NEVER無差別級ベルトを奪取するなどヘビー級戦線でも活躍するジュニア戦士であり、3年ぶり2度目の『BEST OF THE SUPER Jr.』優勝を目論むウィル・オスプレイに直撃インタビュー!
階級を超えた快進撃を見せるオスプレイが『SUPER Jr.』制覇のその先にみる“野望”とは……?
■正直、エル・ファンタズモの行動については何も予想がつかないな
――さて、ウィル・オスプレイ選手。今回の『BEST OF THE SUPER Jr.』は、史上最多20選手がエントリーしていますが。
オスプレイ そうだね。いままでの『SUPER Jr.』で一番出場選手が多いブロックだから、正直かなり緊張しているよ。それぞれのブロックに10人ずついるだろ? しかも優勝決定戦はビッグマッチとして、俺がデビューした場所でもある両国国技館でやるんだ。すごく楽しみだけど、やっぱり緊張もしている。でも、優勝する自信はあるよ(ニヤリ)。
――今回の『SUPER Jr.』で成し遂げたいことはありますか?
オスプレイ とにかく両国国技館でやる優勝決定戦に進むのが最大の目標だ。それに『SUPER Jr.』に出場した選手は誰もヘビー級選手と闘ったことがないだろ? でも俺は今年、多くのヘビー級選手を相手に闘ってきたんだ。俺がジュニアの壁をブチ破ったんだよ。もちろん『SUPER Jr.』では優勝したいが、それ以上にジュニアとヘビー級の間に隔たる壁をブチ破りたいんだ。そのためにブロック出場者全員を倒して、勝ち点18で優勝決定戦に進むことを目指しているし、俺にはその力が十分あると思っている。
――オスプレイ選手にとって新日本のジュニアとは?
オスプレイ 子どもの頃からイギリスでプロレス番組を観ていると、CM前に獣神サンダー・ライガーの入場曲が流れていたんだ。「テレレレ! テレレレ~!」っていうあのフレーズがね(笑)。
――おなじみの『怒りの獣神』ですね。
オスプレイ フフフ。子どもの頃から憧れていた新日本のリングに自分も立つようになったけど、いまだにライガーの入場曲を聴くと鳥肌が立つよ。加えて、イブシ(飯伏幸太)とか(プリンス・)デヴィット(現:フィン・ベイラー)とか新日本のジュニアで活躍していた選手が道を切り開いてくれた。未来の新日本の選手のために、自分も道を切り開いていかなきゃいけないと思っているんだ。
――今回の『SUPER Jr.』出場選手の中で一番意識している選手は誰ですか?
オスプレイ もちろん全員を警戒していかなきゃいけないが、過去にブロック内の選手全員を倒したことがあるから、今回も倒せると思う。ただし、エル・ファンタズモだけ、以前とは違ったスタイルで闘っているから、彼のことをもっと知りたいね。
――いま、話の出たファンタズモ選手ですが、オスプレイ選手の目から見てどんな選手ですか?
オスプレイ ファンタズモの行動は予測不可能なんだ。あんな風にロープを使えるヤツは他に見たことがない。ただし、空中での攻撃は目を見張るモノがあるけど、その点に関しては、“ジ・エアリアル・アサシン”の方が上手だよ(ニヤリ)。その昔、ファンタズモと闘った経験もあるしな。
――ファンタズモ選手との対戦成績は?
オスプレイ アイツには勝ったこともあるし、負けたこともあるけど、正直恐ろしいよ。いまのファンタズモは以前とは全然違う姿とスタイルを持っている。しかもBULLET CLUBの一員だろ? 正直、今回の試合に関しては何も予想がつかないな。
■左肩にはジュニアヘビー級ベルトを持って、右肩にはヘビー級ベルトを持つ。その壁をブチ破る時が来たんだ!
