いよいよ目前となった現地時間・4月6日(日本時間・4月7日)『G1 Super Card』マディソン・スクエア・ガーデン大会。飯伏幸太の挑戦を受けるインターコンチネンタル王者・内藤哲也。
今回は、同年齢のライバル・飯伏幸太、そして『NEW JAPAN CUP』準優勝のSANADAに関しても言及!インタビュー(後編)
撮影/タイコウクニヨシ
聞き手/編集部
■「俺らは素人じゃないし、プロレスラーだから、そんな簡単には壊れないぜ?」とは言いたいですよ
──さて、内藤選手。引き続き、『NEW JAPAN CUP』の飯伏戦に関してお願いします。
内藤 ハイ。
──あの試合はいままでの飯伏vs内藤以上に、飯伏選手の攻撃がエゲツなかったし、最後のタイガードライバー91には戦慄が走りました。一部のファンの間では「やりすぎじゃないか?」「危なすぎないか?」という意見も出ていたんですけど。
内藤 ああ、そうですか。
――それに対して飯伏選手がツイートで反論したんです。「ただ危ないとか色々何千回もやって来た事実があるし、内藤哲也をナメるな!といいたいです」という感じで。
内藤 そのツイートは見ました。その昔、彼とよくしゃべっていた時から、飯伏選手とはあんまり意見が合うことはなかったんですけど、今回だけは俺も飯伏と同じ意見でしたね。
――あ、ひさびさに意見が合いましたか
内藤 ええ。「いいこと言うじゃん?」って。たしかに一見、危険に見えるかもしれないけど、「俺らは素人じゃないし、プロレスラーだから、そんな簡単には壊れないぜ?」とは言いたいですよ。もちろん心配してくれるのはありがたいですけど、俺らからしたら余計なお世話ですよね。
──信頼関係と言ったら語弊があるかもしれないですけど、「飯伏幸太相手ならここまでやれる」「内藤哲也相手ならここまでやれる」っていう関係性があるというか。
内藤 そうですね。信頼……。ウ~ン。うまい言葉が見つからないですけど、どこかに心のつながりみたいなモノはあるのかもしれないですね、飯伏幸太とは。
■飯伏選手はその場・その場で、常にいま一番いいことを言っているような気がするので、彼の“芯”が見えないんですよね
──とはいえ、4.6MSGでの再戦はタイトルマッチです。飯伏選手はインターコンチネンタル王座にも思い入れがあるようで、「そのベルトは自分の中で最高峰のベルト。二人の神が巻いていた」とツイートして。今回はかなりの気持ちで挑んできそうですけど。
内藤 ……ただねえ、彼の言葉ってあんま信用できないんですよね。
──あ、信用できない。
内藤 その場・その場でしょっちゅう発言が変わるイメージが俺の中ではありますね。さすがに3年前、5年前の発言までは掘り起こしはしないですけど、つい半年前ぐらいまで「NEVERのベルトの価値観を高める」みたいな発言もしていましたし、今回の『NJC』に出たのだって、IWGPヘビー級王座が欲しくて出たんでしょ? それで今度は「一番思い入れのあるのはインターコンチネンタルだ」と言っていると。彼のそういうインタビューも読みましたよ。じゃあ、どれが彼の本心なんですか? その場・その場で、常にいま一番いいことを言っているような気がするので、彼の“芯”が見えないんですよね。
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