8月13日(月)、新日本プロレス事務所にて『G1 CLIMAX 28』優勝決定戦の一夜明け会見が行われ、優勝者の棚橋弘至選手が現在の心境を語った。
【司会】清野茂樹アナウンサー
会見の冒頭、清野アナが“2019年1月4日東京ドーム大会メインイベントIWGPヘビー級王座挑戦権利証”を紹介。新日本プロレスの菅林直樹会長がサインを書き込んだ。
続いて棚橋選手が『G1』優勝トロフィーを持って登場し、清野アナがIWGP挑戦権利証の権利を行使するかどうかを確認。すると棚橋選手は「行使します!」と力強く答えた。
■棚橋選手のコメント
「改めまして、平成最後の『G1』チャンピオン、棚橋弘至です。3回目の『G1』制覇になりましたけど、今回の優勝は違った意味で凄く自分の中で重かったし、嬉しかったですね。というのも、前回の2015年の『G1』から昨日の間にホント多くの欠場があって、ケガもあってなかなか結果も出なくて……そういうケガしてる部分とか、なかなか思い通りに自分のプロレスができない悔しさだったりとか、ボクは見せなくていいと思ってて。皆さんにとって棚橋弘至っていうものは、なにか楽しんでもらえればいいかなと思ってたんですけども、なかなかそういう部分だけじゃなくてね、今回『G1』前にちゃんと自分でそういうケガも含めて、いま現在の棚橋を受け入れたことによって、今回の『G1』制覇につながったと思ってます。で、この『G1』覇者が東京ドームまで、2018年の下半期まで中心になっていくのは間違いないですね。ここ数年見て間違いないんですけど、その中でこの(2019年1月4日)東京ドーム権利証の相手、ボクの希望があります。5月(4日)の『レスリングどんたく』で負けて、(8月10日)『G1 CLIMAX』(公式戦)で引き分けてっていうね、昨日の『G1』で『棚橋は十分に闘える』っていうのは証明しましたけども、オカダを倒した上でドームに行きたい。なので、この挑戦権利証を懸けて、オカダと試合を組んで下さい。(※何度かうなずき)『G1』制覇をしたので、ホッと一息つきたいところですけども、映画(『パパはわるものチャンピオン』)の公開もありますので、頑張って両方向で全力でやって行きます。ありがとうございます」
■質疑応答
――敢えてオカダ選手を逆指名したことは非常にリスキーだと思いますが、それだけ5月の負け、あるいは『G1』公式戦で勝てなかったことが大きかったのですか?
棚橋 これは完全に“僕目線”なんですけど、負けて、引き分けて、勝てたら、凄くわかりやすい形で棚橋の復調、調子の良さみたいなものをアピールできるという計算があります。でも、そのぶん、オカダの強さというのは十分理解してるんで、リスクがあっても、オカダとやる必要があるなと考えました。
――それは、昨日の試合後にリング上で言った“完全復活”という部分ですか?
棚橋 『G1』を制覇するということは、もう完全復活と言ってもいいいと思うんですけども、さらにアピールしていく上で、オカダというのは避けては通れないと考えています。
――5月のオカダ戦で敗れはしましたが、それをきっかけにして本来の動きを取り戻したのではないですか?
棚橋 あるかもしれないですね。その“試合勘”もそうなんですけども、あの日は負けましたけど、十分オカダに対して、そのときの(IWGPヘビー級)チャンピオンに対して十分動けてる、一方的にやられなかったっていうところが、「まだまだ行ける」っていう気持ちになったし、そして、「さらにコンディションが良くなれば、棚橋、まだまだ十分行けるぞ」と(思った)。そうなんですよ…。もう年齢に捉われないレスラーになると。それはどうすればいいかって言ったら、より動けて、いまよりもビルドアップされた体を作って、(※両手で目じりを触り)笑いジワとかをこうケアしてですね(笑)。若々しくあればいいかなと思ってます。
――優勝決定戦で飯伏幸太選手と闘って、何か感じたことはありますか?
棚橋 ん~~~……まあ、飯伏に関しては、特に僕からはアドバイスすることは何もないです。ただ、僕が気になってるのは、「いつまでケニーと一緒にいるのかな!?」っていうトコですね。ホントにレスラーとしてトップ獲りたいんであったら、ケニーといたらその先はないと俺は思ってますけど。これは僕個人の考えなんで。
――今年の1月4日東京ドーム大会では、自分の力で4万人を集められずに悔しいという発言もありましたが?
