いよいよ開催目前となった1月4日(金)『バンドリ! ガールズバンドパーティ! presents WRESTLE KINGDOM 13 in 東京ドーム』で闘うケニー・オメガvs棚橋弘至。
二人の存在証明を懸けた激しい舌戦、“イデオロギー闘争”が注目を浴びている。東京ドーム関連インタビューの最後にお届けする特別企画!
オカダ、ジェイ、内藤、そして飯伏は、ケニーvs棚橋の“イデオロギー闘争”をどう見ているのか?
■「バンドリ! ガールズバンドパーティpresents WRESTLE KINGDOM 13 in 東京ドーム」
2019年1月4日(金)東京ドーム 15時開場 17時試合開始
★時間変更:当日券は、東京ドーム22番ゲート前の当日券売場にて「11時」より発売いたします。
★ご好評につき、「1Fスタンド」「2FスタンドA」は残りわずかとなっております。
「1Fスタンド」は、現在販売中の「内野エリア」の座席が完売した場合に限り、大会当日は「外野エリア」の座席を開放して販売いたします。
なお「外野エリア」の座席は、オーロラビジョン・ステージ・入場花道が一部見えない場合もございます。(試合及びリング上のビジョンはご覧いただけます。)また、座席は背もたれのない形状となっております。
※当日券は販売途中で売り切れとなることもございます。あらかじめご了承ください。
■オカダ・カズチカ選手のコメント
――オカダ選手はケニー選手vs棚橋選手の“イデオロギー闘争”に関して、どのようにご覧になってますか?
オカダ 前哨戦のコメントとかも読んでないですし、試合も観てないので、自分のなかでは会見のまま止まってますね。まぁ、ボクはお客さんをワクワクさせてくれればいいんじゃないかなと思いますけどね。
――リング上での内容、結果がすべてだと。
オカダ 口でああだこうだ言っても試合がすべてだと思うので、「そんなことしてたら、オカダvsジェイが食っちゃうよ」みたいな。もちろん、自分の意見も言ってかなきゃいけないですけど、最終的にはリングで闘うだけだと思うし、やっぱり「勝った方が正しい」ってなっちゃいますからね。
――ファンの中では棚橋選手のようないままでの伝統を貫いてほしいという意見と、ケニー選手のような革新的なモノを求める意見に分かれていますが、オカダ選手のなかではどちら派ですか?
オカダ 半々ですね。ボクも新日本は新日本でやっぱり昔からあったように、3本勝負もやってみて「ダメだな。1本で見せてるからこそ、IWGPだな」とも思いましたし。3WAYは3WAYでボクはちょっと肯定的というか、「そういう試合があってもいいんじゃないかな」って思ったりしますし。
――3WAYにオカダ選手が入ったら、また変わってくる部分もあると思いますが。
オカダ そうですね。逆に、このケニーvs棚橋にオカダが入ってたら、「ちょっと観たいな」って思う人もいるわけじゃないですか。それを逆に、「いや、昔っからシングルなんだ」「3WAYなんてダメだ」って言えないぐらいのカードじゃないですか。
――たしかにそうですね。
オカダ だから、難しいところではありますね。ボクは棚橋さんとやってきたからこそ、“昔からの新日本プロレス”っていうのもわかるし、ケニーと3本勝負とかやったからこそ、ケニーがやってきたスタイルもわかるので、一概には「どっちが違うよね」って言えないですね。
――両選手と肌を合わせてきたことでわかる部分があると。
オカダ ええ。ケニーのやり方でやっていけば新日本プロレスが上がっていくかもしれないですし、棚橋さん通りにやっていけば新日本プロレスが上がっていくかもしれないし。どのビジネスでも一緒じゃないですか。
――ちなみに、どっちに勝ってほしいというのは?
オカダ うーん。まぁどっちでもいいかな。ただ、ボクはケニーの方が優勢なんじゃないのかなとは思いますね。今年、どっちとも闘ってますし。ただし、コンディションの良し悪しだけで言えなくなったのが、最近の棚橋さんなんですよね。
――そうですよね。
オカダ シッカリと自分の身体の状態を認めて試合をしてるのがいまの棚橋さんなので、難しいところではあるんですけど、どっちが勝ってもボクはどっちにも負けているので……。借りを返すためにはどっちでもいいわけで、どっちに勝ってほしいってのは特にないですね。ただ、もちろんどっちが勝つのかには興味がありますね。
■ジェイ・ホワイト選手のコメント
――棚橋選手とケニー選手のイデオロギー闘争を、あなたはどう捉えていますか?
ジェイ フン。そんなモノどちらが勝とうが気にしてないし、そもそも俺には関係ない。どっちもイデオロギーがどうとか、口争いに没頭しすぎなんじゃないか? 俺から言わせれば、「ただの考えすぎ」だ。重要なのはこの試合に勝利した人間から、俺がベルトを奪うということだ。
■内藤哲也選手のコメント
――内藤選手は棚橋弘至選手とケニー・オメガ選手のイデオロギー闘争を、どのようにご覧になっていま?
