史上初の2連戦で開催される『濵かつ Presents レスリングどんたく 2018』の開幕を翌日に控え、2日目となる5月4日(金・祝)に行われるIWGPジュニア、ヘビーの2大タイトルマッチの公開調印式が、福岡市内の『イムズホール』で多くのファンを集めて開催された(立会人は『浜勝株式会社』山岡雄二執行役員)。
■『濵かつ Presents レスリングどんたく 2018』
5月3日(木・祝)17:00~福岡・福岡国際センター
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※「ロイヤルシート」「アリーナ席」は完売となりました。
※当日券は、「13時」より販売致します。
5月4日(金・祝)17:00~福岡・福岡国際センター
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※「ロイヤルシート」「アリーナ席」「1階ひな壇席」「2階指定席」「3階指定席」は完売となりました。
★前売券は全席種完売となりました。当日券は「13:00」より発売いたします。
※前売券が完売のため、当日券は機材設置席を解放し「2階指定席」「3階指定席」を増席いたします。(選手の入場ゲートはご覧頂けませんが、試合はご観戦頂けるお席となります。)
※今大会の当日券はお一人様最大2枚までの販売とさせていただきます。「小中高生券」はご本人様のみへの販売のため、お一人様1枚限りとなります。
※小中高生券のご購入は、年齢確認のため対象となるご本人様が身分証明書(学生証・健康保険証など)をご提示ください。
※当日券販売は屋外で待機列を形成いたしますので、天候への対策はお客様自身でお備えください。
※当日券は販売途中で売り切れとなることもございます。予めご了承ください。
■IWGPジュニアヘビー級選手権・調印式
まず、IWGPジュニアヘビー級王座を懸けて対戦するKUSHIDA、ウィル・オスプレイ両選手が壇上に。KUSHIDAがベージュのスリーピースの正装で登場すれば、オスプレイもジャケットこそ着用してないものの、英国紳士らしく同じベージュのベストで登壇。
すでに着席していたKUSHIDAの姿を見て、同じ色であることに驚きの表情。バックステージに消えて着替えてくるそぶりを見せて笑いを誘った。その後、両選手が2日後に迫ったタイトルマッチに向けての心境は以下の通り。
●(挑戦者)KUSHIDA選手のコメント
「福岡の皆さん、こんばんは。今日はたくさんのご来場、ありがとうございます。また福岡の地、このIWGPジュニアヘビー級選手権という場に立てることをうれしく思います。これはもう、チャンピオンからの逆指名ですので、素直に『サンキュー・ベリー・マッチ』(オスプレイに向かって)。
福岡、聞いたところによりますと、4日、すべてチケットは完売してると……(※註=当時券として見切り席を販売予定)(※会場からの拍手に)ありがとうございます。メインイベントでIWGPヘビー級選手権、セミファイナルでIWGPジュニアヘビー級選手権の、新日本プロレスのこの当たり前をぶっ壊したいと思います(※会場から拍手)。
前哨戦、長く闘ってきましたけど、彼とはどっか同じ方向を向いてるというか、『階級の壁をぶっ壊す』と僕は言ってますけど、それぐらいの気持ちで当日ですね、ジュニアヘビー級というと、どうしても飛び技、身体能力、そういったものにフォーカスされがちですけど、それ以上に、何か伝わる闘いを、魂の闘いを僕はするつもりです。必ずベルトを獲ります」
●(王者)ウィル・オスプレイ選手のコメント
「英語でしゃべってらせてらうよ。まず、KUSHIDAよ、おまえ、俺のIntagramをフォローしてないじゃないか? ちゃんとフォローしてたら、その色のスーツなんて着てこないはずだ。まさか、色がかぶってしまうなんて……。
まあ、そんなことはいいとして、俺が初めてニュージャパンに上がる時、大きな目標を持っていた。それがIWGPジュニアヘビー級チャンピオンになるということだった。そして、そこにはKUSHIDAがチャンピオンとしていた。いきなりスモーアリーナ(国技館=2016年4月10日)でベルトに挑戦して、『ワン、ツー、スリー』を聞いた。