――そのファンタズモとの公式戦は、5月22日(水)後楽園ホールのメインイベントで実現します。ファンの間では、リコシェvs.ウィル・オスプレイのようなハイフライヤーvsハイフライヤーの闘いになるのではないかという声もありますが。
オスプレイ う~ん。どうだろう。「そうなる」とは言えないな。みんなが気付いているかわからないけど、最近、俺のエアリアルな攻撃は減少しているんだ。だから、俺のTwitter上の表記でも“aerial”に横線を引いてるんだ(5月14日の時点では、aerialの表記自体がなくなっている)。
――ただのハイフライヤーじゃない、というメッセージというか。
オスプレイ 実際、以前みたいには空中技を多用しなくなった。いまは敵をノックアウトしたり、担ぎ上げてからマットに叩きつけることが俺のスタイルの主流になっている。
――「前みたいに空中技をしなくなった」ということですが、以前のように空中技を完璧に決めることもできますか?
オスプレイ オイオイ、いまも完璧な空中技ができるかって? もちろんだよ! しかも『SUPER Jr.』にいる誰よりも華麗にだ。いいか? 俺はさらにヤバくなったんだ。空中技は出来るし、地上で打撃技だって出来る。去年よりも俺はずっと強い。「いままでで一番強い」と言えるだろう。『SUPER Jr.』出場選手にとって、この俺が一番怖い存在であるべきだと思うね。
――ファンのあいだでは、オスプレイ選手はヘビー戦線で闘っていたから、「今年の『SUPER Jr.』に出場しないんじゃないか」という声もありました。
オスプレイ 何を言ってるんだ? 俺はべつにヘビー級に転向なんかしてないよ? ご覧の通り、たしかに多少の増量はしたけれど、俺はいまもジュニアヘビー級レスラーだ。
――ジュニアとしての誇りを持っていると。
オスプレイ そうだ。ジュニアヘビー級レスラーのガイドラインに、「選手は体重が100キロ以下じゃなきゃいけない」って書いてあるだろ。俺はいま92キロだよ。何が言いたいかっていうと、俺はジュニアヘビーでありながら、ヘビー級レスラーと闘えるぐらいの才能がある。それを毎日毎日、試合で証明しているんだ。自分自身を限界まで追い込むことだってある。
――たしかに、オスプレイ選手はバッドラック・ファレ選手など、スーパーヘビー級の選手たちともシッカリ渡り合っていますよね。
オスプレイ そうさ。ランス・アーチャーみたいなビッグガイを持ち上げてマットに打ちつけたりもしている。あのイブシだって倒したんだぞ。それからジェフ・コブも、ダルトン・キャッスルもだ。オカダ・カズチカだって、彼を限界まで追い込んだ。なのに、みんなは俺が“ただのジュニアレスラー”だと思ってる。ジュニアに意味なんかあるか? 俺はジュニアの壁を破ったんだ。俺の最終目標を知ってるか?
――なんでしょう?
オスプレイ まずは『BEST OF THE SUPER Jr.』で優勝すること。そして、その後にジュニアヘビー級ベルトを持ちたい。もちろん、ヘビー級のベルトもだよ。左肩にはジュニアヘビー級ベルトを持って、右肩にはヘビー級ベルトを持つんだ。ついにその壁をブチ破る時が来たんだ! 『BEST OF THE SUPER Jr.』に出場する選手にそれが出来るヤツはいない。この野望をはたせるのはウィル・オスプレイだけだ。
――よくわかりました。最後に、現在欠場中の前年度『SUPER Jr.』優勝者・髙橋ヒロム選手について一言お願いします。
オスプレイ ああ……。ヒロムに会いたいね。彼との関係を説明するのは難しいけど、俺らはいつも闘っていたから。おたがいに俺たちは好敵手同士だった。考えてみてくれよ。ジョーカーがいなければバットマンはいないし、ベノムがいなければスパイダーマンはいないだろ?
