さまざまな“外国人レスラー”に聞くインタビュー連載!『YOUはどうして新日本へ?』
今回もチェーズ・オーエンズが登場! 後編は、新日本ジュニア時代から、転機となったBULLET CLUBへの加入、AJスタイルズからの影響など、知られざる素顔が明らかに…!
撮影/山本正二
聞き手/鈴木佑
通訳/MIZUKA
※以下、コラムの「序盤部分」をWEBで無料公開!
■ジュニア時代で、一番記憶に残っているのは、コーラクエンのメインでタグチとやった試合だな。
――前編では幼少期のプロレスの出会いから、下積み時代を経て2014年10月に新日本プロレスに初来日するまでのことを伺いました。その後、あなたは新日本のジュニア戦線に身を投じ、『BEST OF THE SUPER Jr.』(以下『BOSJ』)に15年と16年の二回参戦を果たしましたね。
オーエンズ イエス。これは外国人レスラーならみんな思うことだろうけど、ニュージャパンには世界中から才能あるレスラーが集まっていて、とくにジュニアに関してはどこよりもレベルが高いと思うし、そこに自分が加わることができてよかったよ。
――ちなみにジュニア時代の戦いの中で印象に残っているのは?
オーエンズ KUSHIDA、カイル・オライリー、リコシェ……、それぞれタイプの違うレスラーたちとの戦いは刺激的だったけど、一番記憶に残っているのは、コーラクエン(後楽園ホール)のメインでタグチ(田口隆祐)とやった試合だな。
――あ~、15年の6.5後楽園での『BOSJ』公式戦ですね。この一戦に勝てば優勝決定戦進出が決まっていた田口選手を、オーエンズ選手がパッケージドライバーで食い止めました。
オーエンズ フフフ。ユーの言うとおりだ。
――あのとき、田口選手はシリーズの開幕前から「地味だけどオーエンズが無性に気になる」と、あなたのことを警戒していました。
オーエンズ 警戒していても、最終的には俺がヤツの足を引っ張ったってことだな(ニヤリ)。最初の『BOSJ』の頃にはもう、自分がニュージャパンでも十分に通用するっていう手応えをつかんでた。アメリカでドサ周りしていた経験や、リッキー・モートンの教えが活きたと思ったし、ニュージャパンに上がってからのこの4年で、自分のスキルが上がってきているのも実感してる。
――そして、あなたは現在BULLET CLUBに所属していますが、そのきっかけは15年10月に開催された『SUPER Jr. TAG TOURNAMENT』でした。そのときにタッグを組んだケニー・オメガ選手が、BULLET CLUBのニューメンバーとしてあなたを紹介したわけですが、あのときの気持ちは?
オーエンズ 自分のキャリアでも大きなターニングポイントになるなと思ったよ。いまと変わらず、そのときもBULLET CLUBは世界で一番注目されてるユニットだし、そこに加わることに拒む理由はない。ただ、最初は驚いたのが正直なところだ。「オレがBULLET CLUBのメンバーに……?」って感じでな。フフフ。
――それだけ実力を評価されたということですよね。その加入当時はケニー選手もまだジュニアで、BULLET CLUBの中心人物はAJスタイルズ選手(現WWE)でした。
オーエンズ じつはAJスタイルズはオレがプロになって以降、リッキー以外で一番影響を受けたレスラーなんだ。自分がニュージャパンに上がる半年くらい前、じつは彼とバージニアで試合もしたことがあるんだよ。
――そうだったんですね。
オーエンズ AJのことはTNAを観ていた頃から有り余る才能を感じていたけど、実際に肌を合わせてみて、言うまでもなく本当の天才だったよ。
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