4.6MSG『G1 SUPERCARD』の追加カードが発表され、なんと前代未聞のIWGPタッグとROH世界タッグを賭けたダブルタイトルマッチが実現することに。
■『G1 SUPERCARD』
現地時間・4月6日(土) 19時30分~アメリカ・マディソン・スクエア・ガーデン
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■IWGPタッグとROH世界タッグを賭けたダブルタイトルマッチへ!
発端となったのは2.23後楽園『HONOR RISING:JAPAN 2019』。メインでROH世界タッグ王者のブリスコブラザーズ(ジェイ・ブリスコ&マーク・ブリスコ)が、ジュース・ロビンソン&デビッド・フィンレーの“LIFE BLOOD”を下して防衛に成功すると、兄のジェイはマイクを握り「俺たちの試合のひとつ前、G.O.D(タマ・トンガ&タンガ・ロア)がIWGPタッグチャンピオンになった。ここで宣言する、あのベルトに俺たちは挑戦する! マディソン・スクエア・ガーデンでやってやる!」と二冠獲りに向けて宣戦布告。
すると、同日にEVIL&SANADA組からIWGPタッグを奪還したG.O.Dが、不敵な笑みと共にリングイン。そしてタマが「4月6日、ROHのチャンピオンのブリスコ兄弟はIWGPタッグチャンピオンのG.O.Dと対戦する……、そういうことだな?」と迎撃の構えを見せ、両チームは激しく威嚇しあった。
さらにバックステージでブリスコブラザーズが「タイトルvsタイトル、二つのベルトをかけて対戦することになる」(ジェイ)、「これは戦争だぜ、ベイベー!」(マーク)と鼻息を荒くすれば、G.O.Dも「俺たちとブリスコ兄弟が対戦する。ということはIWGPのみならず……」(タマ)、「ROHのタッグチャンピオンのベルトも俺たちのものになる!」(ロア)と高らかに吠えた。
なお、現時点での4.6MSGでのダブルタイトルマッチのROH世界王者は、“X”として発表。
これはブリスコブラザーズが現地で防衛戦(現地時間・3月15日 vs PCO&ブロディ・キング)を行なうためであり、その結果次第では別のタッグがG.O.Dと対峙することになる。しかし、ケンカを売ったかたちのブリスコブラザーズとしては、何としてでもMSGのリングにベルトを巻いて立ちたいところだ。
ブリスコブラザーズはROHタッグ王座にこれまで10度戴冠した実績を持つ、同団体の看板タッグ。荒々しいラフファイトから息のあったコンビネーションまで、多彩な攻撃を武器とする強豪であり、2016年6月にはG.O.DからIWGPタッグを奪取している(同年10月にG.O.Dが奪還)。対するG.O.Dも現在の新日本タッグ戦線の主役として君臨し、IWGPタッグには5度戴冠。これは天山広吉&小島聡の6回に次ぐ歴代二位の記録となる。
ちなみにIWGPタッグを巡るダブルタイトルマッチとしては、2013年11月にNWA世界タッグも含めた3WAYマッチが行なわれているが、このときは一本目の勝利チームがNWA世界タッグ、二本目の勝利チームがIWGPタッグ王者に認定するという特別ルールで実施。しかし、今回のダブルタイトルマッチは勝利チームが両方の王座を総獲り。まさにチームのプライドと共に、団体の威信も賭けた戦いとなる。
現段階ではG.O.DとブリスコブラザーズがMSGで対峙するか決定ではないが、もし実現すれば世界最強の兄弟タッグを決める戦いにもなるだけに、大きな注目が集まることだろう。
■『G1 SUPERCARD』
現地時間・4月6日(土) 19時30分~アメリカ・マディソン・スクエア・ガーデン
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