【無料更新!】「初日の注目は飯伏vsCody。ケニーvsペイジは結果がどう転ぶのか…」『レスリングどんたく』を“立ち上げた男”が舞台裏を激語り! 菅林直樹会長インタビュー(後編)!!
いよいよ目前に迫ってきた5.3&5.4『レスリングどんたく』二連戦!
そこで1993年の初開催から同大会の歴史を見つめてきた菅林直樹会長に直撃インタビュー! 後編では歴代の『レスリングどんたく』にまつわる秘蔵エピソードや、今年の福岡二連戦の見どころを語ってもらいました!
■『濵かつ Presents レスリングどんたく 2018』
5月3日(木・祝)17:00~福岡・福岡国際センター
★チケット情報はコチラ!
★対戦カードはコチラ!
※「ロイヤルシート」は完売となりました。
※「アリーナ席」は残り僅かとなりました。
5月4日(金・祝)17:00~福岡・福岡国際センター
★チケット情報はコチラ!
★対戦カードはコチラ!
※「ロイヤルシート」「アリーナ席」「1階ひな壇席」「2階指定席」「3階指定席」は完売となりました。
★前売券は全席種完売となりました。当日券は「13:00」より発売いたします。
※前売券が完売のため、当日券は機材設置席を解放し「2階指定席」「3階指定席」を増席いたします。(選手の入場ゲートはご覧頂けませんが、試合はご観戦頂けるお席となります。)
※今大会の当日券はお一人様最大2枚までの販売とさせていただきます。「小中高生券」はご本人様のみへの販売のため、お一人様1枚限りとなります。
※小中高生券のご購入は、年齢確認のため対象となるご本人様が身分証明書(学生証・健康保険証など)をご提示ください。
※当日券販売は屋外で待機列を形成いたしますので、天候への対策はお客様自身でお備えください。
※当日券は販売途中で売り切れとなることもございます。予めご了承ください。
■印象的なのは1994年の猪木vsムタ。試合中に会場のライトが消えてしまって……
――歴代の『レスリングどんたく』の中で、会長が印象的な大会は?
菅林 そうですねえ……。これは完全に私事なんですけど、95年の大会のチケット発売日が、私の結婚式の翌日だったんですよ。
――なるほど(笑)。
菅林 なので、東京で結婚式をやった翌日に飛行機で福岡事務所に入って、予約の受付をしたのを覚えています(笑)。
――そんな慌ただしさだったんですね(苦笑)。では、具体的な試合ではいかがでしょう?
菅林 94年の猪木さんとムタの試合ですね。あのときは試合中に会場のライトが一部切れてしまって。ムタが場外の設営用のハシゴにぶら下がったら、配線の接続にトラブルがあったみたいなんですけど。
――ムタがハシゴをぶら下がった直後に、急に場内が暗くなったんですよね。
菅林 でも、演出・進行の方がアセりながらも機転を利かせてピンスポットでリングを照らして、結果的にリング上が幻想的な雰囲気になったというか。まあ、担当者としては消えたときに一瞬ゾッとしましたけど(苦笑)。
――アクシデントが功を奏したわけですね。『レスリングどんたく』は01年を最後に09年まで開催されませんでしたが、02年から05年にかけては4~5月のスタジアム興行が福岡ドームから東京ドームに移ったかたちだったんですよね。その後の停滞期を経て、また09年から開催されるようになって。
菅林 その停滞期というのは、『レスリングどんたく』を復活させるところまで考えが及ばなかったですね。まずはいかにして東京のお客さんを増やすか、どうやって月末を乗り切るかというところだったので(苦笑)。
――最近ファンになった人には信じられないかもしれないですが、10年ちょっと前には新日本にそういう時代があったんですよね。当時社長だった菅林会長が選手や社員から辞表を30以上受け取ったそうで(苦笑)。
菅林 37ですね、数えていたのでシッカリ覚えています(笑)。福岡も国際センターにお客さんが入らなくなって、そのあと博多スターレーンになり、さらにアクロス福岡と規模が縮小していって……。でも、徐々に動員が増え始めて社内でも「そろそろ『レスリングどんたく』を開催しては?」という機運が高まってきたので、09年に福岡国際センターで復活をしまして。
――ひさびさの開催について、現地の反応はいかがでしたか?