そして次に『BEST OF THE SUPER Jr.』に出場してKUSHIDAに勝って優勝したけど、そのあとにKUSHIDAに挑戦した時は勝てなかった。KUSHIDAに勝ってIWGPヘビー級チャンピオンになったのは、去年の10月、日本デビューしたのと同じスモーアリーナだった。そして今年の『WRESTLE KINGDOM』、そこでKUSHIDAに加えてマーティ・スカル、ヒロム・タカハシも加えての試合でIWGPジュニアヘビー級チャンピオンに返り咲いたわけだけど、直接にKUSHIDAを倒したわけじゃない。
もう1度、シングルマッチでKUSHIDAに勝ってこそ、胸を張ることができる。KUSHIDAとは何回も闘ってきたけど、KUSHIDAの闘いは、ジュニアヘビー級の次の世代のレスラーたちに大きな影響を与えている。KUSHIDAに勝つのは大きな目標であるけど、それだけじゃない。
彼との闘いを通じて、このベルトの意味、そしてジュニアヘビー級の意味、価値を上げるために闘ってきた。その思いは、彼も同じだろう。これからもKUSHIDAとは闘い続けていくことになるはずだ。彼は特別な存在だし、彼とベルトを懸けて闘うというだけで特別なタイトルマッチだ。このフクオカでのタイトルマッチで、ジュニアヘビー級の意味、価値をさらに高める闘いができると信じてる」
■質疑応答
――KUSHIDA選手。これまでの前哨戦の中でオスプレイ選手が新技を出してきました。それを踏まえて、タイトルマッチで一番警戒する部分は?
KUSHIDA「新しい技、4.29熊本で受けました。前哨戦、おたがいに容赦なくウイークポイントを痛めつけるという部分は、もはや小さい問題だと思ってます。新しい技を前哨戦で出したということは、彼も追い込まれてることの意味だろうし、対策も練れますし、ボクも今まで出してなかった部分、すべて腹の底から吐き出す準備を始めます」
オスプレイ「(KUSHIDAの言葉を受けて)あれは自分のオリジナル技、“ストームブレイカー”だ。肩に担ぎ上げて、腕をつかんで頭からマットに叩きつける。彼のサブミッション(関節技)はもちろん警戒してる。KUSHIDAとは過去のシングルマッチはいずれも厳しい闘いだった。彼に勝つために編み出した技。必ずや、トップロープからストームブレイカーを決めて、KUSHIDAをマットに沈める」
※その後、二人は調印書にサイン。ベルトとともに記念撮影、最後は握手を交わしてセレモニーを終えた。
■IWGPヘビー級選手権試合・調印式
引き続き、IWGPヘビー級選手権試合の調印式へ。挑戦者、王者の順で登壇。
棚橋選手には入場テーマ曲に合わせて会場に詰めかけたファンから「GO、ACE!」のコールが起こった。一方のオカダ・カズチカは、どこかクールな表情で静かに着席。
●(挑戦者)棚橋弘至選手のコメント
棚橋「さて、話したいことはたくさんあって、どれから話そうか、考えてました。まず……、このIWGP(ヘビー級)のベルトへの挑戦が2年4カ月ぶりということ。IWGPのチャンピオンだったり、その挑戦者だったり、そういう状況にいることがあたりまえでした、数年前まで。
でも、そうじゃなくなって……なくなってから初めて気づく。それはこのベルトだけじゃなくて、普段の生活だったり、健康だったり、普通に朝ごはん食えてよかったねだったり、今日も1日無事に終わったねだったり、ほんと同じ感覚で、“ああ、ベルトに挑戦もできない”“挑戦する資格もない”っていう状況でね、あらためていま、こうしてベルトに挑戦できるっていうことを感謝してるし、そうやってベルトを巻いていたからこそ、IWGPのベルト、そしてそのチャンピオンにもリスペクトがあります。
ただ……ただ! 記録は抜かれたくない。オカダがV11っていう数字を気にしてないと言ってますけど、V12、V12をはたすのは棚橋でありたい! 俺の記録を抜けるのは、俺しかないない!(※場内に拍手を要求する仕草。それにファンも応える)。ありがとう。盛り上がっていこうよ。
