6.9大阪城ホールでまさかのサプライズ登場をはたし、新日本プロレスへの電撃参戦をアピール!
プロレスリング・ノアから、ここ数年はアメリカ・WWEで活動してきたKENTAはなぜ新日本マットを闘いの舞台に選んだのか? その真相に迫る直撃ロングインタビュー(前編)を緊急更新!
撮影/山本正二
■「このまま終わりたくない。もう一回、自分のプロレスを世界に見せたい」という思いがあったんです」
──さて、KENTA選手、今回はひさびさの来日ということになりますか。
KENTA そうですね。
──現在もお住まいは基本、アメリカがベースですか?
KENTA ハイ。フロリダですね。今後も基本はアメリカにいて、試合の時に日本に来る感じになると思います。
──今回、大阪城ホールでの電撃的な登場がTwitterでトレンド1位になったりと大きな話題を集めました。あらためて新日本プロレスを選んだ理由を教えていただけますか?
KENTA そうですね。バックステージでも言ったんですけど、アメリカに行って、WWEに入って、自分的には不完全燃焼というか何も残すことができなかったくやしさがあったんですね。そういった中で柴田(勝頼)さんとは小まめに連絡を取っていて、いろんな話をしていたんですけど。あらためて「自分が何をしたいのか?」と考えた時に「このまま終わりたくない。もう一回、自分のプロレスを世界に見せたい」という思いがあったんです。
――なるほど。
KENTA そう考えた時に、いま新日本の勢いは凄いですし、世界的に見ても「ニュージャパン」と言えば通じますから。
──そうですか。アメリカにいらっしゃったKENTA選手も「ニュージャパン」という言葉の意味が変わってきたことを感じていた?
KENTA 感じていましたね。それに「WWEを辞めたあと、どうするんだ?」といろんな人に言われたり、聞かれたりした時に、「やっぱりニュージャパンか?」ということも凄く言われました。そういう部分でも浸透しているのを感じました。
――アメリカでも、新日本プロレスは存在感が大きくなっているのを実感されていると。
KENTA 事実、4月のマディソン・スクエア・ガーデン大会もいっぱいにしていますし、レスリングのクオリティも高いですし、「ここなら自分のプロレスをできるんじゃないか」と思ったんです。世界的に見ても凄くいい選手が集まっている中で、もう一回活躍することができれば、おのずと自分を世界的に知らしめるチャンスですからね。
──なるほど。新日本はここ数年、積極的に海外戦略をやっていますけど、KENTA選手の中では「新日本で闘うこと=世界で闘うこと」という認識だと。
KENTA ええ。そのぐらい、いまアメリカのプロレスファンの間では「ニュージャパン」という名前が完全に浸透しています。
■いまの新日本に自分がフィットできたら、確実にいままで自分の中で眠っていたものを吐き出せると思うんですよね
──いま不完全燃焼だった、というお話がありましたけど、KENTA選手にとってWWEで過ごした時間はどんなものでしたか?
KENTA うーん。一言で言うのは難しいですけど、非常にタフな5年でしたね。怪我もしましたし、その中で模索し続けた5年だったんですけど、何がくやしいかって、「KENTAのプロレスを世界に見せたい!」と思ってWWEに行ったはずなのに、いつしか自分のプロレスを見せるというよりも、団体側が求めるものに寄せていってしまったことですね。それも大事なことではあると思うんですけど、自分のプロレスを貫く強さを持てなかった。そのことに対しては凄く後悔していますね。
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