1月3日(木)、東京・新木場のSTUDIO COAST(スタジオコースト)にて、『大プロレス祭り2019』を開催。早くから大勢のファンが詰めかけて大盛況となった。
■SiMのMAHさんが1.4東京ドームの勝敗を大胆予想! 豊富な知識と鋭い視点に棚橋選手も感嘆!
14時45分からは、場内特設リングにて「新春プロレス放談」と銘打たれたトークショーを開催。
1月4日(金)東京ドーム大会のテーマソング「LiON’S DEN」を手がけたレゲェパンクバンドSiMを代表してヴォーカルのMAHさんが登場し、棚橋弘至選手と語り合った。
MAHさんは小学生からのプロレスファンで、棚橋選手によればLIVEの合間をぬってプロレス観戦をするほど。それだけに「LiON’S DEN」の作詞にも並々ならぬ意欲で挑み、「“プロレス愛”を込めたかったので。中途半端な物は作れなかった」「プロレスを知らない音楽ファンの人たちに『プロレス見に行ってみようかな?』と思ってもらえるような曲にしたかった」と、熱い想いを告げた。
これには棚橋選手も感激した様子で、「いやぁ~~、素晴らしいですね」「今回の東京ドーム大会に華を添えていただいた感じで、うれしく思っています」とよろこんでいた。
その後は、MAHさんが1.4東京ドームから選出した3試合の勝敗を予想。豊富な知識と鋭い着眼点を披露し、棚橋選手と司会の清野茂樹アナウンサーを感嘆させた。
◆MAHさんの1.4東京ドーム勝敗予想
■第1試合 60分1本勝負
NEVER無差別級選手権試合
<第22代チャンピオン>飯伏幸太
VS
<チャレンジャー>ウィル・オスプレイ
●MAHさんのコメント
「空中戦とか身体能力に目が行きがちなんですけど、飯伏選手はそこにプラスしてパワーがある。そこが凄く新しいと思うし、オスプレイ選手は単純に技ひとつひとつが見たことのない技をやって来るので、2人とも試合を見ていて楽しいなと思います」
●棚橋選手のコメント
「この試合は予想がつかないというか、予想を超えて来そう。飯伏選手は体がスタイリッシュなんですけど、背筋力がムチャクチャ強い。でも、オスプレイが体重を上げて来ている。空中戦も凄いんですけど、それだけじゃ終わらない試合になりそう」
★MAHさんの予想:飯伏幸太
「やっぱりパワーの部分で、どうしても飯伏選手に分があるかな?と思っちゃいますね」
■第7試合 60分1本勝負
スペシャルシングルマッチ
オカダ・カズチカ
VS
ジェイ・ホワイト
●MAHさんのコメント
「2018年を見ていて、話題の中心にいたジェイ選手と、僕から見ると『若干迷いがあるのかな!?』っていう形で1年を終えたオカダ選手、『どういう闘いになるのかな?』というところですね。オカダ選手がいち選手としてどういうふうに今後動いて行くのかっていうのは、まだちょっと見えないところがあるので、逆に楽しみ」
●棚橋選手のコメント
「年間を通して、ジェイは常に話題の中心にいたというイメージですね。自分の唯一のオリジナルのスタイルを見つけた感じがします。誰も真似できないですね。(※オカダにアドバイスするとしたら)パンタロンは変えたほうがいいかな?(※場内笑)」
★MAHさんの予想:オカダ・カズチカ
「東京ドームというのもポイントかなと思うんですよ。『普段のプロレスをやっているだけでは勝てない場所なのかな?』と、ファンとして思って。『(オカダは)東京ドームの闘い方を熟知しているのかな?』っていうところ。その点を見るとジェイ選手は、去年の東京ドームではちょっと空回りしたまま、自分の実力を出せずに終わっちゃった感じがしていたので、そのへんも含めてオカダ選手が強いんじゃないかなと思っています」
■第9試合 60分1本勝負
ダブルメインイベントII IWGPヘビー級選手権試合
<第66代チャンピオン>ケニー・オメガ
VS
<チャレンジャー/G1 CLIMAX 28優勝者>棚橋弘至
●MAHさんのコメント
「やっぱり今後の新日本プロレスを左右する闘い。絶対に見逃せない。(新日本プロレスが)世界の注目を集めるきっかけになったのは、間違いなくケニー(と)オカダの壮絶な闘いだと思うので。やっぱりそこらへんは『ケニー凄いな』と素直に思いますね」
●棚橋選手のコメント
「(自分とケニーでは)同じプロレスでありながら、ぜんぜんそのプロレスに対する考え方が違うと。で、『皆さんはどっちの考え方が好きですか!?』っていうプレゼンテーションをやって来た感じですね。認めちゃダメだけど、彼がプロレスに対して費やして来た時間、努力、体を張って来た試合というのは見てますんで。そういう彼に対するリスペクトっていうものも打ち消すほどの怒りっていうものを、出してみたいなという気がします」
★MAHさんの予想:棚橋弘至
「棚橋選手の前で言うのはちょっとアレなんですけど、僕はケニー選手のプロレス、好きなんですよ。でも、“棚橋選手とケニー選手どっちが好き?”だけでは終われない話というか。棚橋さんもインタビューでおっしゃっていたんですけど、“プロレスを左右する”“分かれ道をどっちに進む”みたいな話という気がしていて。海外のプロレスを見ている人はわかると思うんですけど、タイトルマッチが数秒で終わっちゃったりとか、ラダーマッチで“ベルトを先にもぎ取ったほうが勝ち”みたいな。なんかそういう感じに今後なって行っちゃう気がして、ケニー選手がどんどんやって行くと。やっぱり新日本プロレスの良さって、レスリングの質の高さだと思うので。ロックアップから始まって、打撃、グラウンドの攻防があって、“プロレスのフルコース”を見せてくれるのが新日本プロレスの良さだと僕は思っているので。やっぱり棚橋選手がおっしゃっているプロレスのほうが、僕が新日本プロレスに求めるプロレスに近いのかな?と思っていて。だからここは、ケニー選手も好きですけど、否定するわけじゃないけど、棚橋さんに勝ってもらいたいなっていう気持ちです」
――最後は、棚橋選手が「グリコーゲンという“炭水化物から体に溜め込むエネルギー”があるんですけど、24時間前から摂っておかないと筋肉の中に溜まらないので。もう少ししたら炭水化物を解禁して、おにぎりをいっぱい食べます」と宣言。そこから「どうしよう。明日、(食べ過ぎで)顔、パンパンになってたら(笑)」と冗談を言い、ファンを笑わせた。
そして、MAHさんが「応援してます。新日本をこれからも引っ張って行って欲しいなと思います。頑張って下さい!」と棚橋選手へエールを送り、トークショーの終了となった。
■AKB48の“プロレス女子”代表! 込山榛香さん&谷口めぐさん&川本紗矢さんがトークショー!
