そこで1993年の初開催から同大会の歴史を見つめてきた菅林直樹会長に、この九州地方最大のビッグマッチへの思い入れや秘蔵エピソードを直撃インタビュー!
■『濵かつ Presents レスリングどんたく 2018』
5月3日(木・祝)17:00~福岡・福岡国際センター
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※「ロイヤルシート」は完売となりました。
※「アリーナ席」は残り僅かとなりました。
5月4日(金・祝)17:00~福岡・福岡国際センター
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※「ロイヤルシート」「アリーナ席」「1階ひな壇席」「2階指定席」「3階指定席」は完売となりました。
★前売券は全席種完売となりました。当日券は「13:00」より発売いたします。
※今大会の当日券はお一人様最大2枚までの販売とさせていただきます。「小中高生券」はご本人様のみへの販売のため、お一人様1枚限りとなります。
※小中高生券のご購入は、年齢確認のため対象となるご本人様が身分証明書(学生証・健康保険証など)をご提示ください。
※当日券販売は屋外で待機列を形成いたしますので、天候への対策はお客様自身でお備えください。
※当日券は販売途中で売り切れとなることもございます。予めご了承ください。
――『レスリングどんたく』は今年で通算15回目、そして09年に復活してからは10年連続での開催となります。しかも今年は初の2連戦ということで、93年の初開催の立ち上げから関わりの深い菅林会長としては感慨深いものがあるのでは?
菅林 そうですね。まず、率直に「ああ、もう復活して10年も経つんだな」と時の流れを感じます。2連戦ということに関しては、今回の会場である福岡国際センターで過去にも開催したことがあったんですけど。
――2011年の『G1 CLIMAX』でやられていますね。そのときはまだ新日本プロレスの復興途中にあったというか、動員的に苦戦されたとお聞きしました。でも、今回は現在の新日本人気の勢いを駆って、『レスリングどんたく』二連戦が実現するというか。
菅林 そもそも、以前にもプランとして福岡国際での『レスリングどんたく』二連戦が挙がったこともあったんです。ただ、そのときは会場を借りられるタイミングが合わず、福岡ドームで開催することになって。
――『レスリングどんたく』は09年の復活以前には93年~95年、そして00年と01年に福岡ドームで行なわれているので、時期的に00年の大会かもしれませんね。その後、09年に復活したときは「新日本の復興の狼煙を福岡でもあげよう!」ということで開催されたそうで。
菅林 はい、それから順調に福岡のプロレス熱も高まっていって。私たちが「これは人気が本物になってきたな」と感じるのは、東京・大阪・福岡の集客力なんですよ。そして、いまは多くの会場の収益率が闘魂三銃士時代に匹敵するか、それを超えるくらいのものがありますから。
――福岡国際での2連戦となると、自ずと『レスリングどんたく』生誕の地である福岡ドーム(現・ヤフオク!ドーム)再進出にも期待が高まるのですが?
菅林 そうですね。今回の2連戦もありがたいことに満員になると思われますし、そこはもう「やるか、やらないか」という判断の段階に入っていますよ(キッパリ)。
――そうなんですね! くしくも今年行なわれたプロレス大賞の授賞式で、内藤選手が次の夢として「年間通しての6大ドームツアー」を掲げましたが、新日本は97年(大阪・名古屋・福岡・東京)と01年(東京・大阪・福岡・札幌)には4大ドームツアーを成功させています。
菅林 6大ドームとなると、東京・大阪・福岡・名古屋・札幌・西武ですか。そこは一つの目標としても、とりあえず新日本プロレスとしては、福岡ドームと大阪ドーム(現・京セラドーム大阪)はいつでも開催可能だということは、お伝えさせていただきます。
■93年の初開催のときは半年前に現地で事務所を借りてスタンバイしました
――福岡の話でいうと、そもそも菅林会長は新日本に入社する以前のアルバイト時代から、営業としてこの地区を担当されていたとか?