棚橋 全部繋がってますからね。僕はプロレスの可能性を信じているので。もっとたくさんの方にプロレスを見てもらって、好きになってもらってっていうことはできるし、その先頭に立つのは僕でありたいと思ってますね。……僕しかできないかな?(ニッコリ) 期待して下さい。
――昨日、柴田勝頼選手がセコンドついて言葉をかわされていましたが、どんなことを話していたんですか?
棚橋 『G1』の決勝の前日に、柴田選手から「セコンドつこうか?」ということを言っていただいて。「それはもう、ついていただけるんであれば。ありがとうございます」ということだったんですけど。試合前に「新日本見せろ!」って言われて、……試合前から頭使わされたかなと(苦笑)。「『新日本プロレスを見せろ』ってどういうことなんだろう!?」って(考えた)。答えはないけど、見せれたような気はします。
――試合後は何かあったんですか?
棚橋 う~ん……なんか不思議な感覚でしたよ。「おめでとう!」って柴田選手から言ってもらったことと、それであとから気づいたんですけど、8月12日というのは何年か前(2012年)に、柴田選手が「ケンカ売りに来ました」って言ってね、新日本に戻って来た日も8月12日で。奇しくも8月12日にね、そんな柴田選手に肩車してもらえるとは思わなかったです。ホント、面白いですね(笑)。
――現在のIWGPヘビー級チャンピオンであるケニー・オメガ選手に対しては、どう思っていますか?
棚橋 おお~…………。どう思ってるか!? もうちょっと(質問内容を)詳しく(聞かせて)。
――闘うことになったら?
棚橋 そうですね。まあ、ケニー・オメガ選手もチャンピオンとして、BULLET CLUBではあるけども大人気じゃないですか? (※左右の手を差し出し)そのケニーに対して、棚橋が何で向かって行くか!? “いいモン(いい者=ベビーフェイス)”と“いいモン”でやったら難しいんですよ。じゃあ何で対抗するかって言ったら、「俺はお前のプロレス好きじゃないよ」っていうイデオロギーで、対立構造を作るしかないかなと(思う)。運動能力も凄いし、日本語も上手にしゃべれるし、みんな好きなんだろうけど(苦笑)、俺は彼のプロレスはあまり好きじゃないので。そういうことですかね。
――『G1』のリーグ戦で唯一の黒星を喫したジェイ・ホワイト選手についてはどう思いますか?
棚橋 ジェイの出方次第でお願いします。ジェイが、この権利証とかね、「俺が勝ってんじゃねぇか(挑戦させろ)」って言って来たら(考える)。うん。いま考えている物事の順番としてはね。あとは、『G1』中で闘って来た気になる選手たち、YOSHI-HASHI、ペイジが、「今後どう動いて来るかな?」っていうところが気になるところです。
――昨日、『G1』で生き残ったということは新日本プロレスで生き残ったということという発言がありましたが、やはり度重なるケガで危機感があったのでしょうか?
棚橋 ケガの種類にもよるんですけど、よくなるケガであれば、どんどん治療して、しっかり治して、「万全で帰って来ました」っていうことが言えるんですけども、僕のケガの種類は武藤(敬司)さんも一緒なんですけど、長く付き合っていかなきゃいけないというところで。その付き合い方がようやくわかってきたかなと(にっこり)。
――半年間で奇跡的な回復をされたと思いますが、この半年間でどんな努力をされたんですか?
棚橋 悪い部分、膝をカバーするには、やっぱり膝回りの筋力の強化。インナーマッスル、体幹と、臀部の大臀筋をバランスよく使って、膝の負担を減らすと。というところも、トレーナーの先生としっかりやって来ました。
――オカダ選手との対戦時期はどのように考えていますか?
