3月19日(火)、『ストロングトークLIVE Vol.10「聖帝生誕祭」』が開催された。
誕生日当日に直接お祝いできる機会ということで、120名を超えるファンが全国各地から集まりチケットは早々にSOLD OUTとなった。
第1部は“タイチ選手のレスラー生活に迫る”、第2部は“プライベートのタイチ選手”、第3部“抽選会・プレゼントお渡し会”というそれぞれのテーマでイベントは進行。
入場曲が流れると、会場からの拍手が起こったもののタイチ選手は登場せず、柴田編集長が控室に呼びに行くことに。
すると、ステージ脇から出てくると思いきや、会場の中ほどにある扉からサプライズ登場し歓声が起こった。
柴田編集長の「今日も一緒にプロレスを楽しみましょう~!乾杯!」という掛け声と共に一部がスタート。
ファンの皆さんの前で誕生日を迎える心境を問われると、「別に何もない、誰だって誕生日来るじゃん」というタイチ節には会場から笑いが起こった。
まずは、プロレスラーになったきかっけの話。
タクシーの運転手になりたいと思っていたことがあるという話もありながら、「小学校6年か中学校1年の時に友達の影響を受けたんですよね。そこから、女子プロも含めて全ての団体のプロレスを観るようになりましたね」と話した。
そこからトレーニングを開始したという。そして、中学校3年の時に力試しとして、テレビの企画となっていたパンクラスの入門テストを札幌で受けた時のエピソードや、高校生時代に所属していたレスリング部での厳しい練習生活のことを語り、プロに行っても通用しないと思い挫折したという話も飛び出した。
そこから大学に進学するも全くプロレスを観ない生活が続いていたある日、久々に見た『週刊プロレス』で、全日本プロレスの道場でBATTの体験合宿が開催されるという情報を知って、「最後のチャンスかもしれない」と急に目覚めて、その日からスクワットなどを始めたという。
その体験合宿3日目で解散になった直後、馳浩さんに「もう1日残りたいです」と熱意を伝え、1人だけ延長して練習に励んだというエピソードも。
その後、練習生見習いとして全日本入り、デビュー戦が急遽決まりその試合後に感極まって泣いてしまったという過去も語った。
その話の中で馳浩さんや武藤敬治さんのモノマネも披露し、会場は笑いで包まれた。デビュー半年まで語ったところで惜しまれながら第1部は終了。
休憩を挟み第2部では、ファンの方から寄せられた質問をもとに進行。まずは、相撲好きというタイチ選手に、推しの力士や好きになったきっかけなど、相撲に関する質問が多く集まった。
続いて、オフの日の過ごし方を聞かれると、ゲームをしていると答え、『ファイヤープロレスリング』などの話をした。
また、あべみほさんとの関係に迫られると、「こういう場だから言わせてもらうけど、独身だから誰と仲良くしようが関係ないだろ」と、自身が独身であることを強めに宣言。
さらに「ファンから貰って嬉しかったものは?」と聞かれると、「何が嬉しいってわけではないけど、点鼻薬をくれた人は俺のこと分かってるなって思って嬉しかった」というエピソードも話した。
そして、以前はすべての団体を観ていたと話すタイチ選手に対し、「他団体で対戦したい相手は?」という質問に対しては、「今は他団体は観ない。それは今いる団体が1番だと思っているから」と話し、会場からは大歓声。
すると、満を持してタイチ選手の似顔絵が描かれたケーキが登場。会場全体で祝福し、第2部も終了。
第3部の抽選会では、サイン色紙と長年愛用していたスーツケースがプレゼントされた。
その後のプレゼントお渡し会では、誕生日プレゼントを持ったファンの皆さんの行列ができ、1人1人から直接プレゼントを受け取ると、ハグをして応えるなどの優しさもみせ、プロレスラーとしての秘話からプライベートな話まで、盛り沢山な内容に来場者も満足した様子でイベントは閉幕した。