菅林 お客さんの期待感が伝わってきましたね。会場が小さくなっていた時期は福岡でIWGPヘビー王座戦が組まれていなかったのが、『レスリングどんたく』ではひさびさに実現したので。
――あのときは当時IWGPヘビー級王者だった棚橋弘至選手が後藤洋央紀選手を相手に防衛に成功しました。大会も大盛況になったからこそ、以降は毎年恒例になったというか。
菅林 そうですね、熱のある大会になって。それとプロレスにおいて同じ時期に同じ場所でやり続けるということが、お客さんの立場から見ても大事なことだと思うんですよね。
――『G1』は夏というような季節感ですね。
菅林 ええ。あと、『レスリングどんたく』をやる以前の福岡国際の観客動員記録が、たしかムタと長州さんがやったときなんですよ。
――92年の8月ですね。ムタが長州選手からIWGPヘビーを奪取し、試合後にリング上で消化器をブチまけて。
菅林 あのときは会場から凄く怒られて、リングサイドのお客さんからも苦情が出たので担当としてはたいへんでした(苦笑)。その大会の動員記録を、復活して以降の大会で抜いたんですよ。そのことをうれしく思いつつも、当時の福岡担当としてはちょっとだけ……(苦笑)。
――複雑な思いもある、と(笑)。
菅林 まあ、記録が塗り替えられたということは私しか知らないんですけど(笑)。あと、『レスリングどんたく』のときは雨が多いイメージがあります。本降りじゃなくても開場前に小雨が降ったりと、確実に8割は超えていると思いますね。
――そうなんですね。でも、雨が降っても満員記録が続き、カネの雨が降っているというか(笑)。
菅林 今年はどんな雨になるんでしょうね(笑)。
■オカダvs棚橋の王座戦は、おそらく今後何度も見られるようなカードではない気がします
――では、09年の復活以降の『レスリングどんたく』で印象的な試合は? ちなみにメインの登場回数は今年を含めるとオカダ選手が5回でトップ、次に棚橋選手が3回で続きます。あとはご当地出身の獣神サンダー・ライガー選手がタイトルマッチを組まれる機会も少なくなかったというか。
菅林 福岡国際だとライガーvs青柳もありましたよね?
――90年の6月12日ですね。『レスリングどんたく』ではないですが、ライガー選手が空手家の青柳政治選手との死闘を制して。
菅林 やはり地元凱旋という部分で、選手は一層気合が入るでしょうからね。ライガー選手といえば、KBC(九州朝日放送)で芸人の博多大吉さんとの番組が放送されてたんですよ。
――『獣神☆大吉〜トークプロレス1本勝負〜』ですね。
菅林 KBCだと、いまの福岡市長で元アナウンサーの高島宗一郎さんもライガー選手と『獣神道場』という番組をやっていらして。それらは宣伝効果高く、『レスリングどんたく』への功績は大きいと思います。
――『獣神道場』は98年から02年にかけて放送されていました。高島さんは現在、『レスリングどんたく』では勝利者への特別プレゼンターを務めていらして。
菅林 高島さんはアナウンサー時代に『レスリングどんたく』の実況も担当されていたはずなので、この大会には思い入れを持っていただいているかもしれないですね。(過去の大会資料を見ながら)へえ、BULLET CLUBが正式始動したのも『レスリングどんたく』だったんですね。
――はい、2013年にプリンス・デヴィット選手を中心に外国人選手が結成をして。
菅林 その翌年にBULLET CLUBのAJスタイルズ選手がオカダ選手からIWGPヘビーを取っている、と。あれはインパクトがあって印象に残っています。
――そのBULLET CLUBは現在内紛状態にあり、今年の『レスリングどんたく』の初日では同門対決が行なわれます。
菅林 個人的にセミの飯伏vsCodyには注目してます、この二人は今年のドームでもいい試合をしていましたし、今度はどんな戦いになるのか。あと、メインでケニー・オメガと当たるハングマン・ペイジは凄く急成長してますよね。もちろん、ファンのかたもご存知かとは思いますが。
――たしかに3月のロス大会でのIWGP USヘビー級王座戦(vsジェイ・ホワイト)でもポテンシャルを発揮しました。
菅林 ケニー選手といえどもきっと苦戦するでしょうね。ペイジ選手もビッグマッチのメインを飾るのは初めてなので気合が入っているでしょうし、これは結果がどう転ぶか、ちょっとわからないと思いますよ。
――では、二日目の試合で気になるのは?
