新日本プロレスのリングで活躍した元プロレスラーで、イギリス出身のダイナマイト・キッドさん(本名:トーマス・ビリントン)が12月5日に亡くなったことがあきらかになった。享年60歳。
ダイナマイト・キッドさんは、“爆弾小僧”の異名のとおり、リスクを恐れないアグレッシブで攻撃的なファイトスタイルで人気を博し、のちのプロレス界にも大きな影響を与えた。
1980年代には、新日本プロレスのジュニアヘビー級戦線で活躍。藤波辰巳(現・辰爾)との対戦、さらに初代タイガーマスクのデビュー戦の相手も務め、数々の名勝負を展開した。
その後は、全日本プロレスやWWF(現・WWE)マットに主戦場を移し、デイビーボーイ・スミスとのタッグチーム、“ブリティッシュ・ブルドッグス”で活躍した。
謹んで、ダイナマイト・キッドさんのご冥福をお祈りいたします。
新日本プロレスリング株式会社
※新日本プロレスでは、12月9日(日) 岩手産業文化センター アピオ大会の試合前に、ダイナマイト・キッドさんの10カウントゴングセレモニーを行います。