――おっしゃるとおりですね。
オスプレイ それと同じようにヒロムがいなかったら、いまのウィル・オスプレイはいなかっただろうな……。いまは少し心が空っぽになった気分だけど、アイツは必ず元気になるよ。正直、彼がいなくて寂しいよ。でも、彼のために『SUPER Jr.』で優勝したいっていう気持ちもある。
――そこまでの気持ちでしたか。
オスプレイ 彼のこと想ってるってことを証明したいし、もしヒロムがこのインタビューを見てるんだったら、一言だけ言いたいことがある。……ヒロム、ありがとう。そして、『SUPER Jr.』の俺をシッカリと見ていてくれ。
■『BEST OF THE SUPER Jr.26』
5月14日(火) 18時30分~宮城・仙台サンプラザホール
★チケット情報はこちら!
★カード情報はこちら!
※「2階指定席」は残りわずかとなりました。
5月15日(水) 18時30分~青森・青森県武道館
★チケット情報はこちら!
★カード情報はこちら!
5月16日(木) 19時~青森・青森産業会館
★チケット情報はこちら!
★カード情報はこちら!
5月18日(土) 18時30分~山形・山形ビッグウイング
★チケット情報はこちら!
★カード情報はこちら!
※「ロイヤルシート」は残りわずかとなりました。
5月19日(日) 16時~山形・山形ビッグウイング
★チケット情報はこちら!
★カード情報はこちら!
※「ロイヤルシート」は残りわずかとなりました。
5月22日(水) 18時30分~東京・後楽園ホール
★チケット情報はこちら!
★カード情報はこちら!
※「指定席」は完売となりました。
※「特別リングサイド」「リングサイド」は残りわずかとなりました。
5月23日(木) 18時30分~東京・後楽園ホール
★チケット情報はこちら!
★カード情報はこちら!
※「指定席」は完売となりました。
※「特別リングサイド」「リングサイド」は残りわずかとなりました。
5月24日(金) 18時30分~東京・後楽園ホール
★チケット情報はこちら!
★カード情報はこちら!
※「特別リングサイド」「リングサイド」「指定席」は完売となりました。
※座席指定席券が完売のため、「立見(東側)」「立見(西側)」「立見(南側)」を5月1日(水)10時より「ローソンチケット」にて発売いたします。
前売で予定数に達した場合には当日券の販売はございませんので予めご了承ください。
★後楽園ホール大会の「立見券」は、2019年5月22日(水)『BEST OF THE SUPER Jr.26』より、「エリア指定」「前売販売」「整理番号順の入場」を導入させていただきます。
詳細はこちら⇒https://www.njpw.co.jp/191244?category=6
5月26日(日) 18時30分~千葉・幕張メッセ国際展示場・7ホール
★チケット情報はこちら!
★カード情報はこちら!
※「ロイヤルシート」は残りわずかとなりました。4月26日(金)現在「ローソンチケット」にてお取り扱いがございます。
5月29日(水) 18時~愛知・名古屋国際会議場・イベントホール
★チケット情報はこちら!
★カード情報はこちら!
5月30日(木) 18時30分~大阪・大阪市中央体育館・サブアリーナ(丸善インテックアリーナ大阪)
★チケット情報はこちら!
★カード情報はこちら!
※「ロイヤルシート」「2F指定席」は完売となりました。
※「指定席A」「指定席B」は残り僅かとなりました。
5月31日(金) 19時~愛媛・アイテムえひめ
★チケット情報はこちら!
★カード情報はこちら!
6月3日(月) 18時30分~岡山・ジップアリーナ岡山
★チケット情報はこちら!
★カード情報はこちら!
※「ロイヤルシート」は残りわずかとなりました。
6月5日(水) 18時30分~東京・両国国技館 <優勝決定戦>
★チケット情報はコチラ!
★カード情報はこちら!
※「砂かぶり」はファンクラブ先行にて完売となりました。「ローソンチケット特別先行」「闘魂SHOP先行発売」及び一般発売でのお取り扱いはございません。
※「2F特別席」は残りわずかとなりました。