現地時間・11月12日(日)メキシコ・CMLLのアレナメヒコ大会に限定出場したロス・インゴベルナブレス・デ・ハポンの内藤哲也選手、高橋ヒロム選手。
当日の対戦カードは、内藤&ヒロムがルーシュとトリオを結成。マルコ・コルレオーネ&ボラドール・ジュニア&ディアマンテ・アスルの“テクニコ”軍と6人タッグ戦、当日のメインイベントで激突した。
試合はまずテクニコ組が入場し、そのあと本家&ハポンのロス•インゴベルナブレスが堂々の入場する。
リング上では、CMLLではカマイタチとして知られていたヒロムにルーシュが“本家”ロス•インゴベルナブレスのTシャツを渡すパフォーマンス。これによって、リング上でメキシコのファンにも現在、ヒロムはロス•インゴベルナブレスであることをアピールする。
そしてリングアナの選手コール終わりでロス•インゴがテクニコ軍を急襲し試合がスタート。両軍ともに激しい攻防が続く中、ヒロムがディアマンテ•アスールにコーナートップからのダブルニードロップを決めてフォール、さらに内藤がマルコにデスティーノを決めて完全フォール。まず、1本目はロス•インゴ組が先取した。
2本目が始まった直後もロス•インゴ軍が攻勢を続ける。息の合った連携を見せる3選手だが、一瞬のスキを突いてテクニコ組が反撃を開始。だがそこにメキシコのロス•インゴのメンバーであるルーシュの父、ピエローが乱入したことで、テクニコ組の反則勝ちとなる。
運命の3本目が始まったあとも、6選手が一進一退の攻防を展開するが、ディアマンテ•アスールが場外へ転落したヒロムにトペ•スイシーダを炸裂し、マルコが場外の内藤にエプロンを走ってのフライング•ラリアットを爆発!
最後はボラドール•ジュニアとルーシュの2人の一騎打ちとなる。ルーシュは以前よりボラドールをロス・インゴベルナブレスに勧誘していたこともあって、なんとワザとボラドールの足を取って、仰向けとなった自分の胸を踏ませてフォールを取らせる制御不能行動。ここで、3カウントが入ってしまいテクニコ組が勝利した。
この不可解な結果にも、ボラドールはロス・インゴベルナブレスへの加入のそぶりは見せずに退場。一方、試合には敗れたものの、勝敗すら放棄した無法暴走を見せたロス・インゴの3人。最終的に2-1でテクニコ組に凱歌が上がったものの、存在感で圧勝してみせたロス•インゴ軍が、アレナ・メヒコの大舞台でやりたい放題のデモンストレーションを展開した。
■CMLL/現地時間・11月12日(日)メキシコシティ・アレナメヒコ日曜定期戦
【メインイベント 6人タッグマッチ 時間無制限3本勝負】
○ボラドール•ジュニア(C)&マルコ•コルレオーネ&ディアマンテ•アスール vs内藤哲也&高橋ヒロム&ルーシュ(C)×
※2-1でテクニコ組の勝利
※(C)はキャプテン
●1本目
○高橋ヒロム(コーナーからのダイビングニー) ディアマンテ•アスール×
○内藤(デスティーノ)マルコ•コルレオーネ×
●2本目
○テクニコ組(反則勝ち)ルード組 ×
※ピエロー乱入による
●3本目
○ボラドール•ジュニア(足を乗せてフォール) ルーシュ×