菅林 ええ。福岡というのは営業にとって、やりがいのある街なんですよね。大都市であり、大きな会場もあって、がんばったぶんだけの手応えが感じられるところなので。土地柄なのか、お客さまも明るいかたが多くて。なので、おそらく今回の営業担当も、大会後にお客さまから「おもしろかったよ」という声をかけていただけると思っています。
――93年に福岡ドームに初進出したときは、それまでスタジアム興行といえば東京ドームのみでしたし、会社としても大英断だったそうですね。
菅林 そうですね、当時の幹部のかたがたが決定して。そのときの営業部長が私一人で営業を担当するのは心もとないということで、サブとして福岡の前の担当と後輩をつけてくれて3人体制になったんですよね。3人でやるというのも初めてでしたし、通常の大会は1カ月半前くらいから準備を始めるのに、このときは半年ぐらい前から現地で事務所を借りてスタンバイして。
――初の試みですし、入念な準備が必要だったわけですね。
菅林 まだ、開催決定が福岡ドームのオープン前だったので、会場に場内の図面を確認に行ったらスタンドの席番も準備できてなかったですから。そのあと、イベント用の図面自体は用意してもらったものの、いざチケットが刷り上がってきたら、それまでの福岡大会の枚数とはケタ違いで(苦笑)。
――まさに何千枚から何万枚というか(苦笑)。
菅林 ただ、非常に心強かったのが当時の坂口征二社長が福岡まで乗り込んできてくださったんですよね。坂口さんは久留米出身で地元への影響力が強くて。たとえばどこの企業の社長さんたちも新日本プロレスにくわしくなかったとしても、坂口征二という名前は知っていましたから。
――坂口さんは元・柔道日本一ですし、福岡が生んだ英雄というか。
菅林 そうなんです。ステージ演出のために消防署や警察署に挨拶に行っても、わざわざ署長さんまで出てきて。KBC(九州朝日放送)も坂口さんの顔利きがあって、何かと宣伝活動に協力してもらえましたし。
――大会成功の裏には坂口さんのご尽力があった、と。
菅林 非常に感謝しています。あと、個人的なことを言わせてもらうと、当時の営業部には諸先輩方がいましたから「今回失敗したら、もう自分にチャンスは回ってこないぞ」と思ってかなり気合が入りました(笑)。
――たとえば一日の営業のスケジュールはどのような感じだったんでしょうか?
菅林 とにかく営業の範囲が広かったんですよ。単純に福岡市内だけじゃなく、県全体になって。しかも通常、福岡で大会を開催するときは九州各地で巡業を組むのを、あのときは福岡ドームのみだったで、他県まで営業の範囲になって。
――新日本が福岡ドームに初進出という部分で、お客さんの関心を引く部分もあったのでは?
菅林 たしか、福岡ドームで野球以外のイベントが行なわれるのが、新日本が二番目だったんですよ。一番目は地元出身の井上陽水さんや武田鉄矢さんたちが集まったコンサートで。だから、お客さんたちも会場自体がまだ珍しく興味があったというか、「福岡ドームを観にいこう」という部分もあったと思いますね。
■大会名を決めるときは「そもそも“どんたく”っていう言葉を使っていいのか?」という話になって
――この『レスリングどんたく』という大会名も印象的です。東京ドームの大会名は何度か変更していますが、『レスリングどんたく』は『G1 CLIMAX』のようにすっかり定着していますよね。
菅林 あれは西日本出身の営業部長が「同じ時期に“博多どんたく”っていうお祭りが行なわれているから」と発案したのがきっかけなんです。でも、最初は「そもそも“どんたく”っていう言葉を使っていいのか?」という話になって。
――商標登録されていないのかということですね。
――「Zondag(ゾンダーク)」がなまったものらしいですね。93年の第1回大会は対戦カードもかなり力が入っていたというか、メインがアントニオ猪木&藤波辰爾vs長州力&天龍源一郎で、猪木さんと天龍さんの初遭遇に注目が集まりました。あとは藤原喜明選手の里帰り参戦や三代目タイガーマスクの正式デビューなどありましたが、なんといっても当時WWF世界ヘビー級王者だったハルク・ホーガンが8年ぶりに新日本に参戦し、IWGPヘビー級王座を保持していたグレート・ムタとのドリームマッチが実現したことが話題を集めて。
菅林 やはりスタートが大事ですから。大会の一カ月前には現地で全カードの発表会見もやりましたし、前日には現地のホテルで前夜祭も開いて。そういえば当時WCWの幹部だったエリック・ビショフさんや向こうの関係者たちが、中洲の屋台でとんこつラーメンを食べてたのを覚えてますね(笑)。
――それも福岡ならではというか(笑)。大会当日はオープニングで開閉式のドームが徐々に閉まっていったのも名シーンでした。
菅林 あのときに場内から大歓声が巻き起こって、屋根が閉まって暗くなった瞬間、リング中央にピンスポットが当たって、マサ斎藤さんが英語で挨拶をしたんですよ。演出もすべてが斬新だったと思います。
――なんでもあの屋根を閉じるのだけで、かなり費用がかかるとか?