棚橋 自分の中で闘いの感覚が残っているうちにやりたいので。次期シリーズとか、いくつかビッグマッチの会場があるみたいなので、どこかでできればと思います。
■『Road to DESTRUCTION』
9月5日(水) 18時~愛知・名古屋国際会議場・イベントホール
●ファンクラブ先行:6月22日(金)12:00~ 6月25日(月)17:00
※新日本プロレスオフィシャルファンクラブ「Team NJPW」会員限定
●一般発売:7月15日(日)~
9月7日(金) 18時30分~東京・後楽園ホール
●ファンクラブ先行:6月22日(金)12:00~ 6月25日(月)17:00
新日本プロレスオフィシャルファンクラブ「Team NJPW」会員限定
●ローソンチケット特別先行:7月16日(月)18:00~7月20日(金)23:59
ローソンチケットプレリクエスト先行(先着)http://l-tike.com/njpw
※ご購入はローソンWEB会員(無料)の登録が必要となります。
※通常利用料手数料の他に、「先行手数料」514円/枚がかかります。
※ローソン・ミニストップ店頭Loppiでの取り扱いはございません。
●7月23日(月)より一般発売開始
9月8日(土) 18時30分~東京・後楽園ホール
●ファンクラブ先行:6月22日(金)12:00~ 6月25日(月)17:00
新日本プロレスオフィシャルファンクラブ「Team NJPW」会員限定
●ローソンチケット特別先行:7月16日(月)18:00~7月20日(金)23:59
ローソンチケットプレリクエスト先行(先着)http://l-tike.com/njpw
※ご購入はローソンWEB会員(無料)の登録が必要となります。
※通常利用料手数料の他に、「先行手数料」514円/枚がかかります。
※ローソン・ミニストップ店頭Loppiでの取り扱いはございません。
●7月23日(月)より一般発売開始
9月9日(日) 17時~千葉・東金アリーナ Blue Justice Ⅷ~青義健在~
●ファンクラブ先行:6月22日(金)12:00~ 6月25日(月)17:00
新日本プロレスオフィシャルファンクラブ「Team NJPW」会員限定
●ローソンチケット特別先行:7月4日(水)18:00~7月7日(土)23:59
ローソンチケットプレリクエスト先行(先着)http://l-tike.com/njpw
※ご購入はローソンWEB会員(無料)の登録が必要となります。
※通常利用料手数料の他に、「先行手数料」514円/枚がかかります。
※ローソン・ミニストップ店頭Loppiでの取り扱いはございません。
●7月9日(月)より一般発売開始
9月11日(火) 18時30分~三重・四日市市中央緑地第2体育館
●ファンクラブ先行:6月22日(金)12:00~ 6月25日(月)17:00
※新日本プロレスオフィシャルファンクラブ「Team NJPW」会員限定
●一般発売:7月22日(日)~
9月12日(水) 18時30分~京都・京都市体育館(ハンナリーズアリーナ)
●ファンクラブ先行:6月22日(金)12:00~ 6月25日(月)17:00
※新日本プロレスオフィシャルファンクラブ「Team NJPW」会員限定
●一般発売:7月15日(日)~
9月13日(木) 19時~大阪・大阪市中央体育館・サブアリーナ(丸善インテックアリーナ大阪)
■『DESTRUCTION in HIROSHIMA』
9月15日(土) 18時~広島・広島サンプラザホール
※開始時間は当初発表の「17:00」から「18:00」に変更となりました。
●ファンクラブ先行:6月22日(金)12:00~ 6月25日(月)17:00
新日本プロレスオフィシャルファンクラブ「Team NJPW」会員限定
●ローソンチケット特別先行:7月11日(水)18:00~7月15日(日)23:59
ローソンチケットプレリクエスト先行(先着)http://l-tike.com/njpw
※ご購入はローソンWEB会員(無料)の登録が必要となります。
※通常利用料手数料の他に、「先行手数料」514円/枚がかかります。
※ローソン・ミニストップ店頭Loppiでの取り扱いはございません。
●7月22日(日)より一般発売開始
■『Road to DESTRUCTION』
9月16日(日) 18時~山口・海峡メッセ下関
■『DESTRUCTION in BEPPU』
9月17日(月・祝) 18時~大分・別府ビーコンプラザ
■『Road to DESTRUCTION』
9月18日(火) 19時~熊本・グランメッセ熊本
9月20日(木) 18時30分~山口・バタフライアリーナ(柳井市体育館)
9月21日(金) 19時~愛媛・西条市総合体育館
■『DESTRUCTION in KOBE』
9月23日(日) 16時~兵庫・神戸ワールド記念ホール
●ファンクラブ先行:6月29日(金)12:00~7月2日(月)17:00
※新日本プロレスオフィシャルファンクラブ「Team NJPW」会員限定
●新日企画インターネット先行:7月18日(水)21:00 ~
●一般発売:7月21日(土)~