6月9日(日)大阪城ホールで、内藤哲也とのIWGPインターコンチネンタル選手権が決定した飯伏幸太。
新日本プロレス入団した4月下旬の時点で、ゴールデン☆スターは“ライバル”内藤をどう思っていたのか? 直撃ロングインタビュー!(後編)
聞き手/鈴木佑
撮影/タイコウクニヨシ
■本当に色もバッチリで、ベルト自体をボクのコスチュームにしたいなと思うくらいです
――さて、飯伏選手のインターコンチのベルトに対する思いをあらためて伺いたいのですが、まず記念すべき初戴冠の舞台となった4.6MSGの内藤哲也戦を振り返っていかがでしょうか?
飯伏 そうですね。舞台はアメリカでしたけど、ボクとしては日本で内藤さんとやっている試合と何も変わりはなかったというか。
――あの大会ではお二人の試合が唯一の日本人対決でしたね。
飯伏 けっこう、あの試合に対する反応はよかったのかなって思いますね。会場でも熱は感じましたし。英語で何を言われてるかはわからないんですけど、「あ、盛り上がってるな」と(笑)。
――あのとき使用したリングはROHのものだったそうですが、やりにくさはなかったですか?
飯伏 新日本のリングとコンディションに違いがあるんですけど、そこはあんまり関係ないですね。内藤さんと試合してると、気にならないというか。
――そのくらい戦いに没頭した、と。試合後はベルトを両手で抱きしめている姿が印象的でした。
飯伏 それはもう、一番ほしいベルトでしたからね……(シミジミと)。
――飯伏選手は常々インターコンチへの深い思い入れを語っていますよね。飯伏選手にとって“二人の神”である棚橋弘至選手と中邑真輔選手が巻いていた、と。
飯伏 ええ。そのお二人はIWGPヘビーも巻かれてましたけど、ボクが新日本に参戦するようになってからは、インターコンチを巡って戦っていた印象が強くて。そもそも、ボクがインターコンチに挑戦して獲れなかった相手も、その中邑さんと棚橋さんですし。
――飯伏選手のインターコンチ初挑戦が2015年の1.4東京ドームの中邑戦、二度目が17年の11.5大阪の棚橋戦でした。そして、三度目の正直で内藤選手を下し、悲願のベルト奪取を果たした、と。また白いベルトが、飯伏選手のコスチュームのカラーリングがよく似合いますよね(笑)。
飯伏 これはもう、本当に奇跡的ですね! まるで示し合わせたかのような感じで(笑)。
――その色にしたのも、中邑選手が2012年7月に初戴冠した際に、IWGPヘビーより価値を上に持っていくと宣言すると同時に「ダメだ、こんな汚ねえ10円玉みたいのじゃ。作り直せ、新日本!」と要望したからというか。
飯伏 ハハハ。“神”に感謝ですね。本当に色もバッチリで、ベルト自体をボクのコスチュームにしたいなと思うくらいです(笑)。このまま、一生持っていたいなって思いますね。
■『レッスルマニア』自体は観にいかなかったんですけど、終わってから中邑さんのホテルの近くで合流して、一緒に食事をしました。
――中邑さんといえば、MSGで飯伏選手はたぎったポーズからボマイェを繰り出しましたね。
飯伏 あの日、中邑さんは会場の近くにはいらっしゃったので、自然と神の技が“降りて”来たというか。
――MSG大会の翌日、中邑選手はニューヨークに隣接するニュージャージーで開催された『レッスルマニア』に二年連続で出場していましたが、そのあとに現地で中邑選手とお会いしたんだとか?
飯伏 ハイ。会いました。ボクから中邑さんに「試合のあと、時間ありますか?」と連絡を取って。『レッスルマニア』自体は観にいかなかったんですけど、終わってから中邑さんのホテルの近くで合流して、一緒に食事をしました。
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