もっと話しますけど、昨日ね、6年前、V12を阻止された棚橋vsオカダ戦、見てました。そしたら、実況・解説が『常識が通じない!』『常識を覆す!』っていうようなことを言ってて、そうかと……。どんどんプロレスファンが増えてきて、棚橋弘至がチャンピオンだったことを知らない人ももちろんいる。だったら、オカダに強いチャンピオンでいてもらって、その常識を覆したい。明後日はこの常識を覆します! 必ず勝ちます。ありがとうございます」
●(王者)オカダ・カズチカ選手のコメント
オカダ「ま、タイトルマッチの2日前ですけど、この調印式にこんだけのお客さんが来て、オカダvs棚橋、すごい気にしているんだなと、注目しているんだなととても思うんですけども、僕は、何も起こらず、僕が防衛すると思います。ま、前哨戦が始まって、最初の方はものたりなかったですけど、少しずつ棚橋も成長したのか、進化したのかわかりませんが、おもしろくなって来たとは思うんですけども、まだ足りない。
明後日、シッカリ、チャンピオンの強さを見せつけて、昨日ですか、大分大会で『IWGPは近い』と言ってましたけども、ま、チャンピオンのデカさっていうのを、明後日、見せて……いや明日でもいいかな? 明日でもシッカリ、チャンピオンの強さ、凄さ、カッコよさ、すべてを棚橋弘至に見せて、4日、勝って。ボクの中ではどうでもいい防衛記録、V twelve(12)、させていただきます」
■質疑応答
――棚橋選手、公式サイトのインタビューでの発言で、『いまのオカダには、かつてのV11の時の自分のような驕りが見える』と発言がありましたけど、前哨戦を闘ってきて、現時点でどういうチャンピオンに見えてますか?
棚橋「前哨戦を闘いながら、オカダと闘うことで、過去の記憶がどんどん蘇ってきて、その記憶とともに細胞も蘇ってきて。引き出してもらいましたよ。ただ、その“驕り”という部分では、これ言わなきゃよかったんですけど、言ってしまったんで……。当時のね、棚橋とまったく同じ状況にはなりませんけど、強いチャンピオンのままの方が倒しがいがあるじゃないですか? 明後日は勝って、蘇りますよ」
――オカダ選手、先ほど棚橋選手から2年4カ月ぶりのIWGPへの思いもありましたけど、過去の棚橋弘至と、今の棚橋弘至を比べて、どのような印象を持ってますか?
オカダ「ん~~。何も変わってない気もしますし、なんなら、前の方がよかったんじゃないかなと思う部分もありますけど、実際、ボクも熱くなってる部分もありまんで、そのへんは今の棚橋弘至が引き出させてくれたんじゃないかなと思います」
その後、調印書へのサイン、記念撮影へ。オカダは記念撮影が終わると控室へ。残った棚橋はエアギターのポーズを取り、ファンからの声援を浴びてから降壇した。
■『濵かつ Presents レスリングどんたく 2018』
5月3日(木・祝)17:00~福岡・福岡国際センター
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※「ロイヤルシート」「アリーナ席」は完売となりました。
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5月4日(金・祝)17:00~福岡・福岡国際センター
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※「ロイヤルシート」「アリーナ席」「1階ひな壇席」「2階指定席」「3階指定席」は完売となりました。
★前売券は全席種完売となりました。当日券は「13:00」より発売いたします。
※前売券が完売のため、当日券は機材設置席を解放し「2階指定席」「3階指定席」を増席いたします。(選手の入場ゲートはご覧頂けませんが、試合はご観戦頂けるお席となります。)
※今大会の当日券はお一人様最大2枚までの販売とさせていただきます。「小中高生券」はご本人様のみへの販売のため、お一人様1枚限りとなります。
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※当日券は販売途中で売り切れとなることもございます。予めご了承ください。