菅林 なんといってもメインのオカダvs棚橋ですよね。棚橋選手が時代をもう一度引き戻すのか、それともオカダ選手が防衛記録を更新してさらなる高みに上るのか。
――『レスリングどんたく』が復活した09年にメインを務めた棚橋選手が、11年以来となるひさびさの大トリを飾ります。
菅林 そういう部分で、私も棚橋選手に思い入れがありますので。とは言え、オカダ選手もいままでにないチャンピオン像を築き上げて、現在の新日本を牽引しているので。個人的にこの二人の王座戦は、おそらく今後何度も見られるようなカードではない気がするんですよね。
――今回も16年の1.4ドーム以来、2年4カ月ぶりになります。
菅林 だからこそ、ファンのかたがたにもぜひ見届けてほしいです。あとはセミのオスプレイ選手とKUSHIDA選手の勝負の行方も気になります。KUSHIDA選手はいま、アメリカで凄く人気があるんですよね。3月のロス大会でもそれを再確認しました。オスプレイ選手に関しては、もはや動きがまったく予測つかないというか(苦笑)。
――ルチャ好きの会長から見ても、オスプレイ選手の空中殺法はズバ抜けている、と(笑)。
菅林 しかもこの選手はけっこう、気が強いんですよね。今回は自分からKUSHIDA選手を指名しているので、試合ではかなりの意気込みを見せてくれると思います。
――『レスリングどんたく』二連戦の見所を語っていただきましたが、最後にあらためて今大会を期待しているファンへのメッセージをいただけますか?
菅林 お陰さまで新日本プロレスはリング上の盛り上がりと比例するように、業績も年々成長していますが、その中でも『レスリングどんたく』は復興のひとつの象徴のような大会だと思っています。初の二連戦となる今回も選手たちが激闘を見せてくれるはずなので、どうかご期待ください。
■『濵かつ Presents レスリングどんたく 2018』
5月3日(木・祝)17:00~福岡・福岡国際センター
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※「ロイヤルシート」は完売となりました。
※「アリーナ席」は残り僅かとなりました。
5月4日(金・祝)17:00~福岡・福岡国際センター
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※「ロイヤルシート」「アリーナ席」「1階ひな壇席」「2階指定席」「3階指定席」は完売となりました。
★前売券は全席種完売となりました。当日券は「13:00」より発売いたします。
※前売券が完売のため、当日券は機材設置席を解放し「2階指定席」「3階指定席」を増席いたします。(選手の入場ゲートはご覧頂けませんが、試合はご観戦頂けるお席となります。)
※今大会の当日券はお一人様最大2枚までの販売とさせていただきます。「小中高生券」はご本人様のみへの販売のため、お一人様1枚限りとなります。
※小中高生券のご購入は、年齢確認のため対象となるご本人様が身分証明書(学生証・健康保険証など)をご提示ください。
※当日券販売は屋外で待機列を形成いたしますので、天候への対策はお客様自身でお備えください。
※当日券は販売途中で売り切れとなることもございます。予めご了承ください。