10.8両国国技館大会でロス・インゴベルナブレス・デ・ハポンに電撃加入した“THE DRAGON”こと鷹木信悟選手。
『SUPER Jr. TAG LEAGUE 2018』にBUSHI選手とのコンビで本格参戦をはたしている鷹木選手インタビュー。後編は自身の階級問題、さらには意識している“同級生”レスラーにも言及!
※このインタビューはシリーズ開幕前に収録。
撮影/山本正二
※以下、インタビューの「序盤部分」をWEBで無料公開!
■俺自身のスタイルに関して言えば、本当はジュニアとかヘビーとか分けられたくはない
──さて、鷹木選手。今回の『SUPER Jr. TAG LEAGUE 2018』にBUSHI選手とのタッグでエントリーされました。その前に、今年の春には全日本プロレスのヘビー級戦士が集う『チャンピオン・カーニバル』にも出場されていましたね。
鷹木 ハイ。
――その実績もあってか、一部のファンからは「鷹木選手はヘビー級なんじゃないか」といった意見もあります。ご自身の“階級”に関しては、どのように捉えていらっしゃるんでしょうか。
鷹木 といっても体重自体は100キロないんで(※註=96キロ)ジュニアヘビーでも問題ないと思うんだけど、俺自身のスタイルに関して言えば、本当はジュニアとかヘビーとか分けられたくはない。
――そうですか。では、鷹木選手ご自身の意識としては“無差別級”というか。
鷹木 まあ、身体のハンデはあるかもしれないけど、それでも身体のデカいヤツには負けない。要は「ジュニアがヘビーに勝てない」と思われるのは嫌だから。「ジュニアだろうがヘビーだろうが強いヤツは強えんだ!」っていう思いがあるから。べつに体重を100キロ~105キロにしてヘビーに挑戦しようという考えはない。むしろ、いまのスタイルで、いまの体格で誰に対してもぶつかってやろうという気持ちを持っているから。
──そのへんは髙橋ヒロム選手の思想とも近いかもしれないですね。では、今回は『SUPER Jr. TAG LEAGUE 2018』にエントリーされましたけど、「ヘビーもジュニア、どっちもやってやる」というお気持ちでしょうか。
鷹木 ただ、「ジュニアで結果を残せないヤツがヘビーでも結果を残せるのか?」っていうのもあるしね。逆にこれから、このリングで上がっていく事を目標に考えたら、「階段は多いほうが上がり甲斐がある」と思っているよ。俺が「昇り龍になる」って言っても、まだTHE DRAGONはデビューしたばかりだから、これからどこまで昇り詰めるかが重要だよね。
──ジュニアで結果を残しながら、新日本プロレスという階段を昇っていく、と。
鷹木 もし、俺に対して「ヘビーでやってほしい」というニーズがファンや関係者から出てきたらそこで初めて対ヘビーについては考えたい。ただ頭の片隅では無差別級としてのスタイルは常に置いているつもり。
──逆に言えば、新日本ジュニアの世界にも興味深々というか。
鷹木 もちろん! 俺はジュニアだとかヘビーだとかの枠には収まりたくないとは思っているけど、新日本ジュニアがレベルが高いということは当然知っているから。興味は凄くあるよ。
■ほとんど闘ったことがない選手ばかりだけど、やっぱり一番気になるのは、石森かな。
──そういう意味では、今回のパートナーとなるBUSHI選手とは過去に接点はあったんでしょうか。
鷹木 彼もデビュー前の浜口道場(アニマル浜口レスリング道場)で時期がかぶっているからね。
──じゃあ内藤選手同様、旧知の仲と言いますか。
鷹木 彼は人懐っこい性格だし、当時からよくコミュニケーションを取っていた後輩だったから。俺もBUSHIは常に心の中のどこかでは気になる存在だったし、ここに来てタッグを組むということは彼に関しても「繋がっていたな」という思いはある。
──そこもデスティーノというか。では、本格的にタッグを組むことに関しては何も心配はなさそうですね。
鷹木 しかも彼のリングネームは“BUSHI”でしょ? 俺も武士道精神は大事にしている。ロス・インゴっていうとどうしてもメキシコのイメージが強いけど、最後に「ハポン」が入っている。やっぱりハポンらしさも見せないといけないし、それを見せるのが俺の役目かなとは思っているよ。スペイン語に関してはポキートしか喋れないから。(苦笑)
──少ししかわからないと(笑)。ロス・インゴもそういう鷹木選手の色がドンドン出てくると徐々に変わってきそうですね。ちなみに『SUPER Jr. TAG LEAGUE 2018』ではいきなりいろんなチームと闘うんですけど、現時点で気になる選手や闘いたい選手はいますか?
鷹木 ほとんど闘ったことがない選手ばかりだけど、やっぱり一番気になるのは、石森(太二)かな。石森は意識するね。
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