『WORLD TAG LEAGUE 2018 ~優勝決定戦~』12月9日(日)岩手産業文化センター アピオ大会の前日12月8日(土)に、岩手で初のTeam NJPW限定イベントが開催された。
今回のイベントは、盛岡スターレーンにてボウリング大会がおこなわれ、会場には大勢の新日本ファンが来場した。
そして、真壁刀義選手、田口隆祐選手、KUSHIDA選手、海野翔太選手、成田蓮選手が次々と登場すると、来場者は大興奮の様子。
ここで、真壁選手からじつは腰の調子に不安があるため、本日は大事を取ってホテルに戻ることとなり、急遽イベントを欠席することに……そんななか、イベント会場には当初参加の予定はなかった本間朋晃選手の姿が……!?
そして、本間選手が真壁選手の代打として緊急登板することが決定した。
まずは、来場者と6選手の7ショット撮影が行われると、いよいよボウリング大会へ。
今回のボウリング大会は、各選手と来場者がチームを組んでの対抗戦となっており、3ゲームの合計点数を競うルールとなった。
また、司会の阿部誠リングアナから、ストライクを出した方にはライオンマークのコースター(非売品)、優勝チームには2019年の新日本プロレス・カレンダーがプレゼントされることが発表されると、来場者から大歓声が沸き起こる。
続いて、選手のチーム分けをクジ引きでおこない、
Dチームに決まったKUSHIDA選手は「頑張って優勝しましょう!」
Bチームに決まった本間選手は「ガンガンストレート投げて、優勝します!」
Cチームに決まった成田選手は「岩手県ということで、ボクは出身が青森県で近いんで、なまりが出るかもしれないですけど、頑張ります!」
Eチームに決まった海野選手は「ホントうまくないので、楽しみましょう!」
Aチームに決まった田口選手は「Aチーム、優勝するぞ! カレンダーをもらいましょう!」とそれぞれ意気込みを語った。
その後、チーム分けが決まった選手がそれぞれ始球式を敢行。
注目の集まるなか、1番手のKUSHIDA選手がまさかのストライクを決めると、ファンから大きな拍手が送られた。
続く、本間選手は転びながらも力のある球を転がし9ピンをなぎ倒すと、海野選手は6本、成田選手が1本と続いた。
そして、始球式のラストを務めるのは田口選手。
場内が緊張感高まるなか、田口選手は大きく振りかぶり球を転がすと、来場者の期待通りガーターをたたきだし、会場を笑いの渦に包んだ。
ここで、いよいよ待ちに待った選手とファンのボウリング大会がスタート。
イベントが進むにすれて熱を帯びていくなか、選手とファンが一体となりハイタッチを交わす姿も見受けられ、選手、そして来場者からたくさんの笑顔が溢れた。
第1ゲーム・ラストの場面、田口選手が「ここで決めるのがスターですから。得意のパワーボウリングでねじ伏せてやりますよ(ニヤリ)」と宣言し、キレキレのフォームで球を転がすと、球はピンへ一直線に転がりまさかのストライクを決めてみせた。
1ゲーム目を終え、田口チームが69点、KUSHIDAチームが94点を叩きだすと、会場からはどよめきと歓声が沸き起こった。
第1ゲーム終了時点で、本間、KUSHIDA、海野チームが先行。それを田口チーム、成田チームが追走する形となった。
第2ゲームも白熱したボウリング大会が展開されるなか、2ゲーム目の最終投球場面、田口選手は1ゲーム目のストライクで味を占めたのか「パワーボウリングとはどういうものかお見せします!」と球を転がすも、結果は1ピン残し。
この結果に田口選手は、「1本、元気なのが立っていたということで……(苦笑)」とコメント。
第2ゲーム終了時点で、本間チームが一歩リードするなか、最終となる3ゲーム目を前に、各チーム円陣を組み気合を高めた。
さらに最終ゲーム直前、田口選手は会場でボウリング用のグローブをまさかの自腹購入し、「30点差を逆転するにはこれが必要かなと。これがパワーボウリングですよ」と逆転優勝に闘志を燃やした。
この3ゲーム目の内容で優勝の結果が決まってくるだけに、選手も来場者も真剣な表情になっていくと、各チーム以前のゲームよりストライク&スペアを数多く叩きだしていた。
歓声が飛び交い大盛り上がりとなったボウリング大会も最後を迎えると、ラスト投球者はKUSHIDA選手。
ゲームを終えた来場者から熱い視線が送られるなか、KUSHIDA選手の投球結果は、あと一歩の1ピン残しとなった。
白熱したボウリング大会が終了し、選手&来場者と全員での集合写真撮影がおこわなれると、阿部リングアナから結果が発表された。
第5位(507点):田口チーム
第4位(509点):成田チーム
第3位(509点):海野チーム(※成田チームと同点だが、ストライクの多さで海野チームが3位となった)
第2位(544点):本間チーム
第1位(564点):KUSHIDAチーム
この発表直後、第1位となったKUSHIDAチームは大興奮となり、KUSHIDA選手とチームメイトが「ヤッター!」とハイタッチを交わした。
優勝チームを代表して、KUSHIDA選手は「いやぁ、良かったです! 全然ダメだったので、(優勝賞品の)カレンダーは会場で買ってもらおうと思っていたので……(苦笑)。全国でも新日本プロレスボウリング大会をやりたいですね!」と喜びのコメントし、その他の選手も以下のコメントを残した。
海野選手「ビリじゃなくて良かったです(笑)。次はグローブを買ってもっといい結果を出します」
本間選手「もう疲れちゃって、疲れちゃって……ただですね、結果じゃなくて内容です。今日はホントに良かったです! 今日の11時10分からテレビ朝日『陸海空 地球征服するなんて』に出ますので、よろしくお願いします(ニヤリ)」
成田選手「前半は凄く緊張で結果を発揮できなくて……いやぁ、キャプテンの采配ミスと実力不足で負けてしまいました。すません……」
田口「失速して残念な結果に終わりましたけど、ここで運を使わなかったので、皆さん、宝くじを買いましょう! 今後、タグチジャパンはボウリングのグローブ、ボウリングシャツ、ボウリンググッズにも力を入れていきたいと思います(ニヤリ)」
最後は、各選手が来場者を見送るとともに、『WORLD TAG LEAGUE 2018』岩手大会のポスター、選手の寄せ書きサイン色紙を手渡し、大盛況のイベントは終了した。
■『WORLD TAG LEAGUE 2018』
●12月9日(日)15時~岩手・岩手産業文化センター アピオ <優勝決定戦>
★対戦カードはコチラ!
★チケット情報はコチラ!
※「ロイヤルシート」「アリーナA」「2階特別席」「2階指定席」は完売となりました。
※前売券は「アリーナB」のみ、「ローソンチケット」は12月8日(土)23時59分まで、「フェザンプレイガイド」「パルクアベニューカワトクプレイガイド」は12月8日(土)17時まで販売いたします。
※当日券は11時より発売します。機材設置席を解放し「2階特別席」「2階指定席」を増席いたします。(選手の入場ゲートはご覧頂けませんが、試合はご観戦頂けるお席となります。)