先日、新日本プロレスへの“入団”を発表した飯伏幸太。今回の決断と今後の野望、さらに内藤哲也との対戦まで、ゴールデン☆スターの“本音”に迫る直撃ロングインタビュー!(前編)
聞き手/鈴木佑
撮影/タイコウクニヨシ
※以下、コラムの「序盤部分」をWEBで無料公開
■たとえ、3年前の状況で新日本プロレスに残っていても、ボクが中邑さんたちのポジションを埋めることはなかったと思います
――最近の飯伏選手は表情が晴れやかに見えますね。
飯伏 あ、ホントですか? きっと晴れやかな気分だからだと思います(笑)。
――それはやはり新日本プロレスへの再入団を発表したからでしょうか?
飯伏 もう、そのものズバリです!(笑顔で)。
――4.20愛知でザック・セイバーJr.を相手にインターコンチを初防衛した直後に「新日本プロレスに入団しました!」と電撃発表し、それを受けたかたちで4.22後楽園の大会前に菅林直樹会長が同席の元、緊急記者会見が開かれ、正式に所属選手となることが発表されました。
飯伏 ハイ。よくよく考えれば新日本プロレスで去年から戦い続けてきた中で、自ずとそういう気持ちになっていたというか……。でも、ボク一人で決められることでもないですし、新日本との話し合いをしていった中で、今回はベストなタイミングで入団できたのかなと。
――4.6MSGで内藤選手を下してインターコンチという勲章を手にしたタイミングは理想的だったかもしれないですね。遡ると飯伏選手は2013年10月にDDTと新日本のダブル所属を発表したわけですが、15年10月から欠場に入り、16年2月に両団体を退団することを発表しました。
飯伏 ああ、もう3年以上前になるんですね……。
――その飯伏選手の退団発表直前の2016年1月に中邑真輔選手やAJスタイルズ選手が新日本を去り、そのあとに内藤哲也選手やケニー・オメガ選手が大きく躍進しました。「たられば」の話ではありますが、もしも飯伏選手があの2016年の時点で新日本を辞めずに残っていたら、いまの勢力図は変わっていた可能性もありますね。
飯伏 それ、じつは考えたことがあるんですよ。
――あ、そうですか。
飯伏 ええ。でも、たとえあのときの状況で新日本プロレスに残っていても、ボクが中邑さんたちのポジションを埋めることはなかったと思います。なぜなら内藤さんやケニーと違って、当時のボクは二団体所属だったし、きっとあのままの状態を続けて中途半端になっていたでしょうし、あのタイミングでどちらかの団体だけを辞めるという選択も難しかったと思うので。
――なるほど。そこは冷静に分析されてるわけですね。
飯伏 だから、自分としてはこのタイミングで新日本に再入団できたのは本当にベストだと思ってます。あのときに新日本とDDTを辞めて、いろんな経験を積んだことを遠回りとは全然思ってないですし。自分のピークがこれからだって考えると、本当に理想的なかたちだと捉えてます。
■今後は必要性があれば(新日本の道場に)行くのはやぶさかではないというか、なんなら引越しも視野に入れて……
――それだけ自分の歩んできた道に自信がある、と。ちょっと意地悪な見方ですが、飯伏選手が再入団し、注目を集めていることを周囲の選手がどう受け止めているのかも気になるところですけど。
飯伏 絶ッッ対におもしろくない人はいると思いますね。
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