12時15分からは、AKB48の込山榛香さん、谷口めぐさん、川本紗矢さんが登場し、場内の特設リングでトークショーを行なった。
プロレス女子を自認する3人は、やや緊張した面持ちでリングイン。中でも込山さんは思わず涙ぐんでしまい、「このトークショーに出させていただけるなんて思ってもいなかった」「いまこうやってリングに上がらせていただいているのが夢みたいです」と興奮気味に語っていた。
その後、司会の清野アナウンサーがプロレスの魅力についてたずねると、谷口さんは2017年の『G1 CLIMAX』公式戦で行われた棚橋弘至vs飯伏幸太を例にとって回答。「“新日本プロレスの顔”とも言える棚橋さんに挑戦する飯伏さんが、AKBの“神7”とか言われる先輩メンバーさんに若手メンバーが向かって行く姿みたいな感じとちょっと似たようなところがある。そういうところに惹かれました」と話した。
また、川本さんは「同じ選手が闘っても勝ち負けが変わったり、ストーリーがどんどん積み重なって行く感じがとても好き。『次はどうなるんだろ!?』みたいな、わからない感じが魅力だと思います」とコメント。そして込山さんは、「プロレスの選手も好きなんですけど、応援しているファンの方たちの声とか、会場の雰囲気とか、そういう熱さがプロレスの魅力だなと思っています」と語った。
その後、3人はAKB48の「豆腐プロレス」でプロレスに挑戦した実体験をトーク。そこから清野アナが好きな選手について質問すると、込山さんはオカダ・カズチカ選手と返答。「自分を信じて闘っているというか、堂々としていた姿がめちゃくちゃカッコよくて。お金(レインメーカードル)が降るじゃないですか? そのときの堂々としたオーラにやれました」と熱弁していた。
一方、谷口さんは内藤哲也選手の波乱に満ちたヒストリーに触れ、「“トランキーロ”という言葉には、自分の中で意味がある言葉なんだなということを感じて。そんな内藤さんの生き様に惹かれて、好きになりました」と話した。そして、川本さんは飯伏幸太選手が繰り出す類まれな空中殺法を絶賛。また、バラエティー番組で試合とは違う一面を目撃したことにより、凄く好きな選手になったと明かしていた。
このほか、清野アナが込山さんのプロレスセンスを誉め、「永田(裕志)選手も絶賛していた」とコメント。すると、込山さんも「プロレスの先生とかにも『プロレスラーになったら!?』と言われることが多くて。AKBで辛かったときがあったんですけど、本気で『プロレスラーにないたい』って思ってました」と、冗談まじりに話した。
これを聞いた清野アナが「まだ20歳。可能性、十分にありますよ。卒業したらいつでも待ってますから」とさらに水を向けると、込山さんは「ハイ。それまでに鍛えて来ます」と笑顔を見せていた。
■毎年恒例の鏡開きにメイ社長と西口プロレスものまねレスラー軍団が登場!
11時過ぎには、新日本プロレスのハロルド・ジョージ・メイ社長と西口プロレスのものまねレスラー軍団が、場外の特設ステージへ登場。メイ社長が「2019年が皆さんと新日本プロレスにとって最高の年になりますように」と挨拶し、恒例の鏡開きが行われた。
■『バンドリ! ガールズバンドパーティ! presents WRESTLE KINGDOM 13 in 東京ドーム』
2019年1月4日(金) 15時開場 17時試合開始
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★時間変更:当日券は「11時」より販売します。
※「ロイヤルシート」「アリーナA」「アリーナB」「バルコニースタンド」は完売となりました。
※「1Fスタンド」「2FスタンドA」は残り僅かとなりました。
※「1Fスタンド」は、現在販売中の「内野エリア」の座席が完売した場合に限り、大会当日は「外野エリア」の座席を開放して販売いたします。
なお「外野エリア」の座席は、オーロラビジョン・ステージ・入場花道が一部見えない場合もございます。(試合及びリング上のビジョンはご覧いただけます)。また、座席は背もたれのない形状となっております。予めご了承ください。