新日本プロレスのレスラーが多数参戦したROHのシリーズ『GLOBAL WARS』。現地時間・11月11日、カナダ・トロントのメープルリーフ・ガーデンズ大会の結果をお届け。
写真提供/ROH
ロス・インゴベルナブレス・デ・ハポンの内藤哲也&BUSHIは、第3試合に登場。キングダムのTKオライアン&ヴィニー・マルセリアとタッグマッチで対戦。スピーディーなチームプレーで格の差を見せつけた内藤組が勝利を収めた。
第5試合には、EVIL&SANADA が登場。ROHきってのタッグ屋で日本でもおなじみのジェイ・ブリスコ&マーク・ブリスコのブリスコブラザーズとのタッグマッチで対戦。試合は中盤、SANADAが捕獲される展開に。
ブリスコズの頭脳プレーで分断された二人だったが、SANADAが次々にパラダイスロックを決めて場内の大喝采を浴びる。
さらに終盤は、連携攻撃で押せ押せムードのEVIL&SANADAだったが、マークがSANADAにレフェリーのブラインドからパイプイス攻撃。
これで、ジェイドリラーに繋いだジェイがSANADAから卑怯な逆転勝利。試合後は、おさまらないEVILがイス攻撃でウサをはらした。
第8試合に登場したのは、本来この日にCodyとUSヘビー級選手権を行うハズだったバレッタ。しかし、Codyの負傷欠場でジュース・ロビンソンとのノンタイトル戦に変更となった。
試合は、闘志満点のジュースに、場外でダブルストンプを見せるなどバレッタが洗礼を浴びせる。
バレッタの猛攻が続く中、ジュースは左手のパンチ攻撃を解禁。試合終盤は、ジュースはパルプフリクション、バレッタはデュードバスターとおたがいの必殺技を狙う展開に。
最後は、スプリングボードでリングインしてきたバレッタをパンチで迎撃したジュースがすかさずパルプフリクションを決めて、バレッタから3カウント奪取。
試合後、マイクを握ったジュースは、「Cody、ヒザをケガしたらしいな。すぐよくなることを願っているよ。なぜなら俺が次の挑戦者だからだ!」とUSヘビー級王座の挑戦者に名乗りを上げた。
この日のセミファイナルは『SUPER Jr. TAG LEAGUE 2018』でも活躍したKUSHIDA&クリス・セイビン組が、前・IWGPタッグ王者のヤングバックスとタッグマッチで対戦。
試合は、中盤までKUSHIDAがヤングバックスのコンビネーションに翻弄されるも、徐々にKUSHIDA&セイビンもトリッキーなチームプレーで反撃。
試合終盤も惜しみなくタッグプレーを披露していく両チーム。どちらが勝ってもおかしくない一進一退の攻防が続く中、スーパーキックを連射してペースをつかんだヤングバックスが優勢に。
最後はマットがセイビンの腰に標的を絞って、シャープシューターを決めてタップアウト勝利。熱戦に終止符を打った。
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Photo by ROH
■ROH×新日本プロレス『GLOBAL WARS』
現地時間・11月11日
カナダ・トロント・メープルリーフガーデンズ
第5試合 タッグマッチ
〇ジェイ・ブリスコ&マーク・ブリスコ(イス攻撃→ジェイドリラー)EVIL&SANADA×
第8試合 シングルマッチ
〇ジュース・ロビンソン(パルプフリクション)バレッタ×
第9試合 タッグマッチ
〇マット・ジャクソン&ニック・ジャクソン (シャープシューター)
クリス・セイビン&KUSHIDA×