ですが、過去に他団体ではタッグで何度か対戦されてますよね。
飯伏 ハイ。一番最初にKENTAさんと当たったのは2005年5月の『ディファカップ』(メジャー、インディ問わずさまざまな団体の選手が出場したジュニアのタッグトーナメント)ですね。アレはボクがデビューしてまだ、10カ月くらいのときで。
――ディファカップでは飯伏選手はKUDO選手とのタッグを組み、一回戦で丸藤正道&KENTA組と対戦しました。
飯伏 最後はボクがKENTAさんにフォールを取られるんですけど、その大会に出場したことで、徐々に専門誌にも取り上げられるようになったというか。
――なるほど。飯伏選手にとっての出世試合でもあるんですね。
飯伏 あと、ボクの中でシングルのベストバウトは中邑(真輔)さんとの試合なんですけど、タッグのベストバウトは日本武道館(2007年7月15日 プロレスリング・ノア)でボクと丸藤選手が組んで、KENTA&石森太二組と闘った試合なんですよね。
――あ、そうなんですか。『日テレG+杯争奪ジュニアヘビー級タッグ・リーグ戦』の公式戦ですよね。
飯伏 ハイ。そのときもボクがKENTA選手に負けてるんですが、個人的にタッグのベストバウトはあの試合です。
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