ジュニア戦士でありながら、ヘビー級戦線でも破竹の活躍を続けるウィル・オスプレイ。そんなオスプレイが考える新日本プロレスへの忠誠心とは?
新日本プロレスのイギリス進出、さらに本隊の融合でタッグを組んでみたい手とは? インタビュー後編をアップ!
このインタビューは2月下旬に収録。
撮影/山本正二
通訳/MIZUKA
■ニュージャパンに上がるようになって、ボクは自分の家族を養うことができるようになったんだ
──さて、オスプレイ選手。今年に入ってケニー・オメガ選手やヤングバックスといった外国人選手が新日本のリングから去りました。
オスプレイ ああ、そうだね。
――それもあっていまオスプレイ選手に対するファンの期待が高まっていると思うんですが、ご本人的にはこの状況をどのように思われているんですか?
オスプレイ ボクの準備はできているよ(ニッコリ)。ボクはこうなることをずっと求めていたし、自分が責任を持つ立場に立つ、そのための準備ができていることをファンにシッカリと見せたいんだ。
──やはり新日本プロレスのリングへの思い入れは強いですか?
オスプレイ もちろんだよ。ニュージャパンはボクのファミリーだ。正直に言って、ボクにはあまり学がない。だから、イングランドでプロレスをやっている時には、何度も失敗を繰り返してきたし、ニュージャパンでプロレスをやることなんて不可能だと思っていたんだ。
――なるほど。
オスプレイ それでもボクはプロレスをすることしかできないし、そういう時期にも「いったい自分は何をできるんだろう?」ということを一生懸命に考えていた。そんなボクをニュージャパンは日本に連れてきてくれたんだ。その結果、ニュージャパンに上がるようになって、ボクは自分の家族も養うことができるようになった。ファイトマネーで家族を支えることができるようになったし、家も買えた。いまの自分があるのは、すべてニュージャパンのおかげなんだよ。
――そうだったんですね。
オスプレイ 本当にニュージャパンには恩しかない。まあ、より多くのマネーを求めてニュージャパンを去る人がいるかもしれない。あるいは「世界を変えるための行動だ」と言って去る人もいるだろう。でも、ボクは違うんだ。このリングにいることで、ニュージャパンにどれだけの気持ちがあるのか、自分の忠誠心を見せたいと思う。そして身体が動く限りはこのリングで闘い続けたいんだ。
──そこまで強いお気持ちを持たれていたんですね。新日本のファンはここ最近の流れから、外国人選手はいつか海外の団体に行ってしまう不安も持っていると思うんですが、あなたは違うと。
オスプレイ そうだね。ボクの存在は、ジュース・ロビンソンたちと同じカテゴリーにおいてもらっていいと思うよ。ニュージャパンの一員であることにとても感謝しているんだ。別にニュージャパンから何をしろとか言われないし、逆に言えばロボットのように扱われることもない。このリングは“あるがままの自分”でいることを許してくれる団体なんだ。だからこそ、自分たちのパーソナリティーを見せながら、いいパフォーマンスができるんだ。そして、ニュージャパンがこれまで自分たちにしてくれたことを考えたら、簡単に去ることなんてとてもできないよね。
──そういえば、ネット上のウワサですけど、「オスプレイ選手が日本に移住するのではないか?」というウワサも一部で囁かれているんですよ。真相はどうなんですか?
オスプレイ ああ、そのことかい(笑)。
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