内藤 そもそも興味ないです。その二人が互いについてどう思っていようが、俺にとっては関係ないんで。もっと言うと、このイデオロギー闘争の意味がわからないです。「何を二人は長々と言い争ってるんだろうな?」って感じで。
――内藤選手には全然引っかかってないと。
内藤 たとえば俺は俺のプロレスが好きで、そういう戦いがやりたくてリングに上がっているわけで。でも、べつに棚橋選手やケニーに「俺と同じプロレスをやれ」なんて言う気は毛頭ないし、それぞれが理想とするプロレスがぶつかりあうからおもしろいのであって。この二人は互いを否定しあってるんですよね? 何が目的で言い争っているのか、俺にはよくわかんないですね。
――口でスタイルを否定しあうのはおかしい、と。棚橋選手は「新日本プロレスやファンが、俺とケニーのどっちに乗るのか。ドームは “ジャッジメントデー”になる」ともおっしゃってました。
内藤 いやいや(苦笑)。べつに棚橋選手が勝ったところで、俺が棚橋選手のプロレスについていくかって言われたら、そういうことじゃないですからね。じゃあ、棚橋選手は負けたら“ケニー路線”に乗るってことですか? まあ、ケニー風にアレンジされた棚橋弘至は逆に観てみたいですけど(笑)。
――内藤選手にはまるでこの話題が響かないようですね。
内藤 たしかにファン時代に“イデオロギー闘争”という言葉を聞くとワクワクする部分はありましたよ? でも、じつは言葉のインパクトだけで、そんな大げさなもんでもないというか。だって、言うなればどの試合だってイデオロギー闘争みたいなもんですから。『G1』なんか、毎日毎日イデオロギー闘争だらけですよ(笑)。レスラーはみんな、それぞれ信じるプロレスがあるわけで。
――なるほど。
内藤 だから、ジャッジメント云々とか、そんな大きい話じゃないですよ。「東京ドームのメインという、日本のプロレス界で最大の舞台で非常にくだらない話をしてるな」って感じです。闘う当のふたりにとっては重要なのかも知れないけど、ふたり以外の人間にしてみればどうでもいい話。平成最後のどうでもいい話です(笑)。
■飯伏幸太選手のコメント
飯伏 自分は「どっち派でもあるし、どっち派でもない」んですよ。『G1』優勝決定戦でその意思表示はしたので。セコンドに就くか就かないかは別として。もし、就いたとしても試合はフラットな気持ちで見ます。
──ケニー選手も棚橋選手も、飯伏選手に関しては取り合いみたいになっている部分がありますけど、戸惑いはありますか?
飯伏 「どっちにも引っ張られている」ような状態ではありますね。でも、これは計算とかではないです。逆に、どっちも離れる瞬間があるんじゃないかって思っています。いや、“離される”かな? 自分の行動をミスると、どっちからも離されてしまうというか。そして、一気に落下していく可能性もあるんじゃないかって思いますね。
──では、どっちを応援するというスタンスではない? ファンは親友のケニーのセコンドに就くと思っていると思いますが。
飯伏 セコンドに就くとしたらケニーになるんでしょうね。難しいところですけど。
──では、どっちに勝ってほしいと言われたら?
飯伏 ケニーにベルトを持っていてもらいたいっていう気持ちはありますけど……。(少し考えた後、突然に)じゃあ、今からボクはプロレスファンになります!
──プロレスファンに(笑)。
飯伏 その場合は、「ケニーに持っていてほしい」という気持ちもありますけど、あのIWGPヘビーのベルトは「棚橋さんのほうが似合っている、輝いている気がする」と。
──あくまでプロレスファンとしての意見ですね。
飯伏 そうです。ボクは今でもプロレスファンなので、「ベルトを持っていてもらいたい」のは棚橋さんで、「勝ってもらいたい」のはケニーですね。
■「バンドリ! ガールズバンドパーティpresents WRESTLE KINGDOM 13 in 東京ドーム」
2019年1月4日(金)東京ドーム 15時開場 17時試合開始
★時間変更:当日券は、東京ドーム22番ゲート前の当日券売場にて「11時」より発売いたします。
★ご好評につき、「1Fスタンド」「2FスタンドA」は残りわずかとなっております。
「1Fスタンド」は、現在販売中の「内野エリア」の座席が完売した場合に限り、大会当日は「外野エリア」の座席を開放して販売いたします。
なお「外野エリア」の座席は、オーロラビジョン・ステージ・入場花道が一部見えない場合もございます。(試合及びリング上のビジョンはご覧いただけます。)また、座席は背もたれのない形状となっております。
※当日券は販売途中で売り切れとなることもございます。あらかじめご了承ください。