現地時間4月5日(金)、新日本プロレスの選手たちがRPW(レボリューション・プロレスリング)のニューヨーク大会に参戦。翌日(4月6日)に開催される新日本プロレスのマディソン・スクエア・ガーデン大会を目前にして、早くもアメリカのファンを大熱狂させた。
■棚橋とザックがブリティッシュヘビー前哨戦で激しい火花!
第4試合には棚橋弘至が登場。ウィル・オスプレイとタッグを組み、鈴木みのる&ザック・セイバーJr.と闘った。
翌日のMSG大会で行われるブリティッシュヘビー級選手権試合の前哨戦でもあるこの一戦は、序盤から王者ザックと挑戦者・棚橋が激しい火花を散らす。
そんな中、鈴木&ザックがオスプレイに波状攻撃を仕掛け、2人同時の関節技などで徹底的に痛めつけて行く。それでもオスプレイは棚橋のアシストを受けて怒涛の巻き返しを見せるが、最後はザックのヨーロピアンクラッチで3カウントを奪われた。
試合後、棚橋とザックは至近距離で視殺戦を展開。ブリティッシュヘビータイトルマッチへ待ったなしの状況となった。
■石井がシングル戦で快勝! 田口はロメロをどどんで料理!
第5試合では、田口隆祐とロッキー・ロメロが一騎討ちで激突。お互いの手の内を知る2人が、一進一退の攻防を繰り広げた。
最後も接戦になったが、田口がケツイェからどどんを炸裂させて勝利し、タグダンスで場内を沸かせた。
第6試合には石井智宏が登場し、デビッド・ショーとシングル対決。
無類のタフネスを誇る石井は、ショーの攻撃を受け流し、雪崩式ブレーンバスターや強烈なラリアットなどで追い込む。
それでもショーは垂直落下式ブレーンバスターから逃れ、トラースキック、ブレーンバスター式ショルダーブリーカーなどで挽回。
だが、石井がヘッドバットと延髄斬りでショーの動きを止め、スライディングラリアットで追撃。そして、今度こそ垂直落下式ブレーンバスターで突き刺し、快勝を収めた。
■SHO&YOHがメインに登場! ブリティッシュタッグ王者と激突!
メインイベントでは、ROPPONGI 3KのSHO&YOHが現ブリティッシュタッグ王者組のカイル・フレッシャー&マーク・デイビスと激突。
立ち上がりからパワーを見せつけるフレッシャー&デイビスに対し、SHO&YOHはスピードと連携で対抗し、果敢に攻めて行く。
しかし、中盤からSHOが集中攻撃にさらされてしまい、完全に動きがストップ。ようやくタッチを受けたYOHが躍動してチャンスを作るが、最後はフレッシャー&デイビスの合体技FIDGET SPINNERで撃沈した。
試合後、両チームは互いの健闘を称えて握手をかわす。そして、フレッシャー&デイビスがファンに手を振っていると、突如として鈴木&ザックが背後から急襲。2人をたっぷり痛めつけると、ブリティッシュタッグ王座挑戦を一方的にアピールし、最後は鈴木が「鈴木軍イチバーン!」のフレーズで強引に大会を締めた。
このほか、第1試合には新日本プロレスロサンゼルス道場のカール・フレドリックス&クラーク・コナーズが登場。
クリス・ブルックス&ジョナサン・グレシャムとタッグ対戦し、ヤングライオン離れしたファイトで善戦した。
しかし、最後はグレシャムがコナーズを捕まえ、ラ・ブファドーラ、アンクルホールド、変型ジャーマンスープレックスホールドなどで猛攻。さらに、ランニングエルボー2連発からローリングソバット2連発をボディと頭部へ叩き込み、3カウントを奪った。
写真協力/週刊プロレス
■『G1 SUPERCARD』
現地時間・4月6日(土) 19時30分~アメリカ・マディソン・スクエア・ガーデン
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★日本時間・4月7日(日)朝7時30分~ MSG大会を新日本プロレスワールドで生中継!
★日本時間・4月7日(日)朝8時30分~MSG大会のライブ・ビューイングが全国の映画館で開催!