――大掛かりですね(笑)。新日本のグッズなどのビジュアルでおなじみの坂井永年さんのイラストを初めて使用したのも、第1回『レスリングどんたく』だったそうで。
菅林 そうでしたね、このイラストで販促用に貯金箱や鉛筆セットも作りましたよ(笑)。昔からのファンは「レスリングどんたく」といえば、あのイラストを思い浮かべる人もいるかもしれないですね。
――第1回大会は、なんと当日券が4,000枚売れたという伝説も聞いています。
菅林 東京ドームでは過去にあるかもしれないですが、地方ではいまだに最高記録だと思います。でも、大会当日に喜びはないんですよ、疲れ果ててしまって(苦笑)。試合が始まったら「アクシデントなく、無事に終わってください」という気持ちに切り替わってました。
――菅林会長は大会当日の試合前、猪木さんに挨拶に伺って闘魂ビンタを食らったそうで(笑)。
菅林 そうなんです、会場前の一番忙しいタイミングで営業部長に「猪木さんにお礼の挨拶に行ってこい」と言われて(苦笑)。それで営業3人で猪木さんの控え室に伺って「おかげさまで満員になることができました」と挨拶をしたんですけど、すでに猪木さんは“闘う人の目”になっているわけですよ。
――大一番を前に臨戦態勢だった、と(笑)。
菅林 それで猪木さんに「よし、歯を食いしばれ!」って言われて、端から順にビンタを食らったんですが、当時はまだ闘魂ビンタが一般的になっていないので、頭はクエスチョンマークだらけで(苦笑)。私以外の営業担当の一人は、「もともと悪かった首が逆に治った」となぜかヘンに感謝してましたけど(笑)。
――ハハハ。会長ご自身の感想は?
菅林 私は「これからやることがたくさんあるのに、一体自分は何をしてるんだろう?」と、ただただ疑問でした(苦笑)。
※インタビュー後編も歴代の『レスリングどんたく』にまつわる秘蔵エピソード、そして今年の福岡2連戦の見どころを語ってもらいます!
■『Road to レスリングどんたく 2018 ~安芸の国 戦国絵巻~』
4月27日(金)18:30~広島・広島グリーンアリーナ・小アリーナ
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※「ロイヤルシート」「1階指定席A」「1階指定席B」「2階指定席」は完売いたしました。
※前売券完売のため、当日券は機材設置席を解放し「2階指定席」を若干数増席いたします(選手の入場ゲートやビジョンは見えにくいですが、試合はご観戦頂けるお席となります)。
※当日券は「16:00」より発売いたします。枚数に限りがございますので、お一様最大2枚までの販売とさせていただきます。
※当日のみ発売を予定していた「小中高生券」も上記の「2階指定席」でのご案内となります。小中高生券は対象となるご本人様が当日券売場で身分証明書をご提示ください。
■『レスリング火の国 2018』
4月29日(日)15:00~熊本・グランメッセ熊本
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※「ロイヤルシート」「アリーナC」は完売となりました。
※「アリーナA」「アリーナB」は残りわずかとなりました。
■『Road to レスリングどんたく 2018』
4月30日(月・祝)18:00~鹿児島・姶良市総合運動公園体育館
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※「特別リングサイド」「1F指定席A」「2F指定席A」「2F指定席B」は完売となりました。
5月1日(火)18:30~大分・大分イベントホール
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※「ロイヤルシート」は完売となりました。
※「指定席」は残り僅かとなりました。
■『濵かつ Presents レスリングどんたく 2018』
5月3日(木・祝)17:00~福岡・福岡国際センター
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※「ロイヤルシート」は完売となりました。
※「アリーナ席」は残り僅かとなりました。
5月4日(金・祝)17:00~福岡・福岡国際センター
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※「ロイヤルシート」「アリーナ席」「1階ひな壇席」「2階指定席」「3階指定席」は完売となりました。
★前売券は全席種完売となりました。当日券は「13:00」より発売いたします。
※前売券が完売のため、当日券は機材設置席を解放し「2階指定席」「3階指定席」を増席いたします。(選手の入場ゲートはご覧頂けませんが、試合はご観戦頂けるお席となります。)
※今大会の当日券はお一人様最大2枚までの販売とさせていただきます。「小中高生券」はご本人様のみへの販売のため、お一人様1枚限りとなります。
※小中高生券のご購入は、年齢確認のため対象となるご本人様が身分証明書(学生証・健康保険証など)をご提示ください。
※当日券販売は屋外で待機列を形成いたしますので、天候への対策はお客様自身でお備えください。
※当日券は販売途中で売り切れとなることもございます。予めご了承ください。
■『NEW JAPAN ROAD』
5月6日(日)17:00~ 愛媛・アイテムえひめ
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※「ロイヤルシート